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【高校生必見・勉強法】ノートまとめだけで終わるのはもうやめよう!

まとめノート

 こんにちは。武田塾佐賀校です。

 いよいよ受験までの時間があまりなくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか? 

 今回は、タイトル通り「ノートまとめだけで終わる」のをやめてほしいと思って記事を書いています。

 このタイトルを見て、「当たり前じゃん!」と思った方はともかく、「どきっ」とした方はぜひ読んでください。

普段、どんなふうにノートを使っていますか?

 みなさんは普段どんなふうにノートを使っていますか?

 答えを挙げてみると

・授業中の板書を写す

・英単語や漢字を書いて覚える

・問題集の問題を解く

・板書のノートや教科書の内容をきれいな字でまとめなおす

などが挙げられるかと思います。

 今回問題としたいのは、板書のノートや教科書の内容をきれいな字でまとめなおす「まとめノート」と呼ばれるものです。

 その日の授業内容やテスト前の勉強などで、必ずまとめノートを作るという方もいるかもしれません。

 しかし、まとめノートにはメリットと同じくらい大きなデメリットがあります。

 次節以降で詳しく見ていきましょう。

頭にクエスチョンマークを浮かべた人のイラスト(女性)

まとめノートの何が問題か?

 まとめノートの何が問題なのでしょうか? 

 大きく分けて3つの問題点があります。

①まとめるのに時間がかかる

 まとめノートをつくるのには、かなりの時間がかかります。

 2ページくらいの内容をまとめなおすのに2時間程度かかってしまうことも全然不思議ではありません。

 まとめることにそれだけの時間を割けるのかどうかをまずチェックしてみてください

②まとめることが難しい

 まとめノートをつくるのは、かなり難しいです。

 教科書や参考書は、大学教員や塾講師などが長年の経験から重要な点にしぼってまとめたものです。

 そんな教科書や参考書を書き写す「だけ」ならば教科書や参考書を読めば済みます。書写はやめたほうがよいでしょう。

 見やすくわかりやすく要点がまとまっているものをさらに見やすくまとめなおすのは、結構難しいです。

③まとめるのに満足して暗記までできていない

 まとめノートをつくると、満足してしまいがちです。

 そして、満足して暗記までできていないという場合がけっこうあります。

 覚えるところまでできなければ、まとめノートにあまり意味はありません。

勉強のイラスト「テスト勉強・男の子」

どんな場合にまとめノートは有効か?

 以上、述べてきたように、明確な目的意識も時間もないなかでノートをまとめるだけなのはやめたほうがよいです。

 基本的には参考書を読み込み、不明確な点・補足したい点などを書き込んで何度も見返すようにするのがよいと思います。

 しかし、以下のような場合、ノートをまとめることも有効です。

①自分用のノートをつくる

 たとえば、自分のできなかった問題や何度やっても間違ってしまう問題などがある場合、その問題の詳細な解法などをノートにまとめるのは効果的です。

 自分のミスややったことのある問題で解けない問題を確実に減らしていくことが、受験合格に向けての近道です。

 そのような苦手な部分に特化してノートをつくることは、大いに効果が期待できると思います。

②つくったノートを何度も何度も見返す

 まとめノートの問題は、ノートをまとめることに満足して暗記に時間を割かないことが多くある点にあるのでした。

 もし、①のような自分に特化したノートを何度も何度も見返し、暗記することができるのであれば、そのノートはきわめて有効だと思います。

 ノートまとめ「だけ」で終わるのはもうやめましょう!

メガネが光る人のイラスト(女性)

(補足)問題を解く用にノートを使うときの注意点

高慢と偏見

 ここでは補足として問題を解くようにノートを使うときの注意点を挙げたいと思います。

 たとえば、以下のようなノートの使い方をしていませんか?

・丸つけをしていない

・かなり多くの問題を解いてからまとめて丸つけしている

・記号問題の丸つけが、正しい記号への訂正だけになっている

・文法問題の英文を書き写して解いてかなりの時間を消費してしまっている

 これらのノートの使い方は改善の余地が大いにあります。

・丸つけをしていない

⇒丸つけをきちんとする

・かなり多くの問題を解いてからまとめて丸つけしている

⇒丸つけを節などの短めのまとまりで行い、そのたびごとに復習する

・記号問題の丸つけが、正しい記号への訂正だけになっている

⇒正しい記号への訂正だけだとあまり意味がない。

 関連する知識などを書いたり、間違えた問題にもう一度挑戦して解けるかを確認したりする

・文法問題の英文を書き写して解いてかなりの時間を消費してしまっている

⇒時間がかかっているようなら、コピーした英文を切り貼りしたりして使う

 たとえば、以上のようにノートの使い方を改めることができます。

 着実に学力の向上に結びついているのかどうかを必ず意識するようにしましょう!

おわりに

 ここまで読んでいただいてありがとうございます。

 今回は、ノートまとめのデメリットを紹介し、ノートまとめの効果が期待できる場合についても紹介しました。

 執筆者は基本的にノートまとめを推奨しませんが、この記事がノートまとめ派のひとにとってもノートまとめない派のひとにとっても、役に立てばうれしく思います。

 

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