はじめに
地下鉄東西線 新さっぽろ駅から徒歩2分、JR新札幌駅から徒歩5分、武田塾新札幌校です!
12月になり、いよいよ冬本番となりましたが、体調は崩されていないでしょうか?
受験生はもちろん高校生の皆さんにとってこの季節は体調管理が大切です。
学生にとって忙しいこの冬を充実させるために体調にはくれぐれも気を付けましょう!!
突然ですが、皆さんは英文法対策としてどのような参考書を使っていますか?
ある程度文法の基礎が固まってきたこの冬、より高度な文法を学習するために新しく少し難しい参考書を使い始めたい、しかしどの参考書を使ったらよいかわからないという方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は受験生からよく寄せられる「○○と△△という参考書、どちらの方が良いか?」という禁断の質問の中で特に多い「『Next Stage』と『関正生の英文法ポラリス』どちらが良いか?」についてお答えしていきたいと思います。
尚、この記事は
『大岩の一番初めの英文法【超基礎文法編】』、『肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本』をはじめとする講義系参考書が終わり、
本格的な文法の勉強に入る際に『Next Stage』と『ポラリス』のどちらを選ぶべきか悩んでいる方を想定しています。
この内容は武田塾公式YouTubeチャンネルでも詳しく解説されていますので、ぜひ下記の動画と併せてご覧ください。
結論!高校1・2年生は『ポラリス1』で決定!迷う余地なし!!
結論から言うと高校1・2年生には『ポラリス1』の使用をおすすめします。
この根拠として、『ポラリス』シリーズは、冊子自体は薄いが解説が充実していて、詳しい解説の下問題演習に入れるため『大岩の一番初めの英文法【超基礎文法編】』からの橋渡しがスムーズだから、という点が挙げられます。
『Next Stage』は文法用語が多めであるため、基礎的な文法参考書終了後に取り組もうと思っても意外とわからないことが多いです。
また、『Next Stage』は問題ありきでの解説であるため、問題を解かなければ解説の意味がありません。
それ故になかなか英文法の勉強に手が伸びず、ついには英文法自体を嫌いになるという人もいます。
このような点で『Next Stage』はこのような解説の有無だけではなく、上位層の到達点がある分、初学者にとっては難しい部分が多いです。
それに対し『ポラリス』は全体的に『Next Stage』より易しめで取り組みやすいため、最低限の文法を押さえることができます。
ボリューム的にも初学者にオススメです。
志望校が高い(早慶・旧帝大レベル)場合
志望校が早慶や旧帝大等レベルの高い大学である場合、『ポラリス1』から『ポラリス2』または『Next Stage』、場合によっては『ポラリス3』のような参考書に進むと良いでしょう。
次の参考書に進むタイミングとしては英文法に関して知識不足だと感じた時に追加しましょう。
日大レベルを基準の一つとし、日大レベル突破時点でやり始めるというやり方でも良いと思います。
『ポラリス1』でレベル上げしなくても良いのか?
英語で最も大変なのは単語を覚え、文法を押さえ、基礎をきちんと固めていく段階です。
そこから英文解釈に入り、長文を読んでいくと少しずつ英語が楽しいと感じるようになりますが、特に英文法を鍛える段階が辛いと言われています。
実際、『Next Stage』等のような参考書を解くのはつまらない、英語は後回しにしようと思う人は少なくないと思います。
それならば、短期間で基礎の文法を終わらせてすぐに解釈へと移行した方が得策です。
そして文法には「解釈に必要不可欠な文法」、「文法問題のための文法」という全く異なる用途がありますが、実際に長文問題で問われる文法に難しいものはめったに出てきません。
最終的に受験で勝負になるのは長文だからです。
難解な文法は「文法のための文法」でしかない部分が多く、必要に応じて学習するだけで十分です。
さらに、センター試験で出題されていた文法問題が共通テストでは廃止になったように、最近の入試傾向は全体的に難解な文法知識ではなく、読む力を試す形式にシフトしています。
優先順位をつけ、まずは最低限必要な基礎文法を身に付けましょう。
そして難関大を目指す人は『ポラリス2』、『Next Stage』、『Vintage』、もしくは『ポラリス3』を追加して、後から文法知識を補いましょう。
とにかく高校1・2年生は早く基礎最低限の文法を覚えきってください!
早く文法を覚えきり、解釈や長文対策に移る方が、難しい文法参考書に手を出すことより大事です。
『ポラリス』はモチベーションアップにもつながる
これまで「『ポラリス』は比較的易しく、早く終わらせられる」ことを強調してきましたが、実はこの特徴が、知識の定着や入試における優先順位を考慮した学習を促すだけではなく、モチベーションアップにもつながります。
『Next Stage』等は部活や他の強化の勉強に追われる高校1・2年生が英語に割けられる勉強時間に対して量が多いです。
最初の方の文法をもう一度やるために、途中まで行って最初に戻るということが起こりがちだと思いますが、これを繰り返すと一周終わらせるのに3か月から半年以上かかってしまいます。
その状態では序盤の同じところを何度も繰り返しているだけになってしまい、永遠に完璧になりません。
つまり分厚い参考書より薄い参考書に変えて終わりが見える勉強を行った方が大切であるということです。
また、最近の高校1・2年生の傾向として「ネクステ沼」にはまっている人が多いです。
『Next Stage』『Scramble』は学校で配られやすい参考書ですが、厚く難しいためなかなか終わらず、沼にはまったような状態に陥りがちです。
「沼った!」と思ったらこれらに固執せず、『ポラリス』のようなすぐ終わる参考書に移行するのも一つの手です。
たとえ『ポラリス』に移行したとしても、学校で出題される『Next Stage』系の小テストにも対応できるため一石二鳥だと思います。
『ポラリス』を一冊終わらせ、基礎を完璧にすることが大きな一歩になるのでぜひ取り組みましょう!!
まとめ
「『Next Stage』と『ポラリス』どちらが良いのか?」という質問の解答はズバリ『ポラリス』です!
『ポラリス1』は薄く、終わらせられる目標が立てやすいため、即解釈に移行できる点で文法問題集として最適と言えます。
難関大志望なら『ポラリス2』 『Next Stage』 『Vintage』もしくは『ポラリス3』を追加して知識を補いましょう。
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