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知らないと損!共通テスト【生物】【地学】対策のすべて!

この記事の読了時間:約2分

 

こんにちは、武田塾札幌円山公園校です!

今年から始まる共通テストについて、「共通テストってどんな問題が出るの?」「センター試験との違いは?」という疑問を持っている人も多いと思います。

そこで!この記事ではセンター試験と共通テストを徹底比較し、対策法を紹介していきます!

今回は共通テスト英語の【生物】【地学】について比較していきます!

 

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目次

・共通テスト【英語(筆記)】【リスニング】全体の比較
 ‣概要
 
・【生物】の比較
 ‣とにかく分量が増えた!
 ‣出題内容の傾向
 ‣【生物】の対策方法
 
・【地学】の比較
 ‣あまり大きな変化はない
 ‣地学受験生は実験系の問題に慣れている?
 ‣【地学】の対策方法
 
・まとめ
 

 

 

共通テスト【生物】【地学】全体の比較

正式名称は「大学入学共通テスト」である共通テストとは、大学入試センター試験に代わるものとして2021年1月から実施される試験です。

マークシート式問題で、知識の深い理解と思考力・判断力・表現力を重視した出題になる予定です。

 

では実際に、共通テスト【生物】【地学】はどのように変化するのでしょうか?

今回の記事では、2020年度に実施したセンター試験と2019年に実施した試行調査を元に比較していきます!

 

 

概要

まずは【生物】【地学】の配点・解答時間についてチェックしていきましょう。

 

<配点> センター試験 共通テスト
生物 100点 100点
地学 100点 100点

 

<解答時間> センター試験 共通テスト
生物 60分 60分
地学 60分 60分

 

配点・時間配分ともにセンター試験から変更はありません。理科を2科目受験する場合には、解答用紙の回収時間である10分間を含めた130分間の試験となります。

 

 

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【生物】の比較

次に【生物】を比較していきます。

 

とにかく分量が増えた!

まず、共通テストの生物がセンター試験から大きく変わったのは、とにかく読み取らなければならない情報の分量が非常に増えたことです。

 

データの提示が増えた他に、センター試験ではイラストであったデータが写真になっている、という変化がありました。さらに問題文が会話系・実験系になっている問題の増加で、読まなければならない文章の量が圧倒的に増加しました。

 

そのため試行調査では、全ての問題を解ききれなかった生徒が多く出てしまいました。実際の共通テストでは、試行調査よりも問題の分量が減るだろうと考えられます。ですので、試行調査の問題が時間内に解けなくてもあまり気にする必要はありません。しかし、共通テストはセンター試験よりも確実に分量が増える、と思っておいたほうがいいでしょう。

 

試行調査ではこの量の多さが原因となって、平均点が低くなったと考えられます。「問題文のうちの必要な部分だけを読み取ればいいのでは?」と思うかもしれませんが、そのように部分だけを読んで解こうとすると、引っかかってしまうような誤答の選択肢が存在しています。量は多いですが、基本的には問題文全体を読み、流れを掴まないといけません。

 

 

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出題内容の傾向

先ほど述べたように、共通テストはデータを使った問題やイラストではなく写真を使った問題が多く出題されるようになりました。また、教科書には載っていないような初見問題で、自分でその答えを問題文から読み取らなければならない問題も出題されました。

 

他にも、これまでのセンター試験ではあまり出題されなかったマニアックな分野からの出題があり、受験生はまだその分野の演習を十分にしておらず対策が間に合わなかったためか、得点率が低かった問題も存在しました。

 

ですがこのような大問構成は試行調査と共通テストで変わる可能性があるため、それほど意識する必要はありません。

 

 

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【生物】の対策方法

今回の試行調査では、骨格筋に関する分野の”筋肉の収縮”についての問題が出題されました。これは過去のセンター試験でも全く同じ内容が出題されていたのですが、試行調査では同じ内容でもデータがイラストではなく写真で出されていました。その結果、得点率が10%低くなっており、写真だと読み取れなかった生徒がいることがわかっています。よって、共通テストの生物を対策するには、データとなる写真を見慣れておく必要があります。

 

また、試行調査には出題元の分野がまたがる分野融合問題が出ました。生物はほかの理系科目よりも分野融合問題が出題された割合が高く、その正答率は低くなっていました。これは生物の勉強をする上で、問題集で分野別に演習することが多かったため、分野融合の問題演習量が減っていたことが原因と考えられます。

分野融合問題は、普段使っている問題集の巻末についている総合問題に載っていることが多いです。共通テストとして、これらを解いておくと良いでしょう。また新しい参考書を選ぶときには、分野融合問題が載っている問題集を選び、意識して分野融合問題を解いておきましょう。

 

その他の対策としては他の理系科目と同様に、教科書をしっかり読むことが大切です。教科書は流れを掴みながら読み、発展やコラム系の部分があればそこもしっかり読みましょう。勉強するときは資料集も併用し、写真データに目を通しておくことも大切です。予備校のテキストも同じように活用しましょう。

 

さらに余裕があれば、実験系の問題を多く見る ②興味がある分野の科学史的な部分を読む という対策も行ってみましょう。②の科学史的な部分とは、「生物の中でいろいろな発見はどういう流れで発見されたのか?どういう実験を組んで発見したのか?」などといったものです。実際の科学の流れを読んで、物事を証明する流れを掴んでおくことが共通テスト対策につながります。本格的な実験の流れを理解し、トライ・エラーや結論に至るまでの過程を見ることで物事を証明する流れを掴むことができるので、まずは生物に興味を持って学習することが大切です。

 

 

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【地学】の比較

次は、【地学】の分野を比較していきます。

試行調査の地学の受験者数は130人ととても少なかったため、正答率のデータが正確とは言えない部分もありますが、今回はその試行調査のデータをもとに比較しました。

 

あまり大きな変化はない

試行調査の地理は、リード文が長くなったり実験系の問題が増えたりといった多少の変化はあったものの、他の3科目に比べてセンター試験にかなり近いままの構となっていました。

 

センター試験に比べて、試行調査全体の難易度は上がっていたと考えられます。受験者数が少ないため分析が正しいか微妙ではありますが、受験者のうちの成績優秀な生徒が間違えてしまうような問題が多くありました。知識があっても勘違いされやすい出題傾向だったと言えます。

 

ですが実際に共通テストになるときは、問題で与えられる情報量が増える、つまり勘違いされにくい出題傾向になると予想されます。情報量が増える分解答にも時間がかかりますが、その分問題数が減るので、トータルの分量は変わらないという予想がされています。ですので試行調査で「わかりにくいな」と思っても、あまり気にする必要はありません。

 

 

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地学受験生は実験系の問題に慣れている?

共通テストの理系科目は、実験に関係する問題・データが写真になった問題・生活に関連した問題が出題されるようになり、これは地学も例外ではありません。実際に試行調査では「地層の観察をしにいった」という実験系の問題が出題されました。

しかし地学はこのような実験系の問題が出題されても、正答率はほとんど下がっていません。元々このような実験系の問題は多く出題されていたため、地学受験生は慣れていたのでしょうか。

 

また問題に社会科の「地理」との連動があった可能性もあります。(地理と地学は一部同じ内容を学習しています。)

 

 

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【地学】の対策方法

地学はセンター試験から大きな変化が少ないため、特別な共通テスト対策は必要ありません。

試行調査で多少の変化はあったものの、実際の共通テストでは得点差をつけるために標準的な問題増やして、むしろセンター試験に少し近づけると考えられています。

 

そもそも地学は問題集が少ない科目です💦センター試験の過去問をそのまま対策に使うことが可能ですので、センター試験とほぼ同じ対策をすれば問題ありません。他の科目と同様にまずは教科書をしっかり読み、資料集も活用しましょう。

 

 

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まとめ

 

【生物】
・とにかく読み取る分量が増えた!
・写真データを見慣れておこう
・参考書は分野融合問題の有無がカギ

【地学】
・多少分量が増えたものの、センター試験と大きくは変わらない
・センター試験過去問で対策が可能
・他の科目と同様に、教科書と資料集をよく読む!

 

いかがでしたか?このように、センター試験と共通テストを比較するといくつかの大きな変化があります。

初めての共通テストで不安だと思いますが、以上の変更点に注目して対策してみてください。共通テスト対策、頑張ってください!

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