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【難関大学合格のための記述式問題対策】第3弾~数学編~

皆さん、こんにちは!!

 

佐世保中央駅から徒歩2分四ヶ町アーケードの真ん中あたりにある武田塾佐世保中央校です。

 

今回は、英語編・現代文編に続きいよいよラストとなる「【難関大学合格のための記述式問題対策】第3弾~数学編~」についてお話ししていきます。

「黒板に書かれたコード」の写真

得点に差がつく答案作成術

確率問題

□ポイント:数え方の方針と計算は両論。バランスよく記述する

確率の問題は内容の理解に加えて思考力や表現力も試しやすいゆえに、入試で超頻出な分野です。そのため答案を作成するときに注意が必要です。それは、計算式をただ羅列しただけのものになってはいけないことです。計算式だけだと、どのような方針で数えたか説明がないため「たまたま正解と同じ数値になった」と解釈されるなら、ほぼ0点の答案になります。

採点の基準は数え方と計算部分を別々に設けている場合がほとんどなので、数え方の基準や状況の把握・分析をしっかり明記して加点されるように記述しましょう。その際に、樹形図や集合の包含関係の図や表などを用いて答案を補強することや説明にこだわりすぎて日本語だらけの答案にならないように、集合や数列を併用することを心掛けるとより良い答案がつくれます。

図形問題

□ポイント:条件から結論までのピースを埋めてつなげる答案を!

図形問題では、描きにくい立体問題でない場合なるべく答案に図を描くことをおススメします。その際に、以下の3つのポイントをおさえて描くようにしましょう。

一つの図に情報が集中してしまう場合は、必要な図形だけ別記する

空間図形を平面図におこす場合は、どこの方向から見た図なのか説明を入れる

点の位置関係が複数パターン考えられることがあるので、他の位置関係が存在しないかしっかりと吟味し、あり得る状況の図をすべて書く

これらのことを踏まえながら、どの図形にどの定理を用いたかなどを明記することも忘れないようにしましょう。

積分法の求積問題

□ポイント:立式と結論は必ず書く!でも、途中の計算は省略可能。

面積や体積を求める問題の答案を作成するうえでの注意の点は、以下の4つがあります。

求積の第1式は必ず書く

第1式に至る根拠を必ず書く

いきなり公式を用いない

約分や通分などの単純な式変形は省略してよい

 

特に②に関しては、加点・減点の対象になることが多いので気をつけましょう。具体例をあげるならば、面積を求める際に2曲線の上下関係の考察について記述されていない答案は減点の可能性もあります。グラフから判断したのか、2曲線の方程式の差の符号から判断したのか、その根拠を説明しておきましょう。また、③も説明不足の答案にありがちです。教科書の隅のほうに書いてあるメジャーではない公式をすべての採点者が知っているとは断定がしにくいです。もしそれらの公式を用いたければ、その導き方から説明するようにしましょう。さらに④の場合は、数学Ⅲの置換積分法や部分積分法は省略することができませんが、単純な計算過程はほとんど読まれないので省略することが可能です!

数学者のイラスト(女性)

論証問題

□ポイント:論理の方向に要注意!書き方にもルールがある

論理は、基本事項の理解も大切ですが、「○○であることと同値」(必要十分)、「○○であることが必要」(必要性)など、用語の使い方に気をつけていきましょう。「○○であればよい」などは答案でよく目にする表現ですが、これは「十分性」の言い回しであり、論証で使い場合は論理の方向に注意する必要があります。

また、論証問題は加点基準よりも減点基準のほうが多いです。特に論理の飛躍は大幅に減点されるため、丁寧すぎるくらいの気持ちで答案を書くことを心得ておきましょう。

 

出典:蛍雪時代3月号(2021)『難関大合格へ 最後のひと押し!重要ポイント』 旺文社

 

いかがだったでしょうか??

難関大学を目指している受験生、国公立の二次試験がある人や記述模試があるという高校1・2年生にとってもこれまでの記事はきっと役に立つと思います!!

是非参考にしてみてくださいね。

 

ありがとうございました。

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