こんにちは、武田塾志木校校舎長の石黒です!
受験生の皆は、勉強頑張っているかな?
まだ始められず「いつから始めよう…」なんて悩んでいる人がいたら、
今日から始めましょうね!
さて、今日書く記事は、模試の上手な使い方について。
この時期に模試が近づいてくると、間違った行動を取ってしまう生徒を時々見かけます。
無駄な勉強をして意図せず合格までの遠回りをしてしまわないために、
この時期の模試はどのように活用するべきなのかを確認しておきましょう。
「模試に向けて勉強する」ことは意味が無い!
武田塾の生徒さんでも、模試の日程が迫ってくると、
「模試が近いから勉強しなきゃ…」という人が必ず出てきます。
中には、そのせいで武田塾の宿題が上手く進まなかった…、なんてことも。
そんな時、私は多くの場合、「目先の模試のための勉強は意味が無いからやらないで良いよ!」と言います。
ただ、勿論、全ての人が模試に向けて勉強する意味が無いということではありません。
この記事を読んでくれている人の中で、
「受験範囲の基礎固めを一通り終えたので、いよいよ過去問対策に入るところです!」
という段階まで勉強が進んでいる人はどのくらいいるでしょうか。
そこまで勉強が進んでいる人なら、いよいよ実力を試すために模試で高得点を狙いにいくのもOKです。
しかし、恐らくは多くの方がそこまではまだ進んでいないと思います。
そもそも、模試(=模擬試験)は、難易度に多少の差はあれど、
基本的には「大学入学共通テスト」など、入試の本番を想定して作成されているもの。
入試問題は、基礎固めをやっている段階で高得点を狙えるほど簡単ではありません。
当然、入試問題を想定している模試の問題も同じなわけです。
そもそも、そのような時期に模試を受ける目的は「点数」を取ることではないのに、
「模試対策」に時間を費やしてしまうこと自体がナンセンスなのです。
この時期はなんの為に模試を受けるのか?
では、そもそもこの時期に模試を受ける意味は無いのかというと、そういうことではありません。
この時期に模試を受ける理由は、ズバリ
自分の現在地を把握して、今後の勉強の計画を立てるためと言えます。
そのために、「本番で何点取れるか」ではなく、
「模試が終わった後のアクション」に意識の重点を置きましょう。
では、どのようなアクションを起こしていけば良いのでしょうか?
模試の有効活用~勉強計画を立てるために~
模試が終わった後、まずは解けなかった(間違えた)問題を、
「現段階でも解けたはずの問題」と「現段階では解けなくても仕方ない問題」
に分けることから始めます。
計画を立てるにあたって、このふたつではアプローチの仕方が変わってくるからです。
では、その二通りに対するアプローチについて見ていきましょう。
「現段階でも解けたはずの問題」に対するアプローチ
これは、言い換えると、ここまで勉強してきた知識や技術を持って解けたはずの問題ということです。
これを間違えたり解けなかったりした場合は、その原因を分析し、対応する必要があります。
例えば、単純にやった内容を忘れてしまっていたなら、復習する必要がありますし、
覚えているのに解けなかったのであれば、出題の形式に対する回答の出し方を確認する必要があります。
「現段階では解けなくても仕方ない問題」に対するアプローチ
こちらは、まだ勉強していない範囲などが該当しますね。
こちらに関しては、解けなかったこと、点数を落としたこと自体は全く気にする必要はありません。
ただ、模試を受けることによって、
自分はどこまで勉強を進めていて、どこからはこれから勉強しなければいけないという
自分自身の立ち位置を認識するきっかけとなります。
あとは、それを受験本番までの残り期間と照らし合わせて、
いつまでにどこまで進めるかという長期スパンの計画を立てることが必要です。
模試を見直す中で、二通りの「やるべきこと」が見えてきましたね!
これが模試の後の勉強の指針となるわけです。
目先で結果を出すために一夜漬け的に勉強してその結果に一喜一憂するのではなく、
たった一回の本番で最大の結果を出すことを見据えて「今やるべきこと」をしっかり認識し、
模試を最大限活用しましょう!!
=============================================
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
あなたもできる武田塾「逆転合格の勉強法」を教えます
⇒必勝勉強法はこちら
もっと詳しく知って逆転合格したいあなた
⇒志木校の無料受験相談のご予約はこちらです♪
—————————————————————–
志木・新座・朝霞・ふじみ野・和光市・板橋の逆転合格専門塾・予備校・個別指導塾【武田塾志木校】
〒352-0001
埼玉県新座市東北2-31-7 新座コアビル3階
(東武東上線志木駅より、徒歩1分)
TEL:048-487-7997
Mail:shiki@takeda.tv