こんにちは!
武田塾講師の奥山大貴です!
山形県出身で、平和なところで生まれ育ちました。
大学生活
私は東北大学に通っていて、専攻は工学研究科の化学工学専攻です。
化学工学という言葉に聞きなじみがないかもしれませんが、化学工学とは、化学反応プロセス等を制御しつつ製品を開発するような場面は多く、さまざまなところで使われている汎用性の高い学問です。
最先端研究みたいな派手なものは扱わないのですが、縁の下の力持ちのように脇役としてとても重要で、将来的にはみんなの役に立てるやりがいのあるものだと考えています。
大学の特徴
東北大学は学生を育ててくれる大学として有名らしく、学部時代は高校のように手厚い施しをしてくれて、自分でも能力が伸びているなと感じることもあります。
一方、昔の東北大学のデメリットといえば「青葉山キャンパス(理系のキャンパス)が文字通り山の上にあり不便だ」ということがありました(笑)
しかし、最近では地下鉄が走るようになり唯一(?)のデメリットが改善されています!私も入学からずっと地下鉄で通っており恵まれた時代だなあと感じています。
受験生時代
受験生時代にどのような勉強をしてきたのかを紹介しようと思います。
志望校選択
私は高校生の時、ぼんやりとレベルの高い大学に進学したいなと考えていました。
高校1年生の時に東北大学のオープンキャンパスに参加し、凄いことやってるなあくらいの印象を感じたのを覚えています。当時は先ほど触れた地下鉄もなかったので本数の少ないバスで山に登り、友達と不便だなあと話しながら見学していたのはいい思い出です(笑)
そんな私は、とりあえず一番難しい大学のための勉強をしていけばどこでも入れるだろうと思い、最難関の勉強をしていました。
今の大学に決めたのはセンター試験の後で、学部を調べていたら「化学工学ってすごいんだな」と知って化学工学で有名なこの大学にしようと決意して勉強しました。
勉強方法
私が受験生として、レベルの高い大学に入るために行っていた勉強方法を紹介したいと思います。
理系らしく「数学」と「物理」、「化学」は特に得意だったのでそれに絞って紹介します!
数学の勉強法
高校数学の範囲は広いという人が多いとは思うのですが、要は教科書や参考書を全て完璧にすればどんな問題も解けるように出来ているので、勉強すればするほど伸びる教科だと思っています。
おすすめの参考書は王道ではあるのですが「チャート式問題集」です。私は青、赤は全て一通りやって白や黄も少し触れましたが、どの色であっても本質を学ぶことのできる素晴らしい参考書だと思います。
武田塾のルートにある基礎問題精講でも同じなのですが、例題の解答を理解して自分で例題を解けるのかというルーチンを繰り返していくと、いつの間にか解答の考え方が身についているはずです。その後、問題演習を繰り返して適応力を高めれば自然と点数も伸びると思いますよ。
物理の勉強法
物理は力学と電磁気が出来ればある程度は点数が取れるようになるので、受験期ではこの二つを軸に勉強しておくといいと思います。
波動、熱については同じ問題が多く出題されるので、模試や本番の直前にさらう程度で十分ではあると思いますが、同じ問題が出るだけに深くまでの理解が必要です。
おすすめの参考書は、これまた王道ですが「物理のエッセンス」「名門の森」です。
私はエッセンスを主に教科書として使い、名門の森を問題集として使っていました。名門の森は難しすぎるのでもう少しレベルが低い方がよかった気もします(笑)
本当に大事なところだけ頭に入るので、これらをメインで勉強するのが実は効率的です。
化学の勉強法
化学についてはいろんな参考書を使ってきましたがおすすめの参考書等はあまりなく、自分の目指すレベルにあった問題集であれば十分だと思います。強いて言えば、高校で教科書と一緒に購入するような「化学図表」は視覚的に勉強できるツールとして有効だと思います。
無機の内容は文字だけだと色も分からないので大事だったり、理論、有機に関しても実験操作等が大事だったりするので、写真で丸ごと覚えたり実験の動画をYoutubeで調べたりすると効果的かもしれません。
化学を大学で専攻した経験から、反応式が感覚的に組み立てられるようになることが大事だと感じます。
具体的に簡単な例を挙げると、「エタノールと酢酸の反応ではOHとCOOHがあって水がでてくっつきそうだな」みたいな程度です。
実際にその通りなのですが、これでエステルの反応は全部書けるようになりますし、派生した脱水の反応に関しても応用でき、本質に近いです。
終わりに
これまで私の経験を述べてきて、文才もなく詳細まで記述したわけではないのでわかりにくいところも多々あったと思います。最後に伝えたいのは、いろんな大学に詳しくなってその中で志望を決め、それ以上の勉強を心がければ満足いく結果が得られるということです。
大学を調べて未来の自分を思い浮かべるとモチベーションになりますし、具体的に何をすべきかが分かってくるので満足いくような結果が得られるよう一生懸命頑張ってください!
皆さんのことを応援しています!!