こんにちは!小田急線成城学園前駅徒歩1分、武田塾成城学園前校です!
今回は、前回の続きとして『TEAPって何?何に使えるの?使える大学は?』 ということに関して書いていこうと思います!
この記事が最後になります!!
日東駒専でTEAP利用入試が受験できる学部と、TEAPで使えるちょっとしたコツを紹介します!
早慶上智編、MARCH、成成明学編もあります!
日東駒専
日本大学
試験方式が多いことで有名な日本大学ですが、TEAP利用で受験できる学科は少なく、
A個別方式の第1、2期の経済学部経済学科、産業経済学科、金融公共経済学科のみです。
換算基準は下図の通りで、こちらも点が高いほど有利となります!!
出典(https://exam.nihon-u.ac.jp/export/sites/default/guidance/net-nihon-u/gid/pdf/nihon_yoko_ippan_05.pdf)
東洋大学
東洋大学の大学入学共通テスト利用入試前期日程、一般入試前期日程では、英語外部試験スコアを利用することで英語科目の得点に換算することができます。
両者とも、ほぼすべての学部学科でこの方式を利用することができます。
詳しくは入試の募集要項をご覧ください。
出典(https://s3-tws.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/index.pdf)
駒澤大学
この大学では全学部統一日程選抜出願時に、TEAP225点以上を持っていれば医療健康科学部以外の学部で英語のスコアが75点もらえます。また、仮に大学独自の英語試験で76点以上を取った場合は点数の高い方が採用されます!
そして、一般選抜S方式のグローバル・メディア・スタディーズ学部グローバル・メディア学科では以下のようにTEAPの取得スコアに応じて160点または190点の換算がなされます。
160点換算 | 190点換算 | |
TEAP 4技能 | 225~308 | 309以上 |
TEAP CBT | 420~595 | 600以上 |
出典(https://www.komazawa-u.ac.jp/exam/information/general.html)
専修大学
学部個別入試では、
- 3教科同一配点(A方式)[対象:全学部・全学科]
- 大学入学共通テスト併用(AS方式)
[対象:経済学部/法学部/商学部/ネットワーク情報学部] - 国語重視(D方式)[対象:文学部 日本文学文化学科]
- 英語単独(E方式)[対象:文学部 英語英米文学科]
- 2教科数学重視(F方式)
[対象:ネットワーク情報学部 ネットワーク情報学科]
でTEAPを含む英語外部試験を利用することができます。
そして、全学部入試ではすべての学部学科において外部試験利用入試が受験できます。
ホームページには、この入試方式を活用するメリットが3点挙げられていました。
1.対象となる英語外部試験のスコアを出願時に登録・提出された方は、
試験科目「英語」の受験が免除になります。
2.英語外部試験の基準スコアに応じて、試験科目「英語」の得点を
「80点」「90点」「100点」に換算し、判定に利用できます。
TEAPの場合はそれぞれ4技能225以上、253以上、309以上が加点基準スコアとなっています。
3.対象となる英語外部試験のスコアを出願時に登録・提出された方でも、
本学の試験科目「英語」を受験できます。
その場合、得点の高いほうを 判定に使用します。
学習を重ねれば80点分はTEAPで補えるので、受験予定の方は頑張りましょう!!
出典(https://www.senshu-u.ac.jp/admission/topics/topics02.html)
2022年度のTEAP試験日程
今年度の試験日程は以下のようになっています。
通常のTEAPもCBTも3回ずつの開催となります。1回1回を大切に受験しましょう。
出典(https://www.eiken.or.jp/teap/schedule/)
最後に
これまでTEAPの概要やTEAP利用で受験ができる大学を紹介してきました!
CBTの導入は画期的なものですが、大学によってはCBTのスコアが使えない場合もあります。
「CBTで出そうとしたのに出願できない!!」
などということがないようにここに書いたこと以外に気になるポイントがある方は
各自で調べてもらえれば失敗はないかと思われます。
そして、TEAPを今まで受けたことのない方に向け、TEAPを5回ほど受け、そのスコアを利用して大学合格もした私から少しだけ試験のコツを伝授します(゚∀゚)
各技能ごとのコツ
READING
スピード勝負。
前半は単語や短めの読解で構成されていますが、後半になってくると長文読解のオンパレードです。
おそらく後半の方が配点も高いと思われるので、わからない問題があったら即飛ばして次に行きましょう。
「ヒェーわかんない〜〜!」と言って5分無駄にすることを何回も繰り返したらあっという間に試験時間が終わってしまいます。
日頃から速読を意識した学習を心がけるといいでしょう!!
LISTENING
切り替え命。
こちらもかなり問題数が多くなっています。難易度もそれほど優しくはありません。
私の体感だと英検2級リスニングよりスピードは速いです。
学習をするときは、スピードに慣らすことを意識すると耳が慣れるかと思います。
また、先ほども触れましたが問題数が多いため正直集中力が途中で持たなくなり、イライラしてくることもあるでしょう。そして1個聞き逃して絶望して、次の1個も聞き逃し、、、と負のループに陥ることもあるでしょう。
ここでいかに「1問」を捨てられるかで次の問題の正答率も上がります。
たかが「1問」されど「1問」と言いますが、ここでは「たかが」1問、と考えるようにしましょう。
補足:私はリスニング中にトイレに行きたくなり集中できなかったことが昔ありました。
トイレ休憩が少ないので、心配な人はあまりよろしくはないがREADINGの試験中に行くべし。
WRITING
まずは型を覚える。
TEAPのライティングには雛形があり、それに忠実に書けば点数は安定してくると思います。
そして、書き方の型のみならず、当日出てきそうなテーマをインプットしある程度英語で書く練習をした方が良いでしょう。そして、なるべくなら英語のできる人に見てもらい添削を受けましょう。
自分では気づかないミスに気づけます。
また、試験中、構成を考えずにそのまま答案用紙に書いてしまう人がいますが、やめてください、。
論理が通っていない状態で書き進め、最後にミスに気づいてしまった暁には、書き上げたものをすべて消さなくてはならないかもしれません。そんなもったいないこと、したくないですよね、、?
(矛盾したことを言いますが、実際にこうなってしまっても消さないでください。部分点がもらえるかもしれないので、、。)
SPEAKING
だんまりはNG。
「日本語でも難しいのに英語で考えたことを発信するなんて、、!」
と思った方、多TEAいと思います。
ただ、わからなくても、テンパっても、頑張って話す努力はしましょう。
熱意が伝われば、その分点数は上がります。
かといって"I don't know."の連呼はあまり印象は良くないので、TEAPの参考書等を使ってよく使うフレーズを暗記してみましょう。そして、できるだけネイティブの方と練習してみてください。
SPEAKINGは慣れの要素もあります。ラインを超えたらある程度ならノリで話すことはできなくはないです。
しかし、いつまでもノリに頼ると向上しなくなるのでスコアを取りたい人はしっかりと対策すべきです。(自戒)
将来にも使える技能です。頑張りましょう。
TEAPは4技能受験するとかなり長丁場になります。その中でも耐え抜ける体力と精神力も学習を通して鍛えましょう!!
TEAPスコアを持っておけば受験で有利な上、取得段階で英語力向上にも繋がります。
TEAP勉強したいけど、どうしよう、、という方も、他科目の対策をしたい方も、ぜひ武田塾成城学園前校にいらしてください!
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