今回紹介する高校は市川工業高等学校です。

基本事項

1943年創立
第2次大戦中に創立された歴史ある公立高校です。
通称：市工（いちこう）
公立
共学
3学期制
所在地：千葉県市川市平田3-10-10
JR総武線、都営地下鉄新宿線「本八幡」駅徒歩7分、京成線「京成八幡」駅徒歩7分でアクセスできます。JRと京成が選べることで、千葉県内各地から通学しやすいですよ。
偏差値：45（高校受験ナビ）
コース：建築科・機械科・電気科・インテリア科

学習面

授業形態

学科ごとに専門性の高い授業が行われます。数学や英語といった科目よりも、専門科目を重視している点が、市川工業高校のカリキュラムの特色です。

クラス分け

1年次から学科別にクラス分けが行われます。1年次でも専門科目が多数取り入れられていることから、学科ごとに時間割が大きく異なります。

指導方針

市川工業高校は、「研学愛理」、「互助信頼」、「自主明朗」を校訓としています。優秀な技術者を養成することを目的とし、高い専門性を身に着けさせることが目指されています。とはいえ、専門科目の授業ばかりに取り組むのではなく、文化祭をはじめとする各種行事も実施しています。生徒1人1人が個性を生かしながら専門技能を習得できるように指導が進められているのです。

特別授業

市川工業高校では、希望者を対象にセブ研修を行っています。国際理解を深めるほか、英語力を養うこともできますよ。専門知識の習得もさることながら、グローバル化が進む現代では英語で専門分野における会話を行う必要が出てくることも考えられます。高校生のうちに海外研修を行うことで、専門分野で必要な英語力の土台を築くきっかけが生まれますよ。

また、防災教育も行われています。市川氏の実情について理解を深め、地域の防災に対する意識を高めることが目指されています。

特に力を入れているポイント

市川工業高校では、各学科において専門技能の習得に力を入れています。進学を希望せず、卒業後は就職する生徒が多いことから、仕事の現場で役立つ知識や技術を身に着けることができるのです。座学だけではなく実習授業も積極的に行われるため、意欲的に専門分野の授業を受けることができますよ。

年間行事

1学期

球技大会

校外学習（2年、3年）

2学期

修学旅行（2年）

市工祭（体育の部/文化の部）

3学期

予餞会

2017年度入試情報

前期

募集人数：前後期計240人（機械科80人、電気科40人、建築科80人、インテリア科40人）
入試形態：一般
前年度（2016年度）倍率

機械科：1.31倍、電気科：1.70倍、建築科：1.03倍、インテリア科：0.83倍

学科によって倍率が大きく異なります。

選考方法：学力検査（5教科）、調査書、個人面接、適性検査

千葉県公立高校の学力検査では、国語に聞き取り問題があります。英語のリスニング問題も出題されます。各教科とも50分の500点満点で評価されます。面接は80点満点で、志望動機や中学校生活について問われるほか、受け答え等の態度などが評価の対象となります。40点満点の適性検査では志願学科に応じた課題が出題されます。