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参考書マニアが身を滅ぼす

皆さんこんにちは。武田塾大津石山校です。

皆さんの中、もしくは周りに参考書を沢山買っている人はいませんか?

そういった人のことを俗に「参考書マニア」と呼びます。

参考書マニアの多くは偏差値が上昇せず、

大学受験で憂き目を見る傾向にあります。

それはなぜでしょうか?大きな理由として、

購入した参考書のどれもが三日坊主で終わってしまうことが挙げられます。

実際の例(筆者の周りにいた参考書マニアの実例)を考えてみましょう。

高校3年生の夏に、ひとつの科目で2週間に1冊参考書を買うとします。

高校3年生の中盤ですから、その参考書は何らかの問題集でしょう。

一般的な問題集は、大体200問の例題(+演習問題)が載っています。

問題集を完璧にこなそうとすると、2周はしないといけませんから、

最低でも400問の例題を解く必要があります。次の参考書を買うまでの2週間で

400問解くとすると、一日に約30問解かなければなりません。

高校3年生の問題集ですから、例題1問につき20分は最低かかるでしょう。

すると、一日に10時間その問題集に時間を費やさないと、

次の参考書に移る前に完璧に出来ないわけです。

もちろん、他の科目の問題集もやらなければいけないわけですから、

どう考えても無理ですよね。

次の参考書に移る時点では、参考書が全く終わっていないことが予想されます。

それぞれの参考書が不完全なまま終わってしまうわけですね。

「いろいろな参考書に手を出すのと、一つの参考書を完璧にやり終えてから次にいくのとを比較しても、

総勉強量(やった問題量)が変わらないのだからいいではないか」

と思われる方もいらっしゃるでしょう。

確かに総勉強量は変わらないかもしれませんが、

いろいろな参考書に手を出すと様々なデメリットが存在します。

どの参考書を見てみても、単元別にトピックや問題が掲載されています。

掲載されている単元の順番も大体同じです(例えば化学なら、理論→無機→有機→多量体)。

では、参考書を完璧にする前に次の参考書をはじめからスタートさせるとどうなるでしょうか。

同じ単元を繰り返すことになりますよね(例えば化学なら、理論→無機の途中→理論→無機の途中…)。

化学の場合だと、いつまでたっても有機化学と多量体が身につきません。

網羅的に、満遍なく勉強しないといけない大学入試において、これは非常に悪手です。

では、次の参考書で、前の参考書で出来なかった単元をやれば大丈夫ではないか。

そうすれば、全単元を網羅的にやったことになるのではないか。そう思われるかもしれません。

多くの参考書は、全てやり終えて初めて、網羅的に(全ての単元で)、

科目をある水準でマスターできるように作られています。

ターゲットとなる受験生のレベルも様々ですから、参考書ごとにやり終えた際の、

到達水準も異なってくるはずです。

到達水準が異なるということは、

それぞれの参考書のレベルや難易度は、異なってくるわけです。

一冊の参考書を完璧にしないまま、それぞれの単元ごとに、

難易度の異なる参考書をコロコロ変えてやるとします。

すると、単元ごとに達成度が変わり、

得意苦手がはっきりしてしまいます。

また、一冊の参考書はどの問題も一定の難易度で作られていることが多いです。

そのため、単元ごとに得意苦手がはっきりした状態では、

一冊の参考書をやるにしてもある単元は簡単すぎる、

ある単元は難しすぎる、といった状態になります。

結果、自分に合った参考書は見つからず、

何をすればいいか分からない状態になりかねません。

以上述べたように、参考書ごとにやる単元を変えないにしろ、

変えるにしろ、参考書マニアは「百害あって一利なし」です。

それに対して、武田塾が掲げるスローガン「一冊を、完璧に。」を遵守した場合を考えます。

前述のとおり、どの参考書(少なくとも武田塾の推奨する全ての参考書)も完璧にした際に、

網羅的にその科目を、ある水準でマスターできるように作られています。

つまり、一冊を完璧にした際に、全ての単元が同じ水準でマスターできるわけです。

すると、一つ上のレベルの参考書は、全ての単元で一つ上の水準の問題を掲載しているわけですが、

どの単元の問題もちょうど良い難易度になるはずです。

つまり、自動的に一つ上のレベルの参考書が「自分にあった参考書」となるわけです。

一冊を完璧にすることで、次のレベルの参考書を「自分に合った参考書」にすることが出来、

効率よく段階的に単元全てをステップアップさせていくことができます。

これが武田塾式「一冊を、完璧に。」の唯一無二のメリットであります。

「一冊を、完璧に」する指導を受けることができる武田塾に、

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