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集中力向上のための正しい昼寝!誤った昼寝は健康状態にも影響が⁉

 

こんにちは、武田塾新発田校です!

 

皆さんは勉強中の休憩時間をどのように過ごしていますか?

携帯を見る、身体を動かす、寝るなど様々な方法があると思います。

中でも、お昼寝は多くの人がしているのではないでしょうか。

そこで、今回は『お昼寝』について解説していきたいと思います。

 

なんでお昼に眠くなる?

お昼を食べた後、眠くなってしまいますよね…

そもそもなんで眠くなるのでしょうか。

生理現象

人の脳は、眼を覚ますと同時に動き出します。

脳がずっと激しく動き続けると、次第に作業効率が低下していきます。

それを防ぐために起床から8時間後と22時間後に眠気が来て脳を休めようと身体が動きます

体内時計によって規則正しく機能するようになっています。

おそらく高校生は6時ごろに起きる人が多いと思います。したがって14時ごろに眠くなってしまうということです。

血糖値の関係

食事をすると血糖値は上昇します。特に、糖質の高い食事や甘いものを食べたときは血糖値が急上昇してしまいます。

それによって、身体の中では血糖値の上がりすぎを阻止するべく働きを行います。

つまり、上がりすぎた血糖値を急激に下げようとするということです。

人間は血糖値が下がりきったときに強い眠気が襲てくるというつくりになっています。

寝不足の影響

寝不足が続くと眠気が蓄積されていきます。

これを「睡眠負債」と言います。

日本人は睡眠不足の人が多いと言われています。無意識に睡眠負債を蓄積させていると言えます。

そのため、多くの人が生理現象での眠気に加えて寝不足を蓄積しているため強い眠気が襲ってくると言われています。

 

以上の3点が合わさってしまうためにお昼は眠くなりやすいということが考えられます。

 

昼寝の効果を引き出すには?

GoogleやAppleなど世界の大手一流企業には社員に昼寝を推奨しているという話は結構有名な話です。

海外では昼寝のことをパワーナップ(積極的仮眠)と呼んでいるそうです。

それほどまでに昼寝というのは効果的なものなのです。

昼寝にはメリットがたくさんあります。

・眠気の軽減
・集中力の向上
・判断力の向上
・病気の予防

などなどです。

実際にNASAの実験でも昼寝をすると認知能力が34%、注意力が54%も向上したという研究結果を報告しています。

しかし、誤った方法で昼寝を取り入れてしまうと逆効果になってしまいます。

・頭がぼーっとする
・夜に眠れなくなる
・病気になるリスクが高まる

などと言ったデメリットが生じてしまいます。

では、ここからは効果的な昼寝の方法を紹介します。

静かな環境づくり

人は繊細な生き物であるため、光がある所や音がある所では眠りにつきにくくなります。

しっかりと効果がある昼寝をするには静かで暗い環境を作るのが良いそうです。

自分の部屋なら静かだと思います。昼寝の際には自分の部屋に行くことをお勧めします。

あるいはイヤホンやアイマスクなどのアイテムを使って環境を作るのもいいと思います。

30分を超えないで

お昼寝は15分以上30分未満としましょう。

15分未満の昼寝では眠気はあまり減りません。

つまり、短時間すぎると集中力や判断力の向上にはあまり影響しないということです。

15分以上30分未満ですと、ノンレム睡眠のステージⅡに入るらしく眠気を減らすことが出来るそうです。

30分を超えてしまうとノンレム睡眠のステージⅣになってしまい、かなり深い睡眠になってしまうようです。

ここまで寝てしまうと起きたときにスッキリした感じはなく頭がぼーっとしてしまうそうです。

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15時以降は逆効果

15時以降の睡眠は夜の睡眠に影響してしまいます。

夜の睡眠は一日の疲れをとるには大事なものです。

しかし、遅い時間に昼寝をしてしまうと夜眠れなくなってしまう可能性があります。

夜の睡眠の質を下げないように15時より前に昼寝をしましょう。

カフェインを摂取してから寝よう

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夜の睡眠時にはカフェインを摂取してしまうと睡眠の質を下げてしまいますが、お昼寝のときは摂取しておくといいかもしれません。

カフェインの効果が出てくるのは摂取してから30分後と言われています。

昼寝をする前にカフェインが入っているものを飲んで寝ると起きるころにはしっかり目が覚めてスッキリするそうです。

海外でもコーヒーナップと言ってビジネスマンに普及してるんだそうです!

 

今回のまとめ

今回はお昼寝について紹介しました。

昼寝にはメリットが多い分、間違えた方法で行ってしまうと逆効果になることを忘れないでください。

2020年8月にヨーロッパ心臓病学会では昼寝を1時間以上する習慣がある人は昼寝の習慣がない人に比べて心血管疾患の発症リスクが34%、全死亡リスクが30%も高くなることが明らかになったという研究結果を報告しています。

このように、昼寝の取りすぎはかえって体の健康にも影響を及ぼすということを忘れないで下さい。

学校がある日に昼寝をするのは難しいとは思いますが、休みの日は適切な昼寝をして午後の勉強に備えてみましょう!

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