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【速報】コロナでどうなる?どう変わる?大学入学共通テストについて【武田塾西神中央校】

皆さんこんにちは!

武田塾西神中央校です!

 

先日、6/30に大学入試センターより、「令和3年度大学入学共通テストの実施要項」が発表されました。

そこで、改めて以前までのセンター試験と新しい大学入学共通テストで何が変わったのかについてお話していきたいと思います!

 

 

【速報】コロナでどうなる?どう変わる?大学入学共通テストについて【武田塾西神中央校】

「令和3年度大学入学共通テストの実施要項」によると、

大学入学共通テストへの移行によって変わったことの他にも、

令和3年度入試においては

新型コロナウイルスの流行をうけての措置も追加されています。

 

まずは、問題作成方針についてセンター試験と変わった点をご紹介していきたいと思います。

 

大学入学共通テストの基本的な考え方

前にもご紹介しましたが、以前までのセンター試験は

「知識・技能」

を問う問題作成で、高校で学んだ基礎的な学力を測るものでしたが、

大学入学共通テストの問題は、これらだけでなく

「表現力・判断力・思考力」を発揮して解くことが求められる問題

知識の理解の質を問う問題

が出題されます。

センター試験では知識として覚えたことで解けたような問題が、

それをどのようにして覚えたのか、学習したのかのプロセスを意識した問題が問われます。

例えば、英語における発音・アクセントのような今までなら受験生が「これは出やすいから注意!」暗記すれば取れたような問題が共通テストではなくなり、その代わりに、正しい発音やアクセントを知っていなければ点数を取りにくいリスニングへの配点が増えた、などが挙げられます。

 

つまり、今までは単純に暗記すればある程度の点数は取れたのが、本質を理解していなければ点数が取りにくいテストになったとも言えます。

単純に難易度も上がることが想定されています。

 

大学入学共通テストの問題形式

こちらは以前からたくさん取り上げられてきましたが、

現時点では、記述式問題の導入を見送りとする判断がなされています。

その点においては、センター試験時との変更はないと考えられますが、

問題形式についても一つ、以前のセンター試験とは異なる問題形式が追加されています。

それが、

第4 マーク式問題の新たな出題形式
○ マーク式問題の新たな出題形式として,いわゆる連動型の問題(連続する
複数の問いにおいて,前問の答えとその後の問いの答えを組み合せて解答さ
せ,正答となる組合せが複数ある形式)を「第2」に示す問題作成のねらい,
範囲・内容等を踏まえて,出題する場合がある。

大学入試センター「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト問題作成方針」(令和2年6月30日一部変更)より抜粋(2020/07/02調べ)

となっております。

これは、先の問いの解答が複数あり、その問いに対をなす後の問いでは、先の問いで答えた解答によって正解が異なる問題があるということです。

例えば、

問1 解答 ①または②
問2 解答 問1で①と答えた場合③、②と答えた場合④

という問題が追加されます。

 

このように以前までのセンター試験から、問題出題傾向、出題形式ともに変更がなされているので、今年度の受験生、特にセンター試験の形式を経験している浪人生の皆さんは注意が必要です…!

 

続いては、6/30の「令和3年度大学入学共通テストの実施要項」の発表にて明らかになった、

大学入学共通テストの日程についての変更

についてご紹介していきたいと思います!

 

大学入学共通テストの日程

以前までのセンター試験では、1月の中旬と下旬に2つの日程がありましたが、

令和3年度の大学入学共通テストの日程は、

①令和3年1月16日(土)、1月17日(日)に行う本試験

②令和3年1月30日(土)、1月31日(日)に行う追試験

③令和3年2月13日(土)、2月14日(日)に行う特例追試験

の3つの日程があります。

重要なのは、令和3年3月3日に卒業(修了)見込みの受験生(主に高校3年生)のみ、「学業の遅れ」のために①の受験日程での受験より②の日程での受験が適当であると学校長に認められた場合、②の日程での受験を選択できるという点です。

なお、①の日程での試験と②の日程での試験の間の得点調整はありません。(同日程の各科目間での点数調整は指定の条件のもと点数調整は行われます。)

さらに、③の日程は選択することは出来ませんが、問題形式は上記の「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト問題作成方針」(令和2年6月30日一部変更)によらないものとされています。

 

これは、新型コロナウイルスの影響での変更点だと考えられるので、令和4年度からの大学入学共通テストで適用されるかどうかは未定となっています。

 

まとめ

さて、ここまで、センター試験から大学入学共通テストへの移行による変更点についてご紹介してきました!

すでに問題傾向や問題形式などは発表されていたこともあるので、それぞれの予備校の模試などでこれに対応した問題作成がされており、受験生の中でもまだ触れたこともない…!という方は少ないのではないかと思われます。

今回の発表で一番大きく変更されたことは、やはり新型コロナウイルスへの措置としてとられている日程の追加変更だと思われます。

大学入学共通テストの日程を①から②に変更することで、共通テストまでの日数に余裕はできますが、逆に言えば、私立大学の入試日程との兼ね合いや、二次試験までの対策期間が短くなってしまうなどのデメリットもあるので、慎重な判断が必要になります。

 

とはいえ、今からそのことだけを考えていては仕方がありません!

共通テストまでに日程の余裕があるからといって勉強する手を止めていいわけではありませんよね?

重要なのは、常に受験に関する情報にアンテナを張って、勉強計画を立てていくことです。

今できることは何なのか、やらなければならないことは何なのかを意識して勉強に励んでください!

 

それでは今回はこの辺で!

また次回!!

 

(引用元)独立行政法人 大学入試センター
     「令和 3 年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」
     「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト問題作成方針」(令和2年6月30日一部変更)
     https://www.dnc.ac.jp/
     (2020/07/02調べ)

 

 

いかがでしたでしょうか?
この記事が、皆様の受験勉強の参考になれば、と思います。
しかし、自分の将来を左右すると言っても過言ではない大学受験ですので、不安や悩み事などが出でくることも多いですよね?

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