宮城県内の受験生の皆さん、こんにちは！
仙台駅から徒歩３分、武田塾仙台駅前校です！
今回も武田塾現役講師からの実体験も踏まえた入試直前のアドバイスをお送りします。
ぜひご参考にしてみてください。
センター試験に向けて
いよいよセンター試験が近づいてきました。
私からはセンター試験直前期にすること、当日の過ごし方についてまとめようと思います。
まずセンター試験直前にやったほうがいいことは、これまでの復習、特にこれまで自分が使ってきた参考書の確認、
模試の解きなおしなどをまとめたものがある人はそれをお勧めします。
当たり前に思えますが、直前になると案外冷静になれなくて、できないところにばかり目が行ってしまい、新しい知
識や今までやったことのない問題の解き方（例えば、センター数学であれば今まで使ったこともない1/6公式やら
1/12公式を使いだす、など。）を身に着けようと今まで取り組んでこなかった参考書を開いてしまいがちです。
しかし、あいまいな知識ほど点数につながらないものはありません。
試験時間中に思い出すのに時間がかかって本来なら手を付けられる問題に取り組めなくなった、というのは非常にも
ったいないです。
ここまで来たら、今まで得てきた知識や解法を確認して、自分が今持っているものをより確実にし、コンマ数秒でも
早く思い出せるように調整する方が点数の伸びにつながると思います。
センター試験は時間制限もネックになるので、今できることをより早く解ける、ということも、得点の伸びに貢献す
るわけです。
今できることを正確に早く解けるようにすることにも価値があるので、焦らずやることを絞って残り時間勉強に取り
組んでみてください。応援しています！！
センター試験後の勉強 ～センター後に赤本に取り組む際に意識してほしいこと～
センター試験が終わるといよいよ二次試験または私立の入試に突入です。
センターの配点の大きさ、センター試験の結果がそもそも合格の判定に必要かどうかはそれぞれだと思います。
ただ、心構えとしては、センターのことは一区切りつけて、残りの試験に全身全霊をかけるようにシフトチェンジし
ていきましょう。
センター試験で一喜一憂している時間があるなら、残りの試験に向けて勉強するほうがよっぽど有意義です。
特に注意してほしいのはセンターの目標点から大きく離れている人です。
大きく上回った（もしくは下回った）からといって、センター利用試験でない限り、合格（もしくは不合格）ときま
ったわけではありません。
気持ちを整理して落ち着いて残す試験に向けて勉強しましょう。
まずセンター試験後に行ってほしいことは過去問（赤本）です。
目的は大きく三つあります。
一つ目は、センター勉強のために離れていた記述部分の感覚を取り戻すこと
二つ目はセンターとは異なる、各大学の試験の特徴を洗いだすこと
三つめは試験時間の感覚を大学ごとの試験に合わせて変えること
です。
一つ目は、特に国公立に多い、記述試験の問題に取り組む人は意識してもらいたい部分です。
国公立志望の方はセンター試験の結果も合否判定に加味される場合が多く、センター試験前はそちらに時間を大きく
振って勉強していたかと思います。
マーク式で数字を選ぶものばかりだったところから久々に白紙の解答用紙に一から自分の解答を記述するとなるとス
ムーズに書き始められない場合も多いです。
なるべく早くマーク式と記述式の感覚の差を矯正して二次試験に備えることを目標の一つにして赤本に挑戦してみて
ください。
二つ目の各大学の試験問題の特徴については、センター試験前に問題を確認している人は飛ばしてもらってかまいま
せんが、センター試験の結果を受けて受験校が変わった人は早めに確認するようにしましょう。
国公立であれば1か月程度時間の余裕があると思うので、もしこれまでの勉強で対策が不十分な部分があるなら、1, 2
冊なら参考書を追加して補強できると思います。
二次試験までの計画を立てる上で重要な要素になるので、ひとまず挑戦してみてください。
三つ目の目的の試験時間の感覚についてもセンター試験対策に時間を大きく割いていた人ほど大切にしてほしいポイ
ントになります。
センター試験の対策の一環として、多くの人が問題ごとの解答時間を自分なりに決めていたと思います。
最終的には同じことを二次試験にも行うために赤本を使ってほしいと思います。
しかしながら、多くの場合、センター試験より二次試験の方が一科目の試験時間が長いと思います（例えば数学なら
センター試験はⅠAで60分、休憩をはさんでⅡBで60分なのに対し、二次試験の数学の試験時間は150分、など）。
いままでよりさらに長い時間、集中して解くことが求められるので、長い時間集中するためにいかに対策するか、ど
う工夫して集中を保つかを探す必要があります。
その感覚をつかむために取り組んでほしいと思います。
以上長くなりましたが、センター試験とのギャップを早く埋めて、残りの時間で必要な対策がとれるように赤本に是
非トライしてみてください。
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