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【受験情報】英検が利用できる有名大学を紹介します!

こんにちは!武田塾仙台駅前校です!

 

前回の記事(https://www.takeda.tv/sendaiekimae/blog/post-190399/)では新方式を採用した英語検定、通称英検の概要を紹介しました。

ですが、高校生・受験生の方が最も気になるのは

「英検が具体的にどう大学受験に活かせるの?」

ということではないでしょうか!

 

そこで今回は、実際に入試で英検を使っている大学の例を通して、英検を受けるメリットを紹介していきます!

 

 

英検が使える大学の例①:中央大学

大学群の呼び名に「MARCH」というものがありますが、そのほとんどに実は英検を利用した入試方式を取っている学部学科が存在します。

ここではその学部の1つ、中央大学経済学部の入試方式の紹介をします。

 

 

まず、中央大学経済学部の一般選抜、つまり通常皆さんが受験する方法は以下の4つがあります。

 

①一般入試

②英語外部検定利用入試

③大学入学共通テスト利用入試 [併用方式]

④大学入学共通テスト利用入試 [単独方式]

 

一般入試は大学が作った問題を解き、その成績を元に合格者を決める方式ですね。

経済学部では「外国語」「国語」「地理歴史・公民・数学」の3教科のテストを受けることになります。

第一志望に決めていると多くの方はこの方式で受験することになるのではないでしょうか?

 

 

③、④の大学入学共通テスト利用入試はその名の通り、共通テストの結果を使って合格者を決める方式です。

③は共通テストと大学独自の問題、④は共通テストのみを使います。地方から受験する場合、国公立を第一志望としている場合は④の方法で出願することが多いでしょう。

 

そして、本題なのが英語外部検定利用入試です。

これは英検に限らず、TEAPやGTECといった外部の英語技能を測る試験(興味があったら調べてみましょう!)を得点に換算して、それ込みで合格者を決める形式となっています。

 

経済学部では大学独自の問題である国語100点、地理歴史・公民・数学100点にプラスして外部英語技能検定試験のスコアを150点に換算してそれらを合計します。

 

ただし、英語検定を利用する場合対象となるのは2級・準1級・1級のみです。

それ以下の級を取得していても受験には利用できないので注意ですね!(ちなみに英検2級は高校卒業レベルと言われています)

 

また、150点満点のうち何級が何点分に換算されるかは公開されていません。

より難しい級ほど高い点に換算されると思いますが、英検は級より更に詳しいCSE2.0スコアというものが受験すると分かるため、それを元に細かく点数が決まる可能性が高いです。

 

他に注意事項として、2021年度の受験に利用できたのは2019年1月1日以降に取得したもののみでした。

あまりに受験のタイミングと検定を取得したタイミングが離れすぎていると、参考にならないのが利用でしょう。

 

以上から、英検を利用して受験する場合は

○受験に使える級(CSE2.0スコア)

○何年に取得したものまでが使えるのか

○英検だけなのか、それとも大学独自の試験と併用なのか

を事前に確認する必要があることが分かりますね!

 

同様の形式を取る学部がある大学として、東北学院大学東京理科大学日本大学などが挙げられます。

 

 

 

英検が使える大学の例②:千葉大学

2つ目の例は千葉大学です!

英検が利用できる大学は私立が多いですが、中には探せば国公立大学でも外部英語検定試験を採用している大学は存在します。

 

千葉大学では文学部の一部のコースと医学部以外で英語検定の試験を利用でき、例えば国際教養学部・教育学部では

 

2級取得&CSEスコア1950以上 → 二次試験の英語の得点に10点加点

準1級または2級取得&CSEスコア2180以上 → 二次試験の英語の得点に20点加点

1級または準1級取得&CSEスコア2300以上 → 二次試験の英語を免除し、満点として計算

 

となっています。特に1級または準1級を取得すれば二次試験の英語が満点扱いになるのはすごいですね!

準1級は大学中級レベルということもありかなり高いハードルではありますが、逆に言えば帰国子女であったり、英語が突出して高く他の教科の勉強に時間をかけたい場合は利用しない手はありません。

 

また、例①と同様に2021年度入試では2018年4月1日以降に取得したものしか利用できませんでした。

皆さんが2022年3月に受験をする、つまり2022年度入試の場合もこの期限になるとは限らないので、大学のホームページに上がる入試要項をしっかり確認しましょう。

 

 

使い方によっては大きな効果を発揮できる英検受験

ここまで2つの大学での例を紹介してきましたが、多くの大学ではやはり「加点」の扱いになることが多く、「免除」になるためにはより高いスコアを取る必要があります。

ですが10点の加点でも数学の問題数問分の正解に相当するとしたら、それだけで数十人のライバルを本番で追い抜ける可能性もありますよね。

 

将来的に英語に関係する職業につきたい!と考えている方にとっては、そこに繋がる大学・学部でも英検の成績を利用できる場合が多いのでぜひ積極的に取得を目指して欲しいですが、2級を持っているだけでもAO入試に利用できる場合もあります(実際に東北大学のAO入試Ⅲ期では英検が評価の対象になっています)。

 

理系・文系に限らず英検は多くの大学入試で活用できるため、ぜひ本番まで時間がある今の時期から考えてみましょう!

 

 

 

 

 

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