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知らないと損!共通テスト【日本史】【世界史】対策のすべてをまとめてみた 。

この記事の読了時間:約2分

 

こんにちは、武田塾札幌円山公園校です!

今年から始まる共通テストについて、「共通テストってどんな問題が出るの?」「センター試験との違いは?」という疑問を持っている人も多いと思います。

そこで!この記事ではセンター試験と共通テストを徹底比較し、対策法を紹介していきます!

今回は共通テスト 歴史の【日本史】【世界史】について比較していきます!

 

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目次

・はじめに
 ‣共通テストとは?
 
・【日本史】の比較
 ‣【日本史】概要
 ‣センター試験と大きく変わった点とは?
 ‣【日本史】の対策方法
 
・【世界史】の比較
 ‣【世界史】概要
 ‣センター試験と大きく変わった点とは?
 ‣【世界史】の対策
 
・まとめ
 

 

 

はじめに

共通テストとは?

正式名称は「大学入学共通テスト」である共通テストとは、大学入試センター試験に代わるものとして2021年1月から実施される試験です。

マークシート式問題で、知識の深い理解と思考力・判断力・表現力を重視した出題になる予定です。

 

では実際に、共通テスト【日本史】【世界史】はどのように変化するのでしょうか?

今回の記事では、2020年度に実施したセンター試験と2019年に実施した試行調査を元に比較していきます!

 

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【日本史】の比較

まずは【日本史】を比較していきます。

【日本史】概要

試験時間・配点・大問構成は以下の通りです。

 

試験時間・配点

  試験時間 配点
1科目選択 60分 100点
2科目選択 130分(中10分間は解答用紙の回収時間) 200点

 

大問構成

  内容
第1問 原始~戦後のテーマ史
第2問 原始・古代
第3問 中世
第4問 近世
第5問 近現代
第6問 近現代

 

試験時間・配点はセンター試験から変更はありません。また、解答方法もセンター試験同様にマークシート方式です。

大問構成にも大きな変化はなく、問題数もほとんど変わりません。

 

 

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センター試験と大きく変わった点とは?

それでは、共通テストは何が大きく変わったのでしょうか。

 

共通テストもあくまで教科書ベースであり、出題範囲や必要な用語の量はセンター試験と変わりません

大きく変わったのは出題形式だけなのです。

 

例えば

・二つの正解があるのでそのうちの1つを選ぶ問題

・答えを推察・類推させる問題

が新たに出題され、特に答えを推察させる問題は非常に多くなっています。具体的には、教科書には載っていないことを提示したデータから考えさせる問題が多く出題されます。また「歴史は多面的視野から見れば様々な解答がある」という考え方から、2つの正解が存在するという問題が出てきました。共通テストは「多面的視野」を重視しているのです。

 

 

 

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【日本史】の対策方法

まず基本は学校の教科書を読み込むことです。共通テストは教科書ベースであるため、教科書の知識を持っていることが大前提となります。ポイントはその読み方です。

重要な用語が太文字になっているためそちらに注目しがちですが、共通テスト対策では「太字の周りの地の文を重視して読む」のがポイントです。太字の周りにある地の文には意義・背景・経緯などが載っており、それらの流れを捉えることが共通テストの対策につながります。

 

実際に問題を解くときに、通史を読みながらも「この時期の文化は何だった?」など多面的視野文化史・外交史も考えること、一つの視点から360度周りを見渡すことが大事です。

必要な用語の量はセンター試験と比べて変わりませんが、これまで以上に「なんでこうなるのか?」という用語のバックグラウンドを知ることが重要ですので、過程、背景、結果、意義を考えることを意識して学習しましょう。

 

例えば「自由民権運動」という用語が出てきたときに、
・途中から激化する⇒その背景は経済が破綻したことが理由
・松方財政はデフレ誘導の財政政策をした
・農民は苦しい生活を強いられている
・本来は言論反抗だった運動が武力反抗に!
・武力運動は鎮圧されて自由民権運動は衰退
というように広い視野で多面的に考えることが重要なのです。

 

 

また教科書だけでは不十分なため、その他の視覚資料が必要です。共通テストはグラフ、絵、表などを使って様々な角度から考えさせる問題が出題されるため、それらの情報が重要になります。学校の副教材の図説集、図版集はいつも手元に置いて勉強するとよいでしょう。

 

共通テスト対策として、用語を断片的に覚えるのは適していません!!

 

 

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【世界史】の比較

次は、【世界史】を比較していきます。

 

【世界史】概要

日本史と同様に、試験時間・配点はセンター試験から変更はありません。また、解答方法もセンター試験同様にマークシート方式です。大問構成にも大きな変化はなく、問題数もほとんど変わりません。

 

 

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センター試験と大きく変わった点とは?

世界史も日本史と同様に、出題される範囲や求められる知識の深さはセンター試験と変わりません。むしろ必要とされる用語の総数は、センター試験に比べて減っています。世界史も主に変わった点は「出題形式」のみなのです。

 

センター試験は歴史知識のみを使って解く問題が多かったため、これまでリード文を全て読んでいる人は少数だったと思います。選択肢を見てキーフレーズを読み取るだけで答えがわかるため、読解は必要ありませんでした。しかし、共通テストはリード文を読解して解答に至る問題が多く、解答に時間がかかるのが特徴です。

なぜリード文を読解しないと解答できないのでしょうか?
その理由は”共通テストは思考を促すように作られているから”です。

 

さらにそのリード文の形式が

・会話形式(先生と生徒のやりとり)
・プレゼン形式
初見の資料(史料)やグラフの読み取り

などセンター試験の世界史ではあまり見られなかったものになっているのも変更点の一つです。

 

少し難しく感じるかもしれませんが、必要なキーワードを拾ってきて「この話題だ!」とわかれば普通の世界史の知識で対応可能な問題となっています。

 

共通テストが重視している点は、”歴史のうねりを理解しているかどうか”です。これができている人、つまり出来事の背景、原因、経過、結果、影響などを把握している人が得点できるようになっています。問題を解くときや用語を覚える際は常に「なぜ」と考えることが必要です。

 

難易度はさほど変わりませんが、地頭がいい人にとっては「簡単になった」、「常識問題だ」と感じるかもしれません。

共通テストは”歴史用語を深堀する試験ではないため、常識や思考力が問われる”という点が大きなポイントです。

 

 

 

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【世界史】の対策方法

日本史と対策方法は同様です。

まず基本は学校の教科書を読み込むことです。共通テストは教科書ベースであるため、教科書の知識を持っていることが大前提となります。ポイントはその読み方です。

重要な用語が太文字になっているためそちらに注目しがちですが、共通テスト対策では「太字の周りの地の文を重視して読む」のがポイントです。太字の周りにある地の文には意義・背景・経緯などが載っており、それらの流れを捉えることが共通テストの対策につながります。

一問一答をマスターするだけでは、共通テストは歯が立ちません。表面的な勉強ではなく、「なぜ」「因果関係」「影響」「流れ」など多角的に学びましょう。

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まとめ

 

【日本史・世界史】
・一問一答のようにキーワードで答えを推測する問題が減った。
・地の文、リード文をしっかり読み込んで解かせる問題が圧倒的に増えた

 

いかがでしたか?このように、センター試験と共通テストを比較するといくつかの大きな変化があります。

初めての共通テストで不安だと思いますが、以上の変更点に注目して対策してみてください。共通テスト対策、頑張ってください!

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