こんにちは、武田塾 新安城校です。
今回も『シリーズ各教科の学習方法』
をご紹介したいと思います。
第四弾は【古文】です。
古文は共通テストでしか
使わない方もいるかもしれません。
その中でもできるだけ
現代文や社会科目を優先して
勉強したいと考えていらっしゃる方へ
古文をできるだけ効率の良い
進め方、参考書などを
紹介していきたいと思います。
古文の考え方と進め方
古文はおおまかに
単語 ・ 文法 ・ 読解
の３つに分けて勉強していきます。
このどれか一つが欠けても
点数が取れなくなりますので、
バランス良く覚えていきましょう。
今回の記事では
それぞれにおススメの参考書を
紹介していきます。
１．単語
古文単語には英語と同じように、
複数の意味をもつ単語がでてきます。
古文が苦手な方は
単語や文法をあまり完璧にせずに
一通りまずは終わらせて、
早めに読解に進むと良いと思います。
できるだけ早く読解の感覚を
掴むのがコツです。
『古文単語 ゴロゴ』 『古文単語３１５』
古文単語を覚えるにあたって
おススメの参考書が上２冊と、
『古文単語３３０』の１冊です。
「古文がとにかく苦手」という方には
ゴロゴがおススメです。
ゴロ合わせで面白可笑しく、
イラストや例文付きで勉強する事ができます。
古文単語参考書で【３１５】【３３０】
という数字の似た参考書があります。
【３３０】の方は範囲は広いのですが、
やや堅めなレイアウトに仕上がっていて
とっつきやすいのは【３１５】の方です。
２．文法
単語の意味は文法次第で
変わってきたり、現代語とは
違った意味を持つこともあります。
文法は、単語と同時進行で
まずは一周勉強しましょう。
上でも書いたように
完璧にしようとしなくても大丈夫です。
『古典文法スピード・インプット』
武田塾御用達の文法参考書で、
古文が苦手という人にもおススメです。
覚えるべき内容や重要ポイントが
分かり易くまとめられており
区分ごとの演習問題でしっかり
覚えられているか確認できます。
こちらには著者である佐藤先生の
講義動画も付属してきます。
問題を詳しく解説してくれるので、
紙面よりも理解しやすくなっています。
３．読解
ここでは、事前に学習した
単語と文法を用いて読解しながら
確認する為の参考書を紹介します。
単語や文法に比べると、
記述やマークなどの実践問題を
総合的に色々なテーマで触れていくので
難易度は高くなっています。
『古文読解 多読トレーニング』
文法の項目で紹介した
「古典文法スピード・インプット」の
続きにあたる参考書です。
多読とあるように、
物語・日記・紀行・随筆・説話と
多様なテーマ３０作品で構成されています。
上記の参考書と同様、講義映像が
同封していますので、
わからない問題の解説や解き方も
紙面だけではなく動画で確認
することもできます。
『岡本梨奈の古文 ポラリス』１・２
現代文でも紹介している
ポラリスの古文版です。
１で基礎、２で標準のレベルですが
基礎のレベルでセンター７割
中堅の私立国公立クラスなので
やや難易度が高めです。
実践問題集ではありますが
「解説イントロダクション」など、
解答へのアプローチの解説が
非常に詳しくのっています。
基礎・標準と続いていますので
必要最低限のプロセスで
古文をモノにしたい人に向いています。
まとめ
古文においては、テーマや
文章ごとに読解にアプローチする
方法が多様です。
単語・文法・読解を
前者から無理に完璧にしていかず、
単語・文法をまず一通り触ったら
早めに読解にも取り掛かってください。
読解の感覚を掴みつつ
単語・文法の参考書を一冊一冊完璧に
していきましょう。
今回は最後に「夏だけタケダ」のご案内です
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