授業をしない塾、武田塾三軒茶屋校です。
今回は、武田塾講師である僕が高3秋までE判定だった慶應義塾大学経済学部に、
武田塾に通って4か月間で逆転合格したときの勉強法についてお話ししたいと思います。
私立大学の難化が止まらない中、僕がどのように勉強し、私立最難関である慶應に合格したのかお話ししていきます!
模試でずっとE判定だった僕が慶應経済に合格できた理由
国語を大の苦手とし、私立最難関レベルである慶應経済を第一志望としていた僕。
模試の志望校欄の最上段には毎回「慶應経済」と書くものの結果は必ずE判定でした。
10月の最後の模試でも当然のようにE判定。
大学受験に相性はたしかにある!
ある日僕は自分が合格点を取りたい問題が一体どのようなものか、何が出題されるのかを知るため、赤本を見てみることにしました。
その時僕が思った事
「あれ?なんかできそう…」
慶應経済の配点は英語200点.日本史/世界史150点.小論文70点。
英語と世界史が得意科目で、国語が大の苦手な僕に、これほど好条件な大学は他にありませんでした。
普段模試ではセンター形式のものだったり、国公立を意識した問題が出題されたりなど、特定の大学、学部の特徴を捉えた問題はほとんど出題されないと言ってもいいでしょう。
受験生にはそれぞれ得意な問題形式、出題内容があります。
果たして志望校と全く異なる問題でE判定だった場合、その志望校は諦めるべきなのでしょうか。
模試と本番で解く問題は何から何まで大違いなのです。
実際に出題される問題を見てからが本当の受験勉強だと今は思っています。
逆転を叶えた勉強法
英語長文のカギは「取捨選択」
早慶レベルの英語は長文が長いです。限られた時間内で単語、文法、文構造すべてを理解するのはほぼ不可能です。
ただ、受験生の目的は「長文のすべての内容把握、精読」はなく、「問題に正解すること」です。
内容が分からなければ問題にも回答できないじゃないか、と思われてしまうかもしれませんが、
ここで言いたいのは全ての文章を正確に理解できなくても問題は解ける、ということなのです。
ここで大切なのが一文一文の処理の仕方、つまり、ここの文はしっかり訳した方がいいのか。ここは深く読まなくていいのではないか。という取捨選択による時間短縮です。
文が難しくても、使われている単語や文章の流れから、その文は「要するにこういう事だろう」「前の内容と大体同じことを言ってるな」ぐらいの理解で突破できることが多々あると思います。
ではどのようにその取捨選択の判断をするのか。
それは問題に着目することです。
選択問題では問題文を見ただけで本文で何に注目して読めばいいのかが判明します。それをもとに本文から理解すべき部分を見つけ出せば正解できるはずです。
英作文は論理的に
慶應経済の一番のカギとなるのが英作文だと思っています。座布団ぐらいの解答用紙に約300語からなる作文を書いていきます。ここでのポイントは
簡単な文章でとにかく論理的に書く
という事です。
英作文はミスを作らないことが非常に大切です。
わざわざ難しい文構造、イディオム、単語を使おうとするとミスの発生につながります。
内容に関しては、接続詞などを駆使して論拠を一つ一つ明白に、具体例を示しながら、採点者がツッコミを入れられないような論理的な構成を意識するといいでしょう。
確実な知識を使って、採点者が読みやすい文章を書くことを心掛けましょう。
世界史は効率的に
世界史は覚える量が膨大です。そのため僕は効率を意識しました。
その意識というのが
①無駄な疑問を抱かない。
先ほど英語でも述べたように、受験生の目標は問題に正解することであり、世界の歴史についての理解を深めることではありません。
何が言いたいかというと、ある疑問を抱いた時、その疑問は自分の受験において必要なのか、ということです。
もちろんありとあらゆる世界史の知識を身に着けていれば、完璧に解答できるかと思いますがそのような時間はありません。
僕は参考書に書いてあることだけを素直に頭の中に入れることを意識しました。
②年号暗記
僕の模試の得点を大きく上げたのが年号暗記です。
なぜかというと、センターや私大などの選択問題は選択肢のある一単語が間違っている、というパターンがほとんどです。
例えば ①○○(人物)が△△(政策)を始めた。
という選択肢が誤りであったとします。
一見年号なんか関係ないと思われがちですが、分からなくなってしまった時、△△が行われた年号、○○が生存していた時期などを理解していれば、この選択の年号的な誤りが分かるのです。
年号をとにかく覚えれば、選択肢の文の時期的な違和感に気付けるのです。
年号を覚えることで、選択肢の誤りに気づきやすくなるのです。
また、改めて問題全体を見てみると意外にも年号が登場していることに気がつくと思います。
僕は年号を覚えるようになってから世界史で9割を切ることがなくなりました。
小論文はとにかく慣れろ
小論文に関しては
とにかく過去問をこなす
これに尽きると思います。
下手に内容面で周りとの差別化を図ろうとしたり、奇抜なことを書こうとせず、自分の素直な意見を論理的にかつ丁寧に書くことを心がければOKです。
まとめ
まずは自分のゴールを知ることが大切です。
確かに模試はとても大事ですが、模試の結果、判定のみで自分の目標を諦める必要はありません。ゴールが分かればあとはそれに向かって、合格には何が必要なのか、自分には何が足りていないのか、しっかり自己分析をしながら突き進むのみです。
この記事が少しでも受験生の皆さんの役に立てば幸いです。応援しています。
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