-
- 武田塾大津石山校が開校して1年半。生徒数も50名を突破し、これからさらに大きな発展を遂げそうな予感。
- ・生徒と講師の雰囲気の良さ
・武田塾全体を見渡してもトップクラスの退塾率の低さ
これらの秘訣に迫るべく校舎長に直撃インタビューしてみました!
校舎長の経歴を探る
インタビュアー(以下:イ):本日は大津石山校の校舎長の米田さんに話を聞いてみたいと思います。米田さん、よろしくお願いします。
米田(以下:よ):よろしくお願いします。
イ:早速ですが米田さんはなぜ武田塾で教務をされているのでしょうか?
よ:よく聞かれる質問なのですが、実は結構答えにくい質問なんですよね。というのも実は僕、元々医学部に行っておりまして、本来であれば医者になっていたはずなんです(笑)
イ:えっ!?そうなんですか?
よ:そうなんです。勉強、というより覚えなければいけない量が膨大すぎて、医者をやって行く自信が無くなってしまいました。また入学前に思い描いていた医学生像と、入学してから感じた医学生像の違いというのも医者をあきらめる原因になりました。
イ:確かに医学部は入学する難しさと、そのあとも勉強を続けていかないといけない大変さがありますね。
よ:いや、他の学部も入学後に勉強続けないといけないですよ(笑)性格的に人のためには頑張れるけど、自分のためには頑張れない、という部分があるので、それも心が折れた原因のひとつかもしれません。周りの期待もあり、辞めるに辞められず、というような日々を過ごしていました。そんな状態では勉強が身につくことはないですよね。今振り返れば明白なんですが、その時には気付かないものですよね。
イ:嫌な質問をしてしまってすみません。そこから教育の世界に入るきっかけなどはあったのでしょうか?
よ:教育、なかでも塾講師という事を意識する直接のきっかけとしては大学生時代に塾のアルバイトをやっていたことが大きいと思います。元々誰かに「教える」という事は好きだったので、医学科を目指して勉強していた時に得た経験や知識を伝えていくことで世の中に貢献できればいいなと思いながら日々過ごしています。
イ:なるほど。学生時代の塾の経験は今も活きていますか?
よ:そうですね~。生徒とのコミュニケーションという面や講師の気持ちを理解するという意味でいえば自身の経験は大いに役に立っていますが、武田塾での指導に役立っているかという意味ではどうでしょうか。というのも、武田塾は「日本初!授業をしない塾」と謳っているように既存の塾とは一線を画した新しいタイプの学習塾なんですよ。そういう意味ではむしろ経験が足を引っ張っていた時期があったかもしれません笑
武田塾=新しい塾?
イ:新しいタイプの塾という点をもっと詳しく聞かせていただいてもいいでしょうか?
よ:武田塾は大別するといわゆる個別指導塾に分類されます。大体の個別指導塾は基本が生徒と先生が 2:1 で、という形が多いのではないかと思います。そ の指導の中で何をやっているかというと、英文法の説明だったり公式の説明だったり、分からないところや疑問に思ったことなどの解説を行うのがメインではないでしょうか。
イ:そういうイメージはありますね。
よ:1 コマ 70~90 分くらいで、その時間の使い方は講師によって大きく異なります。基本的には最初の 10 分で宿題の採点を行い、出来が良ければ次の範囲の解説にとりかかり演習をしてもらう、あるいは宿題の出来が悪ければ前回の範囲の解説をもう一度行い演習をしてもらう、大体こんな感じだと思います。
イ:はい。
よ:いずれにしても演習に時間を割くので解説できる時間も限られてきますし、生徒 2 名を 1 人の講師が見る場合、効率が悪いとさらに解説できる時間が減って しまうのがデメリットです。
イ:なるほど。
よ:じゃあ武田塾はどうしているのかというと、個別指導の時間の前にやってきてもらった課題が身についているかのテストを 1 科目あたり 60 分しっかり時間をかけてテストを行い、そのあとに個別指導に入るので個別指導の時間の中で問題演習をすることはありません。個別指導の時間 60 分をフルに指導に充てることができます。
イ:個別指導の時間はすべて指導してもらえるということですね。
よ:また、テストでできていなかった部分の解説はもちろん行うのですが、ただ教えるのではなくどのように勉強を進めていればその部分を理解できたか、という深いところまでアドバイスを行います。「勉強のやり方を教える塾」といえばわかりやすいかもしれません。
イ:「答え」を求めている生徒に「答えにたどり着く方法」を教える、という感じでしょうか。
よ:そうですね、他の塾の経験としては「答え」そのものを教えるような指導をしていたので、ストレートに「答え」を教えたい気持ちを抑えて「たどり着き方」を教えるのは慣れるまで時間がかかりましたね。
イ:ほかに他の個別塾と違う点はありますか?
よ:個別塾では次週までの宿題を担当講師が決めるという形が一般的と思います。武田塾では入塾時点からいつ何の勉強をどのぐらいするか、という事を決めてそれに沿って毎週の課題設定をしています。基本はその勉強計画に沿って勉強していくのですが、生徒の体調やメンタルを加味して日々の勉強量を調整しています。講師一人で課題を決めるのではなく、講師と私たち教務とあとは生徒本人の3人で次週までの課題を設定して勉強を進めていくというのもウチの特徴かなと思います。
大津石山校の特徴について
イ:大津石山校の講師はどのような講師が多いですか?
よ:単純に学歴として高学歴な講師が多いですが、それ以上に講師たちの受験経験の豊富さに驚かされました。中学受験を経験している講師、何浪もして希望の大学に受かった講師、再受験をして文系も理系も教えられる講師、様々な講師が在籍してくれています。おかげでどのような生徒にも寄り添えるような講師がそろってくれていると思います。素晴らしい講師に恵まれていることがこの校舎の自慢点の一つです。
イ:バラエティに富んだ講師が在籍しているのはうれしいですね。他に校舎の強みなどはありますか?
よ:今年の、ということでいえば生徒が強みですね。仲良くするだけでなく何も言わずとも生徒同士でセンター過去問の得点率を競ったり、お互いにわからないところを教え合ったりと自主的に向上していこうという想いを持った生徒が集まってくれています。最初はそのようなタイプじゃないかな?と思った生徒も感化されています。そういういいサイクルを来年以降も維持していきたいですね。
イ:そういう自分でどんどん勉強していく生徒におすすめの塾ですか?
よ:そのような生徒にはもちろんおすすめの塾ですが、勉強しなくてはいけないのはわかってるけど…という生徒にも向いている塾だと思います。やらなければいけないのはわかってるが何をすればいいかわからない、周りについていけるかわからない、という生徒とはぜひ一度直接お話しさせてもらいたいです。お話していく中で課題点を発見し、こういう風に勉強していけばいいよという勉強の方針を提示させてもらいます。合格のために何をやればいいのかはっきり分かった状態で勉強を進めることができるのは安心感パナイと思いますよ!
校舎長として大切にしていること
イ:校舎長として大事にしていることはなんでしょう?
よ:当たり前のことなのですが、生徒ひとりひとりに合わせたフォローをするということです。成績を上げたい、合格したい!という想いは同じだと思いますが、それまでに乗り越えなければいけない壁は生徒それぞれです。同じアドバイスが全員に通用するわけはありません。各生徒にとって一番ためになるアドバイスをしてあげたい、そのためにも生徒ひとりひとりのことを理解したいと思っていますので休憩がてら生徒と話すように意識しています。といっても元々しゃべること自体は好きなので生徒とコミュニケーション取っているんです!という大義名分のもとサボっているという見方ができなくもないかもです。笑
イ:今の仕事をやっていて嬉しかったことは何ですか?
よ:一番うれしい瞬間はもちろん生徒が志望校に合格した時ですが、頑張ってくれている生徒の成績が志望校の合格ラインを超えた時はうれしいですね。真剣に勉強に取り組んでいる生徒なのになかなか結果がついてこない、それを講師も巻き込んでどうしたら点数に繋がるのか考えて考えて、考え抜いた取り組みが結果につながった時の嬉しさは格別です。
イ:ちなみに校舎を運営する上での具体的な目標はありますか?
よ:目標としている数値は退塾者ゼロです。生徒の成績を上げ、生徒と保護者の満足度が高いと退塾なんて考えないですよね?退塾なんて思いつきもしないぐらい校舎に愛着を持ち満足してもらえることを目標にしています。
イ:退塾者を出さない、ではなく退塾を考え付かないというレベルを求めているのですね。
よ:難しいですけどね。
勉強に悩んでいる生徒へ
イ:なかなか勉強がはかどらないお子様に何かアドバイスをお願いします。
よ:自分で迷っていても時間が過ぎていくだけです。もったいないです!相談に来てもらえれば一緒に勉強の進め方を考えます!一歩踏み出して一緒に成績を爆上げしましょう!!
米田校舎長 プロフィール
- 1988/08:鹿児島県の奄美大島に生を受ける
- 1988/10:生まれて間もなくシンガポールへ、2歳で帰国
- 1994/09:父の仕事の関係でChinaへ移住、インターナショナルスクールに通う
- 1997/08:日本にカムバック
- 1999/06:12歳で英検2級取得
- 2004/04:福岡県立東筑高等学校に入学
- 2008/04:鹿児島大学医学部医学科に入学
- 2008/05:人生初TOEICで865点
- 2018/06:武田塾鹿児島中央校に副校舎長として合流
- 2019/03:校舎長として武田塾大津石山校にやってくる
趣味:年に一度のハーフマラソン、フットサル、テニス
今年もハーフマラソン走ります。応援よろしくお願いします!!