みなさんこんにちは!武田塾佐賀校の本多です!
今回は【高1・高2必見】受験で失敗しないための今から始めて欲しい勉強法 の受験生バージョンになります。
「受験生になったけど、何から始めたらいいか分からない。」「部活があるから勉強だけに集中することはできないけど、受験は絶対に失敗したくない!」という方も多いと思います。
そういう方のために、受験生に最低限押さえておいて欲しいポイントや気を付けておいて欲しいことを書いていこうと思います。
目次
1.形式的な勉強に流されない
周りに惑わされない
「形式的な勉強に流されない」ということはどういうことなのかというと、『単語帳○○周』『1日△△時間勉強』といったことだけにこだわらないということです。
受験生になると、友だちとの話題も受験の話になったり、先生や親からも色々とアドバイスをもらったりすると思います。
つまり、周りから受験や勉強法に関して多くの情報が入ってくるようになります。
あの人は1日10時間も勉強しているらしい、この子の単語帳は付箋だらけで使い込んでるな、と周りと自分を比較することも多いと思います。
そしてどの勉強法がいいか分からなくて、自分でどうしようもなくなるといったことになりがちです。
しかし、大事なのは『単語帳○○周』『1日△△時間勉強』といった形式的な勉強ではありません。
勉強したことが全て頭に入っているか
どれだけ集中して勉強したか
といったことが大事になります。
勉強したことを完璧にするために結果的に単語帳を周回したり、長時間勉強したりといったことは起こると思います。
何回復習したら覚えられるかは人それぞれですし、勉強過程と結果を混同させないようにしてください。
実際に何時間勉強してますか?
「長い時間勉強したはずなのに、思ったより進まなかった」という経験はありませんか?
または「休日は朝から晩まで塾の自習室にいるから、12時間は勉強してる!」という人いませんか?
それだけ勉強していることはとても素晴らしいことですし、尊敬すべきことだと思います。
ここで注意して欲しいのは「ただ、机に座っている(自習室に居る)時間が12時間」になっていないかということです。
自習室にいてもスマホを触っていたり、友だちと喋っていたり、昼ご飯を食べるのに1時間もかけたりしていませんか?
そして本当に勉強していた時間は5時間くらい、という状態になっている人も意外と多いです。
自習室に限らず、家で勉強していても集中していない時間が長くなっていることも多いものです。
そこでオススメなのはストップウォッチを使って勉強時間を計測してみることです。
1日でいいので、勉強を始める瞬間と切り上げた瞬間にストップウォッチを押して、自分の実際の勉強時間を計ってみてください。意外と短いことに気付く人もいるかもしれません。
1日何時間勉強したかも大事ですが、実際に何時間集中して勉強できたかのほうが大事です。
本当の自分の勉強時間を知ろう!
その日に点数を何点あげられたか
受験生の皆さんはぜひ「今日の勉強で自分は何点点数を上げられたか」ということを寝る前に自問自答して欲しいと思います。
1日に上げられたと思う点数は1点でもいいのです。
共通テストまで262日あるのですから、最低でも今の点数から262点あげることができます。(2021/4/28)
周りの情報に惑わされず、自分の実力を確実に積み重ねて行きましょう。
2.模試に一喜一憂しない
模試のA判定やC判定に一喜一憂していませんか?
模試は天気予報です。
受験生にもなると多くの模試を受けることになると思いますが、そのたびに落ち込んでいたりしては試験本番までメンタルが持ちません。
模試結果から学んでほしいのは
自分の苦手なところの把握
です。
たしかに偏差値や判定、順位といったものも、その模試を受けた時の自分の立ち位置を知ることができるので大事です。しかし、結果が返ってくるのは1か月以上後ですし、受験者層によって偏差値や判定は大きく変わります。
模試結果は苦手解剖図
模試結果や解答には、その大問が何を重点的に出しているか、その問題では何を聞こうと思って出題されているのかといったことが書かれています。加えて、自分の得点率と全受験生の平均得点率も書かれています。
模試結果は、自分と周りを比較して、自分はどこが苦手で不足しているのかを知ることができる絶好の資料です。
目に見て分かりやすい判定や偏差値といったものにとらわれず、じっくりと読んで見て自分の苦手を把握して見てください。
また、A判定だったからと言ってその大学に必ず合格できるわけではありません。
私は前期試験で高校3年間A判定だった大学を受けましたが、不合格でした。
3.わからないを残さない
「分からないを残さない」ということがどれだけ大事かは前の記事でも述べてきました。
くわしくはこちらを読んで欲しいと思います。
分からないところを残したままにしておくことは、後々自分の首を絞めることになりますし、受験生は残したままにしておく余裕はありません。
どちらかと言えば、高1・2で残してしまっていた苦手を回収しなければならない時です。
授業でも、模試でも、分からないところがあったらその日うちに解決することを心がけましょう!
質問すること自体を苦手とする人も多くいますが、分からないことは恥ずかしいことではありません。先生でも友だちでもいいので、積極的に質問していきましょう!
武田塾では、講師への質問はいつでも受け付けています!
さいごに
記事2本にわたって、高校生の勉強法について紹介してきました。
ここでは具体的な勉強法というよりは、勉強する時のアドバイスや心持について話しています。
「もっと詳しい科目ごとの勉強法知りたい!」という方は是非他の武田塾のブログ記事も読んでいただけたらと思います。
この記事が、みなさんの勉強を助けるツールの1つになれば嬉しいです。
勉強していてもやり方がわからなかったり、なかなか成績があがらなかったりするなど、いろいろな悩みをお持ちかもしれません。
そんな受験生のために、武田塾佐賀校では
無料受験相談を開催しています。
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