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東京都公立高校受験について紹介を始めます!!
東京都公立(都立)高校の入試制度
【一般入試】
学力検査(入試)と内申点(中学校の)合計で合否が判定されるものです。多くの高校では学力検査は5教科を課していますが、一部の高校では3教科で判定することもあります。その他に面接や作文を課す高校もありますが多くはありません。
肝となるポイントは”学力検査”と”内申点”の比率なんです!!この比率は各高校が設定できます。7:3が一般的ですが、4:6もあります。大きな違いですよね。
中学の内心は高いけど当日の入試は不安だな・・・という方は内申点の比率が高い都立高校の方が合格しやすくなるという訳ですね!これは作戦をしっかりと立てる必要があります!
【推薦入試】
都立高校の推薦入試は”一般推薦”と”スポーツ特別推薦”の2種類があります。
推薦入試の場合は基本的には学力検査がないことが特徴ではありますが、何かしらの一芸に秀でている必要があります。
一般推薦:面接は原則あり。中学校発行の内申書、作文、小論文や実技試験などを総合的に判断して合否が決定します。
スポーツ特別推薦:こちらも面接は原則あり。実技試験や実績をメインで判断して合否が決定します。
一般推薦・スポーツ推薦はどちらも一般入試より早い日程となりますので、出願時期や出願書類の準備には注意が必要です!
調査書とは
調査書って何?と思う方が多いかと思いますが簡単に言えば”中学校での成績(9教科)”をまとめたものだと思って間違いありません。
開封厳禁!と言われるのは”データの改ざん”をできなくするためです。保護者の方が誤って開封してしまうと再発行しなければなりませんので注意が必要です!
東京都では対象となるのは中学3年生の成績です!(各都道府県で対象学年が違いますので各都道府県の教育委員会HPで確認しましょう)
ここでややこしくなるのが素内申と換算内申の違いです。
内申とは?換算はどうすれば良いの?
内申(5段階成績)がオール5の場合、9教科あるので5×9教科=45となります。ここまでは皆さんご存知かと思います。
この数字を「素内申」と言います。
ただ東京都ではこの素内申をそのまま入試では使いません。東京都の定める換算法によって計算をします。
東京都のポイントは5教科(国・数・英・理・社)と実技4教科(技家・保体・美術・音楽)の換算が異なる点です。
5教科に関しては単純に各教科の内申(5段階)を足し算しましょう。
実技4教科に関しては特殊で、素内申を2倍した数字となります。
分かりにくいかと思いますのでAくんを例にしてみましょう!
Aくん
国語 4 数学 3 英語 4 理科4 社会 4 =19
技家 3 保体 5 美術 3 音楽 5 =16×2=32
合計51がAくんの換算内申となります。
9教科オール5の生徒は5教科5×5=25、実技4教科4×5=20×2=40 合計65がMAXの換算内申となります。
※学力検査で3教科を課している高校では5×3=15 その他6教科×5=30×2=60 合計75がMAXとなります。
学力検査で実技4教科は全く使わないから授業もテストも頑張らない!なんてことは絶対にダメだとお分かりいただけましたか?(笑)
調査書点の計算方法(超重要)
さてここが非常に重要となります。
東京都は原則学力検査と内申点を7:3という比率で設定しています。
1000点満点(例外あり)で合否を判定しますので
1000点満点→学力検査700点:内申点300点となります!
学力検査は一般入試当日の出来によって変動するものです。ただ・・・
内申点は入試前に分かるのです!!
要は自分自身の内申点を計算し、入試当日の目標点数を知ることができる訳ですね!!
Bくん
志望校が武田高校(架空)で合否ボーダーが700点とする。
成績がオール3だった場合・・・
3×5教科=15 3×実技4教科=12×2=24 換算内申39(65が満点)
こちらの換算内申39を調査書点(300点満点)に換算します。
39(換算内申)÷65(換算内申MAX値)×300(調査書点MAX)=180点
このような計算となり、Bくんは180点を保有した状態で入試本番を迎えます!
それでは当日の目標点数ですね!
700点(ボーダー)- 180(調査書点)=520点
520点×5(教科)÷7=371点(端数は切り捨てたい)
5教科の試験で371点を取れば合格ボーダーに達します!!
5教科÷371点=約75点を各教科取ることができれば合格の可能性がグッと上がります!!
事前に目標点数と合格可能性が確認できるので出願前に必ず自分自身の点数を把握しておきましょう!!
難関都立高校の合格ボーダー
※参考サイトにより偏差値は変動します。
難関都立高校上位8校をまとめたものです。
内申はオール5に近い数字が必要になりますので、高校入試だけでなく中学定期試験や提出物なども努力が必要となりますね。
高校入試対策~勉強法~
【国語】
長文を正しく読む。解答を正しく導くという能力が必要なのは言うまでもありませんが意外と意識は難しい所です。普段の勉強でも意識してほしいのは「段落ごとの要約」を自力で考えてみるクセをつけましょう!段落ごとの要点を掴めていれば後は選択肢の間違い探しです。そこまで苦戦することはないでしょう。要約を立てられるように意識すると解説を見ても反省を見つけやすくなります。
主観で解答を導くのは危険です。客観的に文章を読み理解すること。設問も同様です。抽象的な表現で読みにくい文章があっても段落ごとの理解を深めれば意外と解きやすくなりますよ!
【数学】
まずは中学1・2年生の単元を理解することが重要です。難しい問題もありますが1・2年生の単元が理解できていれば6割は取れるでしょう。平面図形や空間図形で苦戦する方は解法のイメージが掴めていないケースが多いです。図形問題では友達に自分の言葉で説明し、友達に理解させられるかという意識を持って解説を理解しましょう。解ければOK!で終わると問題が若干変わったときに解けなくなります。頭の中で式が展開できるようなるまで反復練習をしておきましょう。
【英語】
中学教科書の単語は80%は理解しておく必要があります。英検では準2級レベルの単語を覚えることができていれば良いでしょう。単語が理解できておけばまずは長文を読めるようになります。差をつける為にも品詞の使い分け、主語の見分け方、受動態、時制は理解を深めておくと正しく文章が読めるようになります。速読力やリスニング力を向上させるためにも日頃から音読するクセをつけておきましょう。後々大学入試でも絶対に役立ちます。
【理科】
生物はまずは基本知識の暗記で問題ありません。教科書をしっかりと覚えましょう。
物理は実験をイメージできているかで正答率に差が出ます。力学分野がいかに完成しているかも重要なポイントで、あまり物理が得意ではない人は得意な友達や、学校の先生に説明してもらうと良いかもしれません。勿論自力でも説明できるように演習して理解は深めましょう。
【社会】
やってはいけないのが歴史分野を一問一答形式(問題を見て単語を答える)でしか勉強しないことです。単語の暗記には限界がありますので”時代”人物”事件”などを喋れるようにしておきましょう。目指すは「歴史オタク」になりたいところです。教科書で流れを抑えておくことが非常に重要となります。知識をくっつけて覚えていくこと。
地理は資料問題を読み解けるかがポイントです。融合問題を出題しやすいのであまり地理の知識がなくとも解ける問題もあります。高得点を狙う場合は教科書理解を深めましょう。教科書が満遍なく理解できておれば比較的得点源となります。
高校受験の全てを紹介します【入試・内申・偏差値・調査書・勉強法】まとめ
武田塾渋谷校でも指導していますが、勉強は自己満足で終わることのないように「結果」を意識した勉強をしましょう。
人に説明して理解させられるか?そこまで深く解説を理解できている受験生はそう多くはありません。
勉強は意識の違いで大きく成果に差が出ます!
高校受験は作戦が非常に重要となります。
塾や学校の先生など、頼れるものは頼るようにしましょう!
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