宮城県内の高校生の皆さん、こんにちは！
仙台駅から徒歩３分、武田塾仙台駅前校です！
受験生の皆さんはまもなくセンター試験を迎えるという時期ですが、今回は現在の1年生・2年生のみなさんに部活と
勉強の両立をどう考えればよいかについて、仙台駅前校の講師よりアドバイスいただきます。
ご参考にしていただけると嬉しいです。
部活動と勉強の両立
こんにちは。東北大学理学部所属のHです。
今回は今、部活動と勉強の両立を行っている、受験生でない皆さんへ向けての話になります。
もちろん中には受験勉強をすでに始めているという人もいるかと思いますが、今回は特に部活動の方に力を入れてい
る人たちに向けてお話しします。
受験生になるということ
今1，2年生の皆さんにとって受験というと１年後ないし２年後というかなり先のことだと考えているかと思います。
でも学校の先生方はこう言いますよね、「後１年しかないんだからしっかり勉強しなさい」と。
この言葉はあながち間違いではないのです。
受験勉強というのは高校３年間の総復習です。
そう、3年間分です。
今あなた方がやっている勉強に加えて3年生になった際の学習内容も総ざらいしなくてはならないのです。
数学でいうと理系の皆さんは数学Ⅲという数学ⅠAⅡBの発展のような内容を基本的に3年生で学びます。
理系学部の二次試験ではこの数学Ⅲの内容も出題されます。
そして、これを学んでから復習する期間は一年もないのです。
これは受験生にとってかなりの重荷になることでしょう。
なぜなら、今までの二年分の学習内容も総ざらいしなくてはならないからです。
これから受験生になる人たちは、これをまず認識しましょう。
部活動との両立
では次に、受験生という立場になる前にできることを考えましょう。
高校で部活動をやっている人は春先で終わる人もいれば夏までの人、または秋までというところもありますよね。
その間は部活に集中して勉強は二の次になっている人も多いと思います。
正直に言うと部活動終わってからさあやるぞと意気込んでも終わるものではありません。
つまり、部活動に集中しながら、隙間で勉強していくというのが大事になってきます。
そのために大事になってくるのが授業時間をどう使うのかということです。
高校生は通学時間を除くと大体午前８時から午後4時くらいまでを学校で授業時間として拘束されますよね。
その８時間は一日の3分の1にあたります。
部活動に集中したい人はこの時間こそ上手に利用しなければならないでしょう。
では、その膨大な時間をどう利用するのが良いのかというと、基本的には授業をしっかり聞くというのがメインにな
ります。
これは自分で視覚的に学習する内容を人から聞くことで聴覚がとらえることができると、二重でその内容を学べるた
め、知識が定着しやすいと考えられるからです。
また、黒板に書いてある内容や先生が口頭で言った教科書には書いてない内容についてはどんどん教科書に書き込み
ましょう。
ノートを用意してそこに教科書の内容をまとめなおすついでに書くというのも良いのですが、それをする時間がある
のなら問題集などで用語とその説明を対応させる練習をした方が有意義だと思います。
以上のことを授業中に行い、休み時間は友達と前の授業のことで話したり、自分で一度教科書を読み直したりすると
良いでしょう。
たとえ、会話の流れや冗談で言ったことでも何度も聞けば印象に残りやすくなるからです。
そして、その日のうちに学習内容を振り返るというのも大事です。
まだ覚えているうちに行うことで思い出すためにかかる時間が短くなるからです。
これをくりかえすことで一回の勉強時間を減らすことができます。
あとは長期休暇やテスト前に問題集を解いたり教科書を見返したりすると、より理解度の高い状態で受験生を迎える
ことができます。
終わりに
受験生という時間は思っているよりも早く過ぎていくものです。
受験生期間の勉強時間を大切にするためにも今学習している内容は今定着させるということを意識してコツコツ積み
重ねていきましょう。
今回の内容が少しでも役に立てば幸いです。
以上です。
さらに細かい個別の相談は校舎でお伺いします。
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