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英語の冠詞aとtheの使い分けを見分けるたった1つの方法

    仙台駅前・仙台(宮城)で塾・予備校をお探しの皆さん、こんにちは!武田塾仙台駅前校です!   今回は、教科に関するちょっとしたことをお話ししたいと思います。   タイトルにある通り、冠詞のaとtheの違いということなのです。まず「冠詞」とは名詞の前に着けられて意味を持つものです。  

〈aとtheの文法的な違い〉

aとtheを対応させて文法的な違いをお話しします。aは日本語では「1つの~」に当てはまりますが、表現しないことがほとんどで、「不定冠詞」とよばれ、原則的に可算名詞、単数名詞のみにつきます。一方のtheは日本語の「その~」に当たり、「定冠詞」と呼ばれ、可算名詞・不可算名詞、単複両方の名詞を扱います。 ここまでが、文法的な説明ですが、まとめるとaは話に初めて出てきた名詞に、theはすでに話題にされている名詞につくということです。 でも、これってわかりにくいですよね。ここで、theを使う時の概念についてお話しします。theは”ただ1つに決まる”と解釈するとよいでしょう。「ただ1つ」というのは、個体・単数である必要はありません。もちろん集団でも構わないわけです。 ここで、theを使う時は”ただ1つしかない”というわけではないことに気を付けなくてはいけません。この世に、複数あっても1つに決まりさえすれば、theを使って表現します。結構勘違いをしている方がいると思うので注意が必要です。

〈theを使う時の条件〉

では、具体的にtheを使う=ただ1つに決まるときはどのような場合なのか。次の5つがあります。

  1. 常識
  2. 共通理解
  3. 状況・連想

1と2についてはわかりやすいと思います。1は例えば月や太陽など2つ以上はありえないことです。2は主に会話で出てきます。例えば、2人が共通してよく行くレストランの話などの時はレストランは初めて出てきてもtheを着けてよいことになります。 抽象的なのは3ですね。まず状況については、例えば先生が教室のみんなに課題を渡してたとします。この時に先生が「その課題を~」と言うのはtheを使って表現します。今渡したのだからそれしかない状況です。つぎの連想とは例えば、次のような英文の場合。 I bought a pen. The ink is vivid. penもinkも初めて出てきたとします。当然penの方はaですが、inkはthe。これは、買ったペンのインクの話と言うことを明確にする意味があります。ここで、あえてinkにtheを付けることによって、どんなインクなのか一つに決まることになるのです。    

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