みなさん、こんにちは♪
勉強のやり方から指導し、逆転合格へ導く武田塾三田校です!
武田塾三田校は2020年2月に開校してから沢山の生徒が通って勉強をしています。
今回は「関学の理系学部はどう変わるの?来年度からの関西学院大学の理系学部」というテーマでお話したいと思います。
冬が近づき、いよいよ受験校を決める時期が近づいてきましたね。
みなさんの中には、本命、滑り止め、受験慣れ、推薦といった様々な理由で関学の理系学部を受験する方がいると思います。
来年度からの新しい学部制度、みなさんが迷わないようにしっかりと教えます。
今までの学部制度は?
理工学部だけだった
今までの関学の理系は理工学部だけでした。そのなかに、数理科学科、物理学科、先進エネルギーナノ工学科、化学科、環境・応用化学科、生命科学科、生命医科学科、情報科学科、人間システム工学科という、学科ごとの分類がなされていました。
そもそも理工学部とは理学部と工学部の間を学べる学部です。
理学は自然科学を学び、研究する。分かりやすく言うと、いままで勉強してきた数学や理科の延長線上で、新しい自然の法則を見つけ出すという学問いです。その全てがすぐに、人類の役に立つものではありません。
工学は理学で見つけ出したことを基に、より優れた技術を学び、研究する。一言で技術といっても、コンピュータの分野であったり、航空の分野であったりとたくさんの分野にわたる。
理工学部は本来、その両方のいいとこどりが出来る学部なのです。
関学で理工学部の恩恵ってどうだったの?
関学の理工学部は卒業するために必要な総単位数に加えて、心理学や経済学などの一般教養と言われる総合選択科目、理工学部の他の学科で開いている専門選択科目、自分の学科の各々の科目という風に分かれています。
一番重要なのが、自分の学科の科目です。次に専門選択です。
なので、時間割で、自分の学科の科目に被らないように学びたい他の学科の授業を受けることができるのです。
新しい学部体制
なんと、現在の理工学部が解体され、新たに4つの学部ができます。
それは、理学部、工学部、生命環境学部、建築学部です。
では、それぞれ見ていきましょう。
理学部
前述したとおり、自然科学を勉強、研究しようという学部です。
学科は、数理科学科、物理・宇宙学科、化学科です。
物理学科が宇宙物理学科という名前に変わりましたね。理工学部の理学に寄っていた学科がここにあたるという感じです。
工学部
前述したとおり、科学技術を勉強、研究しようという学問です。
中の内訳は学科ではなく、課程という表現をしています。
課程は、物質工学課程、電気電子応用工学課程、情報工学課程、知能・機械工学課程です。
元の理工学部ではどこに当たるかが分からないですね。情報学科や先進エネルギーナノ工学科、人間システム工学科にあたるんじゃないかと思います。ただ、理工学部時代の学科と同じことをするとは思えないです。
個人的には、新しい工学部の方が何をするのか分かりやすいと思います。
生命環境学部
感覚としては、生物に特化した理工学部という感じでしょうか。
学科は、生物科学科、生命医科学科、環境応用化学科です。
これも理学部同様に、名前を変えてそのまま引っ越してきたという感じですね。
建築学部
最も大きな変化ではないのでしょうか。建築学科の追加です。
厳密にいえば、理工学部の時代からあったのですが、理工学部の中にはなく、総合政策学部にありました。
自分は、大学に入るまでのそのことに気づきませんでした。
そういう人が減るという意味でも良くなったという感想です。
偏差値は?
理学部、生命環境学部に関しては今までと違いはないでしょう。
しかし、工学部と新たに追加される建築学科はどうなるんでしょうか。
近年話題の、AIやプログラミングをメインとして学べる学部が人気になりそうなので情報工学課程と知能・機械工学課程の偏差値は高く、物質工学課程と電気電子応用工学課程がそれに続くという風になると予想されます。
建築学科は情報がなく分かりにくいですが、他の大学の偏差値を見ると、理系の中では高い方に位置することが多い為、偏差値は工学部と同じくらいだろうと予想されます。
理工学部時代との違い
工学部の内容が変わる、建築学科が増えること以外にはあまり変わらないと思います。
もともとこれらすべての学部は関西学院大学の神戸三田キャンパスに存在しているので、教授の顔触れや、学ぶ内容に大きな違いができるとは考えられないです。
まとめ
関西学院大学は現在の理工学部が解体し、理学部、工学部、生命環境学部、建築学部が新たにできます。
偏差値は全体としてはほとんど変わらないでしょう。建築学科は高めになる予感がします。
受験をする人はしっかりとした対策をしてから挑みましょう。
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