宮城県内の受験生の皆さん、こんにちは!
仙台駅から徒歩3分、武田塾仙台駅前校です!
国公立2次試験ももうまぢか。
ぎりぎりのタイミングですが、東北大講師・清水先生より直前の勉強についてのアドバイスをお送りします。
是非、参考にしてみてください。
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国公立入試直前の勉強について
直前期には試験への不安もあり、焦ってしまいがちです。
しかし、時間的にできることは限られているので、抑えるべきことを絞って、やることをなるべく減らす方向にもっ
ていくのがよいと思います。
受験科目のうち、自分が苦手な単元を、今までに使った参考書での復習や1,2年前の入試問題の過去問に取り組んでみ
るのがよいと思います。
参考書の復習では、今までに見たことのある問題のはずですので、解けるかどうか、という確認はもちろんのこと、
類似の問題が出た場合にはどんな部分に注意するべきなのかを押さえるとよいと思います。
ここまでに解いた問題や注目するべき点などをまとめたノート(黒歴史ノートなど)があれば、それも併せて確認す
ると効率的だと思います。
後者の過去問の再確認では、①傾向や毎年出ている問題の再確認、②時間配分を中心に確認するとよいと思います。
過去問は、主にセンター試験後に行ったとは思いますが、自分が受ける大学の問題で出やすい部分を再度確認し、ど
の分野を重点的に復習したらよいかあたりをつけることを目的としています。
②時間配分では、当日の自分の解く流れやペース配分を再度確認することで、大問一つに対して何分程度を目標に臨
み、全体として見直しに何分割くことを目標にするか、などをシミュレーションするためにおこないます。
入試本番に臨む前で、一度解いたことのある問題のはずですので、初見の問題では多少条件は変わってしまうかもし
れませんが、本番に向けていいイメージをつけていくことも大事だと思いますので、ぜひ参考にしてもらいたいで
す。
以上、長くなりましたが、直前にやることは、
1.今までの参考書の復習(特に気になる分野に絞って)
2.過去問(時間配分、いいイメージづくり)が良いと思います。
逆に、焦って今までにやったことのない問題集に手を出したり、中途半端になっている参考書があるからといって強
引に続きをやったり、といったことはしない方がいいです。
入試直前は最終調整に充てる方が結果としてうまくいくのではないかと思います。
今までの勉強の成果が最大限に発揮されるようにすることを最優先にしてみてください。
皆さんの目標が達成されることを祈っています!!
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国公立入試直前の過ごし方について
センター試験や私立試験の直前も同じですが、基本的には本番で実力が十分に発揮できるように調整することを第一
に考えるべきだと思います。
具体的には、生活習慣を整えて本番で頭を使う時間帯に自分の本調子が出るように調整しておくこと、また、試験当
日にどの参考書を持っていき、直前は何をするのか、当日は会場にどういう手段で移動するのかなど、決めておくこ
とを指します。試験直前に成績が全く上がらないとは思っていません。
むしろ試験直前まで知識を確認することで点数に反映されると私は思っています。
しかしながら、新しい知識を身につけて、数十点大幅にアップすることは難しいと思いますので、これまでにやって
きたことをすべて出し切ることの方が最終的には良い点数になると考えられます。
したがって、試験直前は何をするべきか事前に決めておいたり、移動方法を事前にシミュレーションしておいたり、
また、試験日程はある程度分かっているならば、過去問を勉強する際に、本番日程と同じ時間に取り組んでみたりす
るのもよいと思います。
このように盤石の調整をしておくことで、試験日には試験だけに集中できる環境を自分で作っておくことが大切で
す。
「余計なことに惑わされて本番で実力が出せなかった」ということがないようにしましょう。
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受験学年に上がる前に・・・1・2年生の皆さんへ
受験学年ではないので、強い受験意識を持つのは難しいと思います。
また、多くの学生さんが部活動を中心に、勉強以外のところに注力しているのではないでしょうか。
だからこそ、このタイミングで漠然とでもいいので、志望校や自身の勉強のスタイルと計画を見直してみる、できる
ことなら実行してみるとよいと思います。
まず、志望校についてですが、志望校決定はなるべく早く、かつ、いろいろなパターンが想定できるといいと思いま
す。
具体的には、自分の興味のある分野や大学(何となくでOK)を調べ、大学でどんなことを勉強できるのかを調べてみ
ます。
興味がさらに沸いてきたら、受験科目や入試問題を見て、将来的に自分はどんな問題が解けるようにならなければい
けないのかを何となくでもいいのでつかんでみてください。
実際にはまだ未習の範囲も多く、問題を見てもイメージがわかない、ということがあるかもしれません。
ただ、一部の範囲に関しては習った分野もあるはずですので、どのくらいの難易度かわかると思います。
すごく難しそうに見えることがほとんどだと思いますが、最終的にはそれが解ける必要があるんだと早いうち気付い
て動き出すことが大切です。
次に自分の勉強スタイルと計画についてです。
勉強スタイルとは、主にスキマ時間の活用や日々いかに勉強を進めるかといったことを指しています。
これらは特に部活動をしている方ならしつこく言われているはずですので、改めて考えてもあまり新しいものはあま
り見いだせないかもしれません。
そこで今回私がお伝えし、皆さんに考えてほしいのは、「勉強計画は立てているか」ということです。
ここでいう計画は一週間、一月の単位ではなく、受験までのトータルを意識したものを想定しています。
「受験までにどんな参考書や問題集をできるようにする必要があるのか。」
「いつまでにその問題集をできるようにするのか。」
これらが最重要だと私は考えています。
おそらく、受験学年になっていない方の多くは
「どんな参考書があるのかそもそも知らない。」
「たくさんありすぎてどれをはじめにやればいいかわからない。」
などわからないことだらけだと思います。
そこで、武田塾には「ルート」というどんな参考書をどんな順番でやるのがオススメか、といったものをまとめたも
のがあるので、そちらが役に立ちます。
ぜひ参考にしてみてください。
以上、長くなりましたが、時間にゆとりのある受験学年に上がる前に早く動き出して、自分の目標をつかんでくださ
い!
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