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こんにちは!武田塾渋谷校講師の後藤です。
今回のブログでは、受験生必見の「大学入学共通テスト」についてお話していきたいと思います!!
出願が既にはじまっていますのでまだの人は早急に準備してください!!
武田塾渋谷校でできる対策についてもお伝えしますので是非最後までお読みください!
大学入学共通テストとは??
既にご存知の方も多いと思いますが「大学入学共通テスト」について簡単に説明したいと思います!
「大学入学共通テスト」とは、来年(令和3年度)から施行される、「センター試験」に代わる新たな試験のことを言います。
大学入学共通テストの実施日は、
令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施期日: 令和3年1月16日(土)、17日(日)(※新型コロナウイルスによる学業の遅れが認められた場合の措置有)
と発表されています。
当初の予定では従来のセンター試験とは大きく異なる、記述式による設問が作られる予定でしたが、昨年(令和元年12月17日)に導入の見送りが決定されたことはニュースでも大々的に報じられていましたね…!
では一体これまでのセンター試験と何が変わったのでしょうか!?
簡単に言うならば、
①従来のセンター試験に比べて難易度があがる
②英語の出題傾向が大幅に変更された
③各科目ごとに出題範囲等に修正が加えられた
という3点にまとめることができます。
まず①の従来のセンター試験に比べて難易度があがるということですが、大学入試センターによるプレテストにおける目標平均点は
なんと5割!
これまでのセンター試験の目標平均点が6割であったことに比べると難易度が上がっていることが分かると思います。
もちろん、これにあわせて従来のセンター利用入試も変わります。
新たな「共通テスト利用入試」は各大学が記述式導入見送りによって現在対応中ということなので、詳細が出次第またお伝えしたいと思います!
ここからは②・③について、大きく変わった科目と対策方法を具体的に見ていきましょう!
英語
これまでのセンター試験から最も大きく変更されたのが「英語」です。
大学入試センターによると、
大学入試英語成績提供システムの導入延期に伴う「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストの出題教科・科目の出題方法等及び大学入学共通テスト問題作成方針について」に関しては、
発音、アクセント、語句整序等を単独で問う問題を出題しないことについては、英語教育の観点から大学入学共通テストの導入を機に改善を図るものである。
今回、英語のリーディングとリスニングの配点を均等にした趣旨は、高等学校学習指導要領が英語4技能のバランス良い育成を目指していることを踏まえたものであることから、変更しない。
(独立行政法人大学入試センター公式ホームページより引用)
としており、形式がらっと変わったことがわかると思います!!
簡潔にまとめると、
従来の区分であった「筆記」・「リスニング」から
「リーディング」・「リスニング」に変更され、従来は配点が200点・50点のところ、100点・100点に変更されたということです。
図にまとめると下のようになります!
また共通テスト試行調査の段階では問題形式を変更しており、1月29日付で新たに変更されたものも加えると下記のようになります。
<筆記[リーディング]>
授業における主な言語活動を念頭に、明確な目的や場面、状況の設定を重視することとし、授業でディベートを行う準備として記事を読む問題(第2問B)やグループでプレゼンテーションをするための準備として記事を読む問題(第5問、第6問A)などを出題した。
<リスニング>
実際のコミュニケーションや言語の使用場面をより一層反映することを重視することとし、複数の学生寮についての説明を聞き、自分が考えている条件に最も合う寮を判断して一つ選ぶ問題(第4問B)や、ゲームに関する意見を聞いて、話者の立場を判断する問題(第6問B)などを出題した。読み上げ回数については、基本的にB1程度の力を求める問いにおいては1回読みとした。音声については、多様な話者による現代の標準的な英語を使⽤する。
となっておりこれまでのセンター試験に比べて大きく変化しています。
リスニングにおける多様な話者による読み上げとは、試行段階ではネイティブスピーカー以外による読み上げが行われていたため、似たような傾向になる可能性は高いと思われます。
さてそんな英語ですが、これまで皆さんが様々な模試を通して新試験の対策をしてきた中で一番の悩みはこれではないでしょうか。
「すべて読みきることができない。。。。」
「リスニングがやばい。。」
実際武田塾の生徒も時間内に終わらせることができないという悩みを持っている人は多いですし、リスニングは得意不得意が点数に大きく現れてしまっています…!
では具体的にどんな対策をすべきなのか。
武田塾で行う対策は・・・
これまでと変わらず、「一冊の参考書を完璧に」という勉強を行うことです。
つまり文法も単語も熟語もこれまで通りべんきょうしてください !
もちろん「文法がなくなったんだから、文法は勉強しなくていいんじゃない?」と思う人もいると思います。
ですが、英語を学ぶ上で
「①単語 ②熟語 ③文法 ④構文 ⑤長文」という順番を崩してしまうと、受験に必要な「英語を読んで理解する力」は身につかないと思います。
強いて共通試験のみに着目して対策をするならば、構文解釈に力点をおいて勉強した上でどんどん長文を読むことだと思います!
全大問が長文読解になる以上必須になってくるのが「速読力」です。
速読の際に肝になってくるのが単語力と特に構文把握の力になるので、参考書や塾の学習などで意識的に鍛えると良いと思います!!
もう一つの鬼門であるリスニングに関してはとにかく耳を慣らすことです。
単語帳や熟語帳についているCD音源やセンターリスニングの過去問をつかうなどしてとにかく英語の発音に慣れると効果的です!
加えて「メモ」力も鍛えておくと点数が伸びやすくなると思います!
長文のリスニングなどではなかなか全ての内容を把握することは難しいと思います。とにかく早いし設問にも答えなければならないし…
そこで聞き取れた内容や単語をなぐり書きでもいいのでメモするようにしてみてください!
設問によっては2回読み上げられるということも最大限利用して、1回目で解く設問を決めて、2回目でメモと照らし合わせながら確認するやり方もおすすめです!
詳しい勉強方法はこちらの動画も参考にしてみてください!!
国語
国語のは記述式導入が見送られたことで、これまでのセンター試験と比べて形式的な変更点はありませんが、設問の内容が多少変わる可能性があります!
大学入試センターの方針を抜粋すると
近代以降の文章(論理的な文章、文学的な文章、実用的な文章)、古典(古文、漢文)といった題材を対象とし、言語活動の過程を重視する。言語を手掛かりとしながら、与えられた情報を多面的・多角的な視点から解釈する必要がある。大問ごとに固定化した分野から一つの題材で問題を作成するのではなく、分野を越えて題材を組み合わせたり、同一分野において複数の題材を組み合わせたりする問題も含まれる。
となっており、より論理的な読解をする必要のある設問が増える可能性が出てきたのです。
具体的にはプレテストにおいて、選択肢の中から複数の解答を選ぶ設問が新たに加えられました。
従来は正しい選択肢を一つ見つけることができさえすれば、残りの選択肢は理解できなくても正解をすることができました。
しかし、導入が検討されている「すべて」選ぶ問題では、仮に正しい選択肢を1つ見つけたとしても、これをもとにほかの選択肢の正誤まで判断することはできません。
つまり、すべての選択肢の正誤をそれぞれ吟味することが正答を導くのに必須となり、断片的な知識のみでは得点することができなくなるということになります。
そこで求められることは、一つ一つの学習を確実に自分のものにしていくことだと思います。
簡単な読解問題から初めて次のことを意識しながら勉強すると効果的だと思います!
①本文が読めるのではなく解っているか
②選択肢はすべて根拠を持って答えることができているか、本文と照らし合わせて考えられているか
③本文の要約をすることができるか
の3点です。
自分にあった参考書をつかいながら、これを意識した勉強をするだけで共通テスト対策を兼ねながら、国語本質的な学習をすることができるようになると思います。
武田塾では「ルート」というものを作り、個人にあわせた参考書学習を行っています。
今どのレベルの文章なら解くことができるのか、足りない力はなにか、ということがすぐに分かるように組まれているのでより効果的に学習を進めることができると思います!
国語の共通テストに関しては下の動画で参考書も紹介されているので合わせてご覧下さい!
数学
数学も記述式の導入が見送られたことにより、形式だけを見ればあまり変化はありませんが、国語と同様に設問の内容が変更される可能性があります!
大きな変更点として以下の 点が挙げられます。
まず、数学も国語と同様に複数の正解を選ぶ設問が追加される予定です。
2つ目の変更点としては、
従来のセンター試験では数学や理科において大問の前半での誤答により、以降の問題の計算がずれてしまい誤答となってしまうことで、大量失点の原因となることがありました。
そこで試行調査においては「問1で選んだ数値が誤答でも、問2でその数値から正しく計算した結果得られる解答も正答とする」という採点方法が取られました。
つまり問1で間違えても、問2で必要な計算が論理的に行えていた場合は得点になるということです!!
これにより大問の前半を必要以上に慎重に解いて、時間を使いすぎることがないような配慮が行われ、心配せずに後半の問題に取り組むことができるようになりました!
3つ目の変更点としては、
センター試験より大幅にページ数が増加し、複数の資料や会話文、登場人物の考えた問題解決の方法が示され、必要な情報を読み解くという新傾向の設問が追加されています。
知識的には非常に簡単なものが多いですが、思考方法がこれまでとは異なることからプレテストでの正答率は低かったようです。。。
4つ目としては数学Ⅰ・Aの解答時間が従来の60分から70分に変更されたことです!
時間が変更されたことで、具体的にどのように設問に影響が出るかは今のところ分かっていませんが、変更点の3つ目にもあげたような新傾向による解答時間の延長の可能性もあります…!
他にも細かな変更点はありますが、数学で問われている基本的な力もほかの科目と同様に、これまでと変わりません!
二つ目の変更点として挙げた採点方法も、計算ミスにより導かれた誤答を問2からはリカバリーできるというだけで、ミスをせずに完全に解答できるに越したことはありません。
基本的な計算力や、解答の導き方を勉強することが「共通テスト」の数学を乗り切る秘訣になると思います!
数学の勉強方法は下の動画を参考にしてみてください!
共通テストにむけて「今」できることとは
いかがだったでしょうか!
ここまで細かく「大学入学共通テスト」についてお伝えしてきましたが、これから受験をむかえる皆さんが「今」できることとは、
「これまでとは変わらず基礎・基本を大切に勉強を続ける」とだと思います!
確かに傾向が変わっていたり、難易度が上がっていたりと、現行のセンター試験とは異なるため形式に慣れる必要はあるかもしれません。
ですがこのブログでもお伝えしたように、私大の試験や国公立の試験は変わらずに行われますし、問われている力そのものに変わりはありません。
武田塾として行う対策も
「一冊の参考書を完璧に」というこれまでと同じ勉強です。
傾向の変わった今だからこそ、自分の勉強は変えずに、更なる力をつけていけると良いのではないかと思います!
新たに変更された点についてはこちらの動画も参考にしてみて下さい!!
このブログだけでは伝わりきらないことも多いと思います!
なにかわからないことや不安なことがあればぜひお気軽に無料受験相談にお越し下さい!!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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