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【数学】第2弾!高校3年生必見!数学ってどう勉強したらいいの?

いよいよ受験勉強が本格化・・・しかし・・・

石山500

こんにちは、武田塾新宮中央校講師の石山です!

 前回、高校1・2年生向けに数学の勉強法について、「予習」の観点から紹介させていただきました。黄金のサイクルを確立させるためにも、少しずつでもよいので続けてほしいと思います。まだ読まれていないという方は以下のURLから記事を見に行こう!

https://www.takeda.tv/shinguchuo/blog/post-195399/

 今回は高校3年生向けに数学の勉強法についてお話ししていきます。また、文系・理系で授業の進度等も違うと思うので、それぞれの立場からご紹介したいと思います。

 さて、高校3年生のみなさん、

 ・今からやっても、もう間に合わないな・・・

 ・数学の勉強をするときだけはやる気が出ない・・・

 ・苦手な単元が多すぎて、どこからやればいいかが分からない・・・

このようなことを思ったことはありませんか?

このような悩みを持った高校生はとても多いのではないかと思います(私もその1人でした)。

 この記事を読むことで、これからの受験勉強生活においての数学の勉強法が分かり、共通テストや入試でも得点源にすることができます

 武田塾では、正しい勉強法、志望校合格までのルートについてお話をさせて頂きますので、勉強の仕方でお困りの方は、是非一度無料受験相談にお越しください。

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 さて、3回にわたって数学の勉強法についてお話ししていきますが、今回は第2弾です。文系・理系に分けて、私や私の友人(承認済み)が高校生の時の体験談を入れながら紹介させていただきます。3年生向けとは言っていますが、もちろん1・2年生のみなさんも参考にしてくださいね。

【文系】【理系(数学Ⅲを履修していない人)】のみなさんへ

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 3年生になり、数学Ⅰ・数学A・数学Ⅱ・数学Bの全範囲の演習が本格的に始まっていると思います。しかし、この段階で数学が苦手な人からすると、現在の学校の授業についていくことが一苦労なはずです。文系とはいえ、共通テストで数学は使うわけですし、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・Bを合わせて200点の配点なので、苦手だとしても5~6割は確実に得点しておきたいところです。

 また、私の友人(文系の人)に「この問題はこう解いたらいい」などのように短絡的に考えている人が多数いました。

 ・問題集の解き方を丸暗記したが、定期考査では数値が変更されて、解き方が分からなくなった(頭が真っ白になる)

 ・定期考査では点数が取れるが、模試では点数が取れない

 ・例えば、接線の方程式の求め方を理解することができたのに、時間が空いてもう一度解いてみると、解けなくなっている

このような経験ありませんか?

もちろん、「この問題はこう解いたらいい」というのは悪いことではありませんが、同じ数値、同じ問われ方、つまり1パターンで共通テストや二次試験で出題されることはありません。しっかり理論や原則をおさえなければ対応できないのです。

 実際に私の友人も定期考査前の勉強では、問題集を使って、「この問題はこの公式さえ使えばいい」「あの問題は解けるから見ておくだけでいいだろう」というような感じで、サラッとしか見直しをしていませんでした。結果として、定期考査本番では出題方法が変更されていたため、対応することができず、満足のいく点数を取ることができませんでした。模試でも各大問の⑴は解けるものの⑵以降からはまったく太刀打ちできないという状況でした。

 よくありがちなことですよね。では、これからどのような勉強をしていくとよいのか。以下の順序でご紹介します。

 ①7~8月の2か月で、基礎を定着し直そう!

 ②①で定着させたことを使って、過去問や問題集を用いながら1問1問を丁寧に演習せよ!

①7~8月の2か月で、基礎を定着し直そう!

 1学期ももうすぐ終わろうとしており、夏課外があるとはいえ、7・8月は自分だけの時間が増えます。この期間を利用して、もう一度、数学ⅠA、数学ⅡBの基礎(教科書の例題レベル)を徹底的に復習しましょう。数学ⅠA、数学ⅡB、それぞれ1か月ずつあれば復習することができます。どの問題集を使うとよいのかは、やはりこれです!

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基礎問題精講!!

この参考書は本当によいです。数学Ⅰ・A(五訂版)は149題、数学Ⅱ・B(五訂版)は170題の例題があり、基本問題からやや難しい問題まで幅広い問題が収録されています。この参考書の使い方について説明します。

1.精講を読む

 各例題に「精講」という欄があります。ここには、公式の証明や重要ポイント等、例題を解くにあたって必要な知識の詳しい説明が書かれてあります。例題を解く前にしっかりと読んでおくことで、必ず助けになりスラスラと解くことができるようになります。

2.例題を解く

 例題は「精講」の重要ポイントをそのまま活用することができるような構成になっています。「精講」に書かれてあったことを参考にしつつ、理論や原則を理解しながら解くことで、確実に知識が定着できるようになっています。

3.何も見ずに、例題を解く

 1度解き、解説まで読んだら、例題を何も見ずに解けるようになるまで繰り返し解きなおしましょう。何も見ずに解けるようになったということは、「自分自身の知識として習得することができた」と言っていいでしょう。また、繰り返し解いていれば、自然と導出・計算過程を覚えていくものです。

 しかし、この繰り返し行うことがなかなか難しいものです。最初のうちは1題だけでも集中して解くような形もありです。少なくとも1日に1つの知識を習得できるようにしましょう。また、勉強の取り掛かりが遅いという人は、「5分だけでもやってみるか」という感じでやってみてください。1問を解き始めると5分どころか、20分経過していたりして、意外と集中するものですよ(人間の脳はこのようなつくりになっています。休憩時間にゲームをしようとして、気がつけば1時間経過していたなんてことありますよね。これと同じです。勉強も同じようになります)。

 本当にきつい人は1日1題でも大丈夫です。必ず1日に1回は数学の勉強をするクセをつけていきましょう

4.演習問題を解く

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 例題を何も見ずに解けるようになったら、演習問題に挑戦してみましょう。例題で習得した知識をフル活用して解いていきます。これが大事です。1つの問題(問われ方)に対して1パターンの解法だけでは対応できないと言いましたよね。この演習問題を解くことで、1パターンの解法だけにとらわれることなく、思考力を働かせて問題を解くことができるようになります。

 あとはこのこと(1~4)を7~8月の2か月を使って繰り返し行うだけです。先ほども言いましたが、本当に苦手な人・きつい人は1日に1題でもいいんです。勉強をするクセをつけておくことで、2学期に入って、さらに演習量が増えたとき、「あのときやってよかったな」と思える自分が必ずいますよ!

 私の体験ですが、7~8月にどれだけ勉強できるかが、やはりカギだと思っていました。私自身、1度に多くのことをすることはできなかったし、苦手科目、苦手分野が多数あったので、「夏が終わるまでに苦手分野を半分以上克服すること」を目標に日々勉強していました。学校で扱う問題集の復習で手一杯だったので、少なくともその問題集を完璧になるまで繰り返し解いていました。時には友人に説明を聞いてもらったりして、インプットとアウトプットもバランスよく行っていました。この繰り返して行うことが改めて大切だと思うようになり、私は1回解いて終わりではなく、最低でも3回は解くようにしていました。1人1人の時間の使い方は違うでしょうから、自分のスケジュールに合わせた学習計画を立てられるようになることも大事なことですよ!

② ①で定着させたことを使って、過去問や問題集を用いながら1問1問を丁寧に演習せよ!

 7~8月にかけて基礎の復習を徹底的にやったら、あとは演習を繰り返していくだけです。学校で扱う問題集を完璧にするのも良いですし、それが楽々と解けるのであれば別の参考書を1冊買って演習を積むのも良いでしょう。ただ、注意すべきことはむやみやたらに参考書を買って、完璧に仕上がっていないのに次々と参考書を使ってしまうことです。この方法では習得できることが半減されてしまうので、せっかく出会った問題ですので、次同じような問題に出会ったときに必ず解けるような状態になってから、次のレベルの参考書に進みましょう。

 また、この時期になってくると志望大学も定まっている頃ですよね。演習を重ねるとともに志望大学の過去問を1年分だけでもよいので、解いてみましょう。過去問分析をすることもかなり重要なことです。過去問の取り扱い方については、第3弾でお話ししたいと思います。

【理系(数学Ⅲを履修している人)】のみなさんへ

 ここからは、理系で数学Ⅲを履修している人向けのお話しになります。私も数学Ⅲを履修していたので分かることですが、

 ・難しすぎて、計算量が多すぎて、どうにかなる・・・

 ・数学ⅠA、数学ⅡBの演習をする時間がない・・・

このようなことを思っている人が多いでしょう。私もその1人でした。学校の授業でもひたすら数学Ⅲの勉強で、自宅でも数学Ⅲの予習だけで1時間はかかっていたくらいです(私は面白いと感じていたので苦ではなかったですが・・・)。私の学校は11月末まで数学Ⅲの授業で12月と1月だけがセンター試験(当時18歳)の演習でした。放課後課外でも演習をする時間はあったものの、それだけは満足に補えるわけでもなく、むしろ不足している状態でした。つまり、数学Ⅲを履修している人は、数学ⅠA、数学ⅡBを演習する時間が、文系や数学Ⅲを履修していない人に比べてはるかに少ないので、その分、自学力が求められることになります。また、数学Ⅲの単元は、数学ⅠA、数学ⅡBの内容と密接にかかわっていますよね。

 ・式と曲線→2次関数(数学Ⅰ)、図形と方程式(数学Ⅱ)

 ・複素数平面→平面ベクトルおよび平面ベクトル(数学B)

 ・極限と微分法と積分法→指数対数関数(数学Ⅱ)、微分法と積分法(数学Ⅱ)

ざっくりと数学Ⅲと対応している単元を書いてみましたが、かなり多くの単元と結びついていますよね。また、別の視点から考えると、数学ⅠA、数学ⅡBの理論等を正確に理解しておかなければ、数学Ⅲには対応ができないことも意味します(もちろん無くても解ける問題は多少ありますが)。

 では、どのような勉強法が効果的なのか。やはり、これなんです。

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基礎問題精講!!いや~、万能ですね(笑)

基本的な使い方は先ほど述べたとおりですが、数学Ⅲはあらゆる単元と関わっているわけです。例えば、数学Ⅲの複素数平面の復習をしているときに、数学Ⅲの知識だけでは足りないと感じたなら、数学Ⅱの複素数平面や数学Bのベクトルの単元を見返すなど、数学ⅠA、数学ⅡBの基礎問題精講から対応する問題を探し出すことで、基礎・基本を再度復習することができます。ただ数学Ⅲの知識だけを取り入れるのではなく、数学ⅠA、数学ⅡBの知識も含めながら勉強を進めてほしいのです。この対応をうまく活用することができれば、数学Ⅲだけでなく、数学ⅠA、数学ⅡBの復習もすることができ、一石二鳥です!私もやっていましたが、復習する問題数が多くなるとはいえ、同時に復習することができるので効率よく学習を進めることができました。みなさんも、ぜひやってみてください!!

最後に・・・

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 第2弾では、高校3年生向けに文系と理系に分けて数学の勉強法についてお話してきましたが、1つだけ注意してもらいたいことがあります。それは、第1弾・第2弾でも同じことが言えるのですが、

ご紹介している勉強法や、他の人のやり方を鵜吞みにして、そのまま真似して勉強をしないこと! です。

 学校行事の1つに、3月に合格者体験談というようなものはありませんか。そこでは、合格された先輩方の勉強法等を聞くことができるよい機会ですね。ここでも同じことが言えます。

 ・あの先輩がこの方法でやっていたから、私(俺)も同じ方法でやろうかな

 ・この勉強法で合格できるんだ!私(俺)も真似しよう

合格した人の勉強方法を聞くと真似したくなりますよね。ですが、三日坊主で終わってしまった人がいるのではないでしょうか。あくまで紹介している人の生活リズムや理解度であるからこそ、その勉強法が成立するのであって、1人が1人が同じ生活をして、同じ理解度であるはずがないですよね。

 つまり、何が言いたいのかというと、紹介してもらった勉強法を自分なりの工夫や変更を取り入れて、自分だけの勉強法にしてほしいのです。自分自身の勉強のやる気や理解度は自分だけにしか分かりません。勉強も同じです。学習したことを自分の言葉で説明することができて、初めて理解したと言えますよね。勉強法についても、自分なりの工夫を入れながら、効率よく進めていきましょう。

 

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