こんにちは！武田塾志木校の松島です。
前回に引き続き、今回は受験準備講座第⑤回！
「一冊の参考書を仕上げる基準」についてご説明します。
これからの受験勉強の中で知っているか知らないかで、一年後の結果が大きく変わる大事な内容なので、
ぜひ参考にしてみてください。
↓↓↓↓↓↓↓↓今回参考動画です↓↓↓↓↓↓↓↓
“一冊を完璧に”の定義とは！？
一冊を仕上げる基準とは...
結論からハッキリ言うと武田塾の定義している「一冊を完璧に仕上げる基準」は、
『"正しいやり方"で全問正解できる参考書を、"脳内"に作り上げること』です。
言葉だけではわかりにくいと思うので、
英単語を例に挙げながら詳しく説明していきます！
一冊を完璧にできた良い例
使っている英単語集の"全ての単語"で一語一訳を1秒以内に言える状態が
武田塾の定義する「一冊が完璧である」という状態です。
つまり過去に1000語載っている英単語集をやっていた場合は、
現在も1000語の意味を、最低一つの訳は素早く答えられる状態です。
一冊を完璧にできていない悪い例
「単語帳を3周した！」と言っていても…
・訳を思いつくのに時間がかかる単語がある状態
・単語帳を終わらしたつもりになっていて、実は最後までやっていない状態
・やる時間を基準にしていて、覚えられていない本末転倒な状態
・一回完璧にしたけど、放置して忘れてしまっている状態
などは、一冊を完璧にできていない悪い例です。
一冊を完璧にするために注意して欲しい点
過程より”どれだけ完璧であるか”を重視する
先ほど挙げた悪い例にように、
・「この参考書を○周やったから…」
・「この参考書を使って進めているから…」
・「全単語10回ずつ書いたから…」
というように過程を重視することは意味がありません。
・「この単語帳のテストをして100%答えられる！」
・「この数学の参考書からどの問題が出されても解ける！」
というようにどれだけ完璧な状態であるのかを重視して参考書を取り組みましょう。
科目によって正しいやり方が異なる
ここで指す"正しいやり方"は、
「どの参考書を使うか」や「どうやって暗記するか」ではなく、
"正しいゴール"を指しています。
例えば数学であれば、
ただ単に解法を暗記するのではなく、
「なぜその解法でなければならないのか」を知っている上で
参考書の問題を完璧に答えられる状態を目指さなければいけません。
この"ゴール"を見誤ると勉強が結果に結び付いてきません。
必ず各科目で正しい"ゴール"を見据えて勉強しましょう。
復習をする
いくら完璧にしても、人は忘れていってしまうものです。
学んだことを受験本番で生かすためには必ず復習をしなければいけません。
先ほど述べたように武田塾の指す「一冊を完璧にする」というのは、
"受験本番に"という意味も含んでいます。
受験本番で学んだことを活かすために、
必ず復習を行いながら、先に進んでいきましょう。
最後に…
なぜ一冊を完璧にする必要があるのか？
例えば1000語中900語覚えている人は、得点も9割が取れると思いますか？
答えは“ノー”です。
英語長文の問題を解くとき、
「単語帳一冊を完璧に出来ている人」と「そうでない人」との間では、
結果が大きく違ってきます。
完璧に出来ていない人は、内容を正しく把握できないため、
突拍子もない解答にたどり着いてしまったり、
意味を知らない単語がキーポイントになってくる問題では答えが分からないため、
得点を取ることが非常に難しくなります。
また、入試本番では、
単語帳を一冊完璧にしたとしても、
多くの場合、長文の全ての単語が分かるというわけではありません。
そんな中で、"一つの英単語"や"一つの数学の解法"が合否を分けることは、
実際起こりうることです。
むしろ受験では、完璧から遠い人間からふるい落とされていきます。
なので"一冊を完璧する"ことは、
試験本番で合格するために"一番必要なこと"であり"一番の近道”でもあるのです。
次回は...
次回【第⑥回】は「勉強時間を確保するには？」です。
「忙しくて勉強できない」
「勉強する気があってもサボってしまう」
「勉強を長く続けられない」
こんな悩みを持つ方は参考にしてみてください。
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