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【大学受験】過去問で敵を知り己を知ろう‼過去問演習の際に注意するべきこと

こんにちは!武田塾佐野校です!

 

夏休みも終わりに近づきそろそろ少し過去問演習に手を出してみようといった方もいるのではないでしょうか。

 

今回は過去問を解く際の目的や注意点についてお話していきたいと思います。

 

過去問を解く目的とは??

 

そもそも過去問を解く目的は何でしょうか?

 

まず第一に志望校の出題傾向を知るためというのが浮かびそうですが、それだけであれば解かなくても問題をパラパラとみれば大体は把握できます。

 

ズバリ過去問演習の一番の目的は

 

「過去問演習で課題発見」

     ↓

 「参考書での対策」

     ↓

「過去問演習で課題克服の確認」

 

を繰り返すことです。

 

ただ問題を解いて傾向を把握して終わりではほとんど効果は上がりません。

 

それでは過去問演習をする際に具体的にどのように進めていくとよいのかを説明していきたいと思います。

 

①目標点、割合を決める。

演習する時期にもよりますが、目標としては合格者平均または合格最低点+5~10%程とれると良いでしょう。

 

いきなりは難しいと思うのでまずは合格最低点を目標にやっていきましょう。

 

②時間配分をざっくり決める

 

試験時間と大問数、小問数や問題傾向に応じてあらかじめ戦略を立てておきましょう。

 

③問題の仕分け

解けそうな問題、方針も見えて解けそうだが時間がかかりそうな問題、解き方の方針など全く見えない問題を見極めましょう。

 

まずは解けそうな問題は確実にとることを意識していきましょう。

 

例えば英語で、下線部英文和訳の問題であれば多少文章の内容がわからなくても構造が取れれば解けることが多いです。

 

④解答後

解答時間が過ぎたら、時間内に解けなかった問題も時間があれば解けたか確認するために解きましょう。

 

ここでも例えば15分など時間を決めて、時間をかけすぎないようにしましょう。

 

解いた後の分析

 

上記のことを意識して解いた後は必ずその分析をしていきましょう。

 

①傾向

どんな問題傾向なのか確認しましょう。

 

大問ごとの傾向はもちろん、小問はどんな問いが多いのかまで把握できると良いです。

 

②難易度

問題ごとに今まで解いた参考書と比べて難易度がどうだったか判断しましょう。

 

同じくらいの難易度でで解けなかったのであれば今までの参考書の復習が必要になりますし、難しい問題が多かったのであれば次のレベルの参考書が必要になってきます。

 

③時間的余裕

見直しをしても時間に余裕があったならば、◎

 

見直しで時間ぴったりだったのであれば〇

 

時間内に解き終わらなかったのであれば×

 

といった感じで年ごとに評価をつけましょう。

 

④解答順

切る問題、解く問題、解けるが時間がかかる問題、すぐ解ける問題を取捨選択ができていて、解けるはずの問題が解き終わっていないようなことが無ければ◎

 

解けるはずの問題まだ手が回っていなかったのであれば×

 

というように評価しましょう。

 

⑤理解度

勘で当たったとか、自信がなかったというような問題がなく、解けたと思った問題はすべて正解出来ていたか、

 

問題文や設問に対して正しく答えられていたかを確認しましょう。

 

わからない問題が初めに設定した目標に対し、必要な点数以下に収まっていて、目標を達成できていれば◎で評価しましょう。

 

⑥ケアレスミス

解けるはずの問題をどれだけ取りこぼしたか確認しましょう。

 

解き方は合っていたのに計算ミスだったり、スペルミスなどをしていたら注意です

 

一度やったのに忘れたなどはケアレスミスとは考えず、あくまでもその時点で解く実力があったにも関わらず取りこぼしたかどうかで判断しましょう。

 

そういったミスが一切なければ◎としましょう。

 

⑦実力の分析

これまでの項目をチェックし、その過去問の結果を踏まえ、反省点や今後の課題などを記録しましょう。

 

⑧対策

苦手な分野・形式をリストアップし、課題を明確にし、それをどうやって克服するかを記録しましょう。

 

例えば和文英訳が解けていないのであれば和文英訳のどの参考書をいつからどのように進めていくかを決定しましょう。

 

計算が遅く、解き終わらなかったなどであれば、計算に特化した問題集を進めていくのも良いでしょう。

 

自分で課題をリストアップし、優先順位をつけて勉強していくことが大切です。

 

参考書で対策しよう

分析が終わり自分に必要なことがわかったらあとは適切な参考書を使い対策していきましょう。

 

武田塾のルートに採用されている参考書はもちろんのこと、武田塾チャンネルでも様々な参考書を紹介しているのでその中から選んでみると良いでしょう。

 

課題克服の確認

参考書を使って自分の課題に対する対策が出来たら、また過去問を解いて前回の課題が克服できているか確認していきましょう。

 

このようにして

 

「過去問演習で課題発見」→「参考書での対策」→「過去問演習で課題克服の確認」

 

を繰り返すことで効率的かつ効果的に過去問演習と課題の克服が出来ます。

 

赤本ノートを使って記録しよう

赤本ノートを使うとここまで書いてきたような分析がしやすくなります。

 

武田塾チャンネルでは赤本ノートの紹介やその他過去問演習のことなど勉強に関する様々なコンテンツを毎日18時頃に発信しています。

 

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