こんにちは。武田塾新安城校です！
今日は受験数学にセンスなんか必要ないというお話をします。
元ネタ：入試で数学0点取った僕からすれば受験数学にセンスは必要ない
僕は後期二次試験(名工大)で数学満点を取って合格した。
合格通知から数日後、得点開示が送られてきた。数学の欄を見ると
ー数学 400点
人生がかかってる受験で、満点を取った。
しかも、受験者合格最高得点で首席合格した。
そんな僕だからこれだけは言える。
ー受験数学にセンスは必要ない
いやいや、満点とったお前が何言うとんねん
とツッコミを入れられてしまいそうだがちょっと待ってほしい。
たしかに僕は受験本番で数学満点を取って合格したが、
周りと比べるとそこまでできたわけでは無く、大学受験の勉強で数学の偏差値がかなり上がったのだ。
今日はそんな僕の経験を踏まえ、数学にセンスはいるのか問題について自分なりに書いてみようと思う。
残念ながら数学の偏差値を上げる方法はシンプルである。
とにかくじっくり時間をかけて問題と向き合い、
どこが分からなかったかを洗い出し、解説を見て、自分で1から解けるようになるまで復習する。
この繰り返しに尽きる。
特別なことは何もいらない。
私自身も
「図形問題とかひらめきなんじゃなかろうか」と思ってた時期もあるけど、
結局「進研ゼミでやった奴！」となるかで解けるか決まる。
「センスが必要」と思わされた時点でその教育法は間違っています。
前提：数学の問題を解くのにはいくつかのステップが存在する
数学は問題を解くのに幾つかのステップが存在し、
それに則っていくことで最後の解や証明へとたどり着きます。
また、数学の問題には（１）（２）と分化できないほど細かいステップもたくさん含まれています。
一つの公式だけで解ける問題というのは受験レベルではほとんど存在しないでしょう。
このことを前提として頭の中においてください。
個々のステップの解き方は暗記科目
解答を見たときにややこしかったり難しく見えたりするのは
問題全体を個々のステップに分けて単純化することが出来ていないから。
所謂「ひらめき」というものは、問題を解くときにこのステップをすぐに見つけることを示しています。
そして見つけたステップを解くとき、
あるいはそれがステップであることを認識するためには公式や解法などの知識がなくてはなりません。
これが数学における「暗記」が必要とされている点です。
数学は暗記か、ひらめきか。 以上のことからその問に対して筆者はこう答えます。
「暗記した解法をどのタイミングで使うか、それをひらめくのが数学の問題を解くということなのだ」
「ひらめき」も暗記することは出来る
センスがない人は諦めなきゃいけないのか。そんなことはありません。
「ひらめき」も暗記することは出来ます。
問題演習を多く積むことによって
「こういうタイプの問題にはこの解法が使えることが多い。それで駄目ならこの解法」
といった「方針の暗記」をしてしまうのです。
センスのある人には劣るかもしれませんが、泥臭く積み重ねた問題数に物を言わせる。
これこそがセンスのない人の数学の戦い方です。
調子に乗って大学への数学を購読したり、数学オリンピックの問題に挑んでも意味無いです。
それは数学が得意な人のすることです。
余計なことは考えずに
予習→授業→復習
を愚直に繰り返せば点数は上がっていく。
武田塾の参考書ルートの場合
参考書→参考書→参考書
を愚直に繰り返せば点数は上がっていく。
大体の受験問題の大半は典型問題の応用です。
参考書でやったことを完璧に理解していれば合格点はまず確保できます。
あとはほかの科目でカバーすればいいだけのこと。
数学満点、他全部3割の人は、全部5割の人に勝てない。
数学が苦手な人は典型問題を完璧にして、あとは英語とか理科に力を注げばいい。
理科も基本的に勉強法は数学と同じだ。むしろ覚えることを覚えてしまえば数学より簡単に点は上がる。
数学が苦手な数学を得意にするのではなく人並みにまでできるようにしたら他を頑張るのがいいだろう。
参考書をたくさん買うのは失敗する受験生の典型例なので闇雲に買うのはオススメ出来ない。
あくまで基本は学校、予備校のテキスト。もしくは武田塾の参考書ルートだ。それを完璧にしてから次に進もう。
今回はこんな感じで僕の体験談を書いた。
ただこれは受験数学に限った話である。
やはり周りには本当の天才みたいな人がいて、
彼らは常人にはとても思いつかない方法で問題をものすごい速さで解く人に会ってきた。
僕はそういう天才型ではないので、地道に自分のレベルに合った参考書をやってきた。
皆さんの参考になれば幸いです。
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中学と高校の勉強ってどう違うの？？
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