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【高3】受験勉強の直前期に“やるべきこと”と“やってはいけないこと”

みなさんこんにちは!武田塾志木校講師の佐野です!

 

高校3年生の方は、いよいよ直前期に入りましたが、

「やるべきことと、やらなくていいこと」をきちんと意識して

勉強出来ていますか?

 

この時期は、

「やるべきことをやる」時期、と言うだけでは少し言葉が足りません。

やらなくていいことを見極めて、やるべきことだけをやる時期です。

 

そこで今回は、

「直前期にやらなくていいこと&やってはいけないこと」

についてお話します!

 

そもそもやらなくていいことってどんなこと?

多くの場合、

「やらなくていいこと」とは、

「これもやっとこうかな・・・」と

不安な気持ちから手を出してしまうことです。

 

どういうことかというと、

直前期になると、「念のため」これもやっとこう、

と色々なものに手を出してしまうことがあります。

 

「まだ勉強が足りてない!」という焦りから、

周りの人の声や「やっておいた方がいい」とよく言われる参考書、

入試に関わらない分野のことに異常に敏感になってしまいます。

 

焦りから念のために取り組んでいることが、

不安を解消するためだけのものになってしまっていたら、

それはやらなくていいことかもしれません!

 

一方で、同じ「念のため」であっても、

取り組んできたことの完成度を、より高める

ということには大きな価値があります。

 

直前期に、

10%、20%の完成度のものを新しく増やして

少しでも点数を上げようとしてしまう人がいるかもしれませんが、

直前期の勉強では、

もうすぐ100%の完成度になるものは確実に100%に仕上げて、

すでに100%のものは120%にすることを意識してください!

 

「絶対にやってはいけないこと」はどんなこと?

直前期では、

やらなくていいこととは別に、絶対にやってはいけないことがあります。

 

それは、

「志望校合格に直接的に結びつかないこと」です。

 

そんなの当たり前だよ!と思うかもしれませんが、

意外と直前期に志望校合格に直接的に結びつく勉強を出来ている人は、

それほど多くはないと思います。

 

なぜなら、

適切なやり方で、

問題演習や過去問演習に取り組めているとは限らないからです。

 

例えば、

過去問演習に取り組んでいて、

「全然出来ない、もっと難しい参考書とかやった方がいいのかな?」

と思っている方はいませんか?

 

難しい過去問をできるようになるために、

さらに難しい参考書に取り組む、というのは、少し安直な考えです。

 

難しい参考書に取り組むことで、

自分にとって分からないところを増やすことになってしまいます。

 

というよりもむしろ、

これまでやってきた参考書や分野の中で、

完成度の低いところ、分かっていたつもりで実は理解していなかったところ

探して、できることを増やしていってください!

 

絶対にやってはいけないこと~生活習慣編~

やってはいけないことは、必ずしも勉強面に限りません。

むしろ、直前期で大切なことは、

生活習慣の維持とメンタルの管理です。

 

直前期はよく、最後の追い込みだと言われます。

確かに最後に追い込みをかけられるのは直前期になりますが、

私は実質的な最後の追い込みの時期は直前期の少し前、

10月や11月だと思っています。

 

なぜなら、

追い込もう!と意識してしまうことで、

普段通りの落ち着いた状態を維持できず、

過度に緊張してしまったり、体調を崩してしまったりするからです。

 

また、これまで話している通り、

直前期は新しい勉強に取り組むのではなく、

これまでやったことを振り返る、総清算の時期です。

冷静に勉強する必要があるのはこれまでと変わりません。

 

焦りから生活習慣が崩れるほど遅い時間まで勉強したり、

普段なら休んでいたタイミングで休まずに勉強してしまったりして、

疲れを貯めてしまうと本末転倒です。

 

疲れが蓄積した状態では、

本番でいつもの実力を発揮できないおそれがあります。

 

気持ちが緩んでいる人は引き締める必要がありますが、

そうでない人は引き締め過ぎないよう注意してください!

 

直前期は何を優先したらいいの?!

ここまで、

やらなくていいことや、

やってはいけないことについてお話してきました。

 

ですが、

「何をすべきかは分かってるけど、

やるべきことが多くて何を優先したらいいのか分からない!」

という方もいるでしょう。

 

これは国公立志望なのか私立志望なのかでも変わってきますが、

全員に共通して言えるのは、

実際の入試問題から引き算して、

やらなければいけないことを見つけるのが大切だということです。

 

直前期で意識しなければいけないことは、

一言でいうと数字です。

 

過去問を解いてみると、自分が一定してある程度は取れる

得意な設問や、苦手な設問が見つかってくるでしょう。

 

目標得点を設定して、

それに近づけるための最短ルートを自分で見つける必要があります。

 

苦手な設問箇所ではあと2割以上取る、

得意な設問は絶対に落とさないなどと目標を決め、

普段の勉強にそれを取り入れて、取り組むことを絞りましょう。

 

「これをやったらいい、あれをすべき」

ということを耳にして、

自分はどうしたらいいのか戸惑うかもしれませんが、

直前期は、受ける大学の問題や受験計画に応じて、

人によってやるべきことは全く異なります。

 

なので、優先すべきことは何かというと、

自分自身を最優先した勉強をすることです。

 

現役生であれば、

学校で問題演習や講習があるかもしれませんが、

そこで最大限の力を発揮できなくてよいです。

 

出来る部分を糧にして、

出来ないところを一つずつ出来るに変えていくことが、

直前期の勉強です。

 

過去問演習も、

第一志望の大学の問題だけ解けばいいという訳ではありません。

過去問の出来に応じて普段の勉強スケジュールを調整し、

強みを最大限活かすことを意識してください!

 

全力で応援しますので、あと少しの期間を頑張りましょう!

 

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