皆さんこんにちは！
武田塾西神中央校です！
さて、今回も前回の続きで、英語、数学と続きまして最後に国語の今の時期にやっておくべき勉強についてお話したいと思います！…が少し長くなりそうなので、今回は古典（古文漢文）に絞ってお話したいと思います！
重要なのは基礎力を高めておくことですよ！！
高２生必見！2021年度の受験に向けて今すべきこと ～国語編～
大学入学共通テスト国語（古典）の変更点
全体を通して変わったことは、まずは大問の数が増えたことが挙げられます。さらに一つの大問が複数の文章・資料などで構成されているため、それらから得た情報を組み合わせて解かなければならない問題があります。ただし、一つ一つの文量はセンター試験のときよりも少ないので、文章の流れは多少把握しやすくなっていると思います。
今回メインとなる古典ですが、こちらは文章自体の難易度はさほど変わりません。しかし、プレ問題の年度によっては、例えば古文で同じ物語を複数人が違う解釈で書いたものをいくつか取り上げていて、表現の違いを明確に意識して解答しなければならない事があるので要注意です。ただし、そういったものは有名な物語であることが多いので、その背景などを知識として知っていると少し有利になるかも…？
漢文は、文章の難易度は一番易しいが、設問以外の文もなあなあではなく、しっかりと理解していなければ答えられない問題が多いので、漢文の句形知識をしっかりと押さえておく必要があります。
高２生が今からすべきこと
こちらも英語・数学と同じく今の時期は二次試験に焦点を当てて勉強するというのは変わりません！
国語の問題の場合、難関大などでは、それぞれの学校ごとに答え方の違いなどはありますが、内容を理解して解答するといった要素は二次試験のどの大学でも、さらに言えば大学入学共通テストにおいても違いがありません。
したがって、国語の最終目的地は、文章の流れ・内容をしっかりと理解できるようになることです。
当たり前なことかもしれませんが、特に国語においては、同じパターンの問題というものがほとんどないので、そのためには演習をバンバンやっていくしかありません。
じゃあ、最初から演習やればいいの？
それは間違いです！
英語と同じようにまずは必要な知識やスキルを身につけることが必要であることには変わりありません。
古典は分かりやすいと思いますが、英文を読むのと同じく、単語や文法（漢文で言えば句形）の知識は絶対に必要になってきます。
さらに、古文漢文は英語とは異なり、場面を想像するのが非常に難しくなってきます。
たとえば、昔の風習として、「出家する」という行動がありますが、これはどんな場面が想定されるでしょうか？
答えは、身内や愛する人との別れ（死別など）で世を儚んだとき、または、自分が病気になって仏の力に頼りたいときなどが挙げられます。
そういった、現代では考えられないような風習や設定も知識として取り入れておかなければ物語を完全に理解することができません。
これらを踏まえて、武田塾のお勧めする参考書をご紹介したいと思います！
★古文単語
武田塾がお勧めする古文単語帳はこの2つです！
左の「古文単語ゴロゴ」は、古文に苦手意識のある人向け、「読んで見て覚える古文単語315」は、古文を受験において主力にしたい、得点源にしたい人向けの単語帳です。
「古文単語ゴロゴ」は、文字通り語呂合わせで覚えることができるので、単語を暗記するのに抵抗がある人でも覚えやすくなっています^^
★古文文法
こちらは初学に向いている2冊をご紹介します！
1冊目は、「富井の古典文法をはじめからていねいに」です。
古典文法の基礎が詳しく書かれている、問題がほとんどなく講義形式の参考書になっています。
2冊目は、「やさしくわかりやすい古典文法」という問題集です。
この2冊を同時並行で進めていくことで文法の基礎をしっかりと固めることができます。
★古文読解
武田塾がお勧めする参考書は「富井の古文読解をはじめからていねいに」です！
この参考書は、古文の文章を読解する上で必要な技術や、先程言ったような風習や時代背景と言った知識を身につけることができます！ここをしっかりと理解できているかどうかで実践で問題が解けるようになるかが変わってくるので、イチオシです！！
★漢文句形
武田塾がお勧めするのは、「漢文早覚え速答法」です！
この一冊で、漢文の句形から、受験に必要な重要漢字の知識までを身につけることができます！
一つ一つの句形についてかなり詳しく、そしてわかりやすく書かれているので、オススメです！
★番外編
古文や漢文ですが、シチュエーションが分かるのと分からないのでは、読解に確実に差がでます。
それをわかりやすく漫画や絵を使って説明し、それに基づいて作られた問題集があります。
それが、「こわくない国語古文・漢文」です！
この参考書は、高校入試向けの物となっていますが、場面が分かりやすいので古典がどうしても苦手…というかたはこちらから始めることをオススメします！
国語の勉強の仕方って正直難しいですよね…
「国語はセンス」という人もいますが、実際は違います。
この時期に基礎としての知識、技術を身につけることができれば、国語は確実に伸びます！！
それでは次回！残った現代文についてお話していきたいと思います！
いかがでしたでしょうか？
この記事が、皆様の受験勉強の参考になれば、と思います。
しかし、自分の将来を左右すると言っても過言ではない大学受験ですので、不安や悩み事などが出でくることも多いですよね？
武田塾西神中央校では、そんな皆様のために「無料受験相談」を行っています。
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