受験相談の声

小論文の勉強法 慶応大学法学部2012 ~大学受験・逆転合格の武田塾 成城学園前校~

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keiouni

今回は慶応大学法学部(2012年)の問題について、小論文を書く前提のようなものを書いてみようかと思います。

2012年の問題は、2つの文章を提示して、それらの共通した考え方をまとめたうえで、その共通した考え方に対して批判と擁護を加えよというものでした。
この形式は、同年の文学部と同じものでしたね。

そして、テーマは法哲学の分野で、慶応大学法学部の問題としてはオーソドックスなものといえるでしょう。

書いてみて思ったのは、「差がつくのかなあ?」ということでした。
というのも、まず、課題文の内容が難解なので、この内容を理解することができるのだろうか、ということを思いました。そう思ったのは、大学受験生にその能力がないというわけではなく、そもそも習っていないことを、課題文という資料を参考にして、出題者の書いて欲しい内容を書くことは難しいからです。限られた時間ですし。もちろん、書ける人はいるとは思いますが、そんなに数は多くは無いのではないでしょうか。それに、受験生は小論文対策ばかりやっているわけではありませんし。

また、それと関連しますが、内容理解で差がつかないとしたら、あとはどれだけ問題に忠実に答えていくかで差をつけるしかないと思うのですが、問題文の読み間違いによって変な方向に書いてしまった答案も多かったのではないでしょうか。
問題文は最低でも2回読むことが必要です。課題文よりも問題文が大切です。
慶応レベルの学校を受験する人は、十分わかっているかもしれませんが、それでも本番ではうっかりミスをしてしまうことがあります。
問題文を何度でも読んで、しっかりと出題意図に応えましょう。

そういったことを思ったので、受験生達の助けに少しでもなればということで、今回の記事は本問の前提知識みたいなものにすることにしました。

すごく簡潔な内容なので、役に立つかはわかりませんが。

予備校の答案でいろいろと難しい単語が書いてありますが、「一般的な法学部生」としてふさわしい人材を選抜するという観点から本問を解釈した場合、基本的な内容は、「個人の尊厳vs社会的利益」という2つの利益を対立させ、そのどちらを優先させるか、という2項目対立構造であると理解すべきだと思います。

本課題文の理解についてはいろいろなものが考えられると思います。むしろ、今私が書いたことは、作者の考え方に反するかもしれません。
それにもかかわらず、上記のような基本構造だと言ったのは、それが法学部に入学した場合に習うことになる憲法の重要な要素であるからです。

慶応法学部の小論文ではたびたび憲法に関連した文章が出てきて、憲法についてある程度を理解していないと出題意図に沿った解答はむずかしいのではないだろうか、という問題が出題されています。
そもそも、法学部に入学するなら、憲法の基本構造くらいは知ってて欲しいというメッセージなのかもしれません。

そういった過去の出題もあわせて考えるならば、課題文には直接書いていなくても、むしろ憲法の基本構造に触れるべきではないかと思います。

そこで、本問に戻りますと、上記の基本対立構造に課題文にある考え方をあてはめていきます。

課題文では、社会の安定の為に人間を改造してしまおうという考えが提示されています。後天的に罰を与える方法と、そもそも遺伝子レベルで反抗心や反国家的な思想を抑制してしまおうというものですね。
このような考え方の元には、「社会の安定」という目的があります。
「社会的利益」が優先されているわけです。
それに対して、課題文ではいろいろと難しいことが述べられているわけです。
この「難しいこと」については、おそらく十分に理解できなくてもいいのではないかと思います。そもそも、その「難しいこと」に応えるには1000字程度では書ききれませんから。
もし、私の予想が正しければ、出題者の意図としては、社会的利益を優先する必要性と、その社会的利益を優先しすぎた場合の弊害から個人の尊厳をどのように守るか、ということが想定されているのではないでしょうか。

作文の流れとしてこういうのはどうでしょう。
「そもそも国家とは個人個人が平和に暮らすために作られたのであるが、国家が大きくなりすぎた結果、支配者と被支配者に分離してしまい、いつの間にか国家創立の目的はどこかにいってしまい、国家を維持するという方法が目的化してしまった。たしかに、「弾圧」や「人間性のコントロール」によって、社会が安定し、社会の安定によって国民は平和という利益を享受することになるかもしれない。しかし、それは本当に個人の尊厳を守っていることになるのだろうか。」

大筋としては、こういった内容で書けば、出題意図に応えたことになるのではないかと思います。

ただし、基本的概念はしっかりと押さえた上でないと、微妙なところでずれた解答をしてしまうおそれがあるので、基本用語の勉強くらいはしておきましょう。

今回の問題だと、「社会契約説」「主権」「民主主義」「法の支配」「立憲主義」「公共の福祉」「個人の尊厳」「思想良心の自由」くらいは理解しておくといいかもしれません。

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