みなさん、こんにちは!
武田塾滋賀守山校です。
秋になり、過去問に取り組む方も、出てくるのではないでしょうか。
そこで今回は、過去問の取り組み方について書いていきます。
これから過去問演習や、予想問題集に取り組む方は必見です。
最強の過去問の取り組み方
まず認識として持っていてほしいのですが、
過去問はひたすらやれば、勝手に合格点を取れるようになるというものではありません。
なぜなら過去問と同じ問題は本番では出ないからです。
あくまでも過去問は傾向(その大学が好む分野・問題形式や難易度・制限時間など)をつかむためにあるということを念頭に置いてください。
~実際の取り組み方~
まず覚えておいてほしいのは、過去問演習をするときはその後に弱点を埋める復習をすることもセットにしなければ点数向上はないということです。
そのために自分の実力を分析し、弱点や現状の課題を発見しやすくする点数との向き合い方を考えましょう。
具体的には以下の3つの点数を必ず記録してほしいです。
①本番と同じ時間制限で取れた点数
②その後解説を見ず、時間オーバーして取れた点数(どれだけの時間オーバーしたのかも記録)
③解説を見た後、このくらいは取るべきだったなという点数
(見た・やったことのある問題などを落とさなければ、ケアレスミスをしなければ、などタラレバで計算した点数)
①本番と同じ時間制限で取れた点数
①は今本番だとして、現状の実力で取れる点数です。
この点数が合格平均くらいの人はすでに合格圏内ですが、そんなにうまくいっている人はとても少ないと思います。
なので、①が取れていなくても、今はそこまで落ち込む必要はないです。
最終的には①を合格点(基準は合格平均、間に合わなければ合格最低)に引き上げるのが過去問演習をする上での目標です。
②その後解説を見ず、時間オーバーして取れた点数
②は時間制限を無視して解いた点数なので、現状の自力で解く力を一番正確に表してくれるものです。
しっかりレベルに合った参考書を完璧にした後であれば、②の点数は合格点に達していてほしいです。
逆に取れていない場合、参考書に戻ります。
合格点が取れている場合には問題点は時間だけなので、解いた時を振り返って「ここで時間をかけすぎたな、〇〇をして次回はスピーディにこなそう」「ここに時間かけすぎて他の大問に手がつかなかったな、〇〇の時間配分にしよう」など考え、〇〇に当てはまる対策を見つけましょう。
また、受験直前期に時間が足りないという場合には経験を積んでスピードアップすることができないので、後者の時間配分を特にしっかりと考えるようにしましょう。
例えば「5分を、解けるか怪しい5点問題に使うのであれば、簡単な2点問題2つに使おう。最後に時間が余ったら見直しをしてそれでも余ったら5点問題やろう。」など与えられた時間内で可能な限り合格点に近づける方法を模索しましょう。
例の5点問題のように、自分が合格点を取るためには解けなくても問題ない問題(捨て問)も存在します。
つまり大問1の(1)から順々にすべて解く必要はありません。
合格点が取れていない場合はまず②の点を合格点に引き上げるために頭を使います。
その大学のレベルの参考書がしっかりとこなせていれば合格点に達するはずです。
その前提で不足項目をあぶり出しましょう。
例えば英語であれば、「長文は取れているけど文法問題の語法の部分が全く取れないな、文法の問題集の語法やり直そう」など分かる限り詳細な対策を考え、過去問の後に時間を取って対策しましょう。
ここの部分ができていないのに毎日過去問をやって数をこなしているだけという例が非常に多いです。
③解説を見た後、このくらいは取るべきだったなという点数
③はそのテストで自分が取れるかもしれない限界、いわばポテンシャルを計れます。
③が合格点に達していない場合は、過去問は少し早いかもしれません。
このまま続けると理解が追いつかず、答えの暗記になってしまう可能性があります。
土台となる参考書に必ず抜けがあるので、分野などをある程度絞った上で参考書に戻りましょう。
理系科目や英文法などでよくありますが、③は高いけど②との差が非常に大きいという場合、インプットは十分できている(解説が理解できる)けれども、その知識がアウトプットできないという状態です。
普段の演習中考える癖がなかったり答えをすぐ見たりする人がこのケースに当てはまりがちです。
この場合は自力で解く力を鍛えたいので、普段の演習中も「初見だったらここに自分で気づかないといけないな」など想定したり、初見問題に対していつもより考える時間を取ったりして、とにかく『自力で』『初見なら』をキーワードにして普段の学習に取り組みましょう。
最強の過去問の取り組み方を教えます!|武田塾滋賀守山校 まとめ
いかがでしたでしょうか。
①②③がどんな点数なのか意味を考えると自ずと課題が見えてくると思います。
この記事を読んでくれた方は、ただ漠然と過去問を解くのではなく、上記の①②③がどんな点数なのかをしっかり把握し、その後の勉強に活かしてください!
今回のブログは以上です。
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