【第11回】数学の勉強法”MARCHレベルの進め方(理系)”|教科別勉強法

中森「なので、割とMARCHレベルは時間かかりますよ、と。で、じゃあ理系数学のMARCHはどうなってるのかっていうと。『標問』使いたいんだけど、さすがに『標問』三冊やったら大変なことになるから使えないわけですよ。」

山火「なるほど。そういう基準なんすか。」

中森「そう、物理的に時間足りなくなっちゃうからね。じゃあ、とりあえず入門は、っていうと。入門はⅠ・A、Ⅱ・B、Ⅲでやるものが違います。Ⅰ・A、Ⅱ・Bは文系でも使ってた『文系の数学 重要事項完全習得編』の例題のみをやる。これは文系数学と一緒ですよ、と。で、最悪これカットでもいいよ、と。理系の場合、数Ⅲ優先だから。」

山火「そうですね。配分とかも考えて。」

中森「やる余裕があんなら、特定の分野だけやるとかでもアリだとは思うけど、正直これと次に紹介する数Ⅲだったら、数Ⅲの方が優先度が高いわけですよ。ほぼ大体の理系だったら、って話ね。ちなみに数Ⅲの方は何やるかっていうと『合格!数学Ⅲ』ですね。マセマの合格!」

山火「出ました、『合格!数学』、はい。」

中森「こちらですね。まあ、マセマのシリーズで解答詳しめ、問題難易度も標準問題の簡単めな良問でまとまってるっていう形式なので。」

山火「そうですね、ちょうどそういうところ、微妙なとこついてますね、これは、『合格!数学』は。」

中森「だからホントにMARCHまでのレベルでいいなら、これ。で、MARCHの上狙うのも、この一個上の『実力UP!問題集』ってやつもあるから、最悪、数Ⅲやるつもりがないならそこだけやるっていうのは戦略的にありなんですよね、全然。で『合格!数学Ⅲ』に関しては、1ヶ月あれば1週はできるかなとは思うんで、まあ復習含めて1ヶ月半ぐらいでなんとかやれればいいかな、と。『文系の数学』の方はさっきと同じく2ヶ月ぐらい見とけばいいかなって形なんで。
まあ、多分だけど『基礎問』からやってる人はおそらくここで終わる人が多い、と思います。数Ⅲで結構苦戦してっていうので、MARCH全部できねえ、どうしよう、じゃあ最悪数Ⅲだけは合格までやってⅠ・A、Ⅱ・Bは『基礎問』何とか使いこなして、理系の入試は数Ⅲの方が出やすいから、数Ⅲを確実に取りきって、Ⅰ・A、Ⅱ・Bも解けるとこだけ解いて、最悪時間あったら、出る分野、出やすい分野だけ、MARCHの問題集とかでやろうみたいな、戦略がMARCHレベルの理系の数学受験だと、あるかなっていう。」

山火「ですね。」

中森「割とこのルート多いよね。」

山火「多いっす。結構多いっすね、これは。」

中森「だけど、これはほんとにそのレベルで止まっちゃうから、MARCHだったら割とどこでもいけるんだけど、その上狙おうと思ったら、やっぱりどうしても物理的、難易度的にこの上の参考書をやっておかないときついっていう側面は出てくる、って話ですね。
で、じゃあMARCHの標準に行くんだけど、MARCHの標準でやるのは『理系数学入試の核心』の標準編と『やさしい理系数学』の例題ですね。『核心』はともかく、『やさ理』はMARCHレベルじゃねえだろと思ってる人もいっぱいいると思うんだけど、そうなんだよね。これは正直MARCHとかのレベルだとまあ理科大も含めてかな。一応、解ける問題一通り解いて、もう絶対無理だろって問題以外はちゃんと解けるようにするためのレベル用って感じなんですよ。
だから、MARCH全部いるかと言わると、正直さっき言ったようにMARCHの入門でも全然戦えるから、これはやっぱり上を目指すため向けの参考書って感じですね。で、核心の方は、やっぱ問題数結構多い。150題あって、これも最悪時間なかったら数Ⅲから順にやってやれる範囲だけやるっていうのでもいいんですけど、これやっぱ解説が結構難しくて、ちょっと難易度高めな良問が並んでるって感じですね。
なので、一通りこれを全部解けるようにして『やさしい理系数学』で難問とか、こっから上のレベル目指すための問題をちゃんと解けるようにしていくという形ですね。で、ここにかかる時間が『核心』で大体2ヶ月ぐらい。『やさ理』で1ヶ月半ぐらい。なので、3ヶ月半から4ヶ月ぐらいを目途にやってくという形ですね。で、マーチの発展で使うのは『厳選!大学入試数学問題集』の理系ですね。これが262題ということで、こっちもね通常の文系の方とおんなじものを使っていきますが、まあ、理系の方が全然問題数多いんで、文系は2冊使ってたけど、MARCHの入門で使ってたやつの類題って形で、演習問題のやつだけど、こっちは1冊だけで構いません。
これまあ、大体3ヶ月とかそのぐらい見てやってけばいいかなって感じですね。これがMARCHレベルまでの参考書って感じですけど、まあただ、さっき言ったようにこのレベルっていうのはMARCHって言っても、物理的に間に合わないケースがあるから、割と削ったりとか入門しかやんなかったりとかいうね、ショートカットだったりとか最小限にしたりっていうのは、割とある話なんですよ。
だけど本来なら、もちろんやれるなら普通にやった方がいいわけなんですよね間違いなく。
だから、現実的に時間が間に合わないケースだったらそういうやり方もある。ただ、だからって『基礎問』削ったら大変なことになるんで、『基礎問』までは絶対にやらなきゃいけない。これはホントに基礎ができなっちゃうから『基礎問』ができないとっていうことですね。
だから『基礎問』の土台があって完全に使いこなせるって前提の上だったら、最悪数ⅢできればMARCHなら届くかもしれないっていうところがあるから、数Ⅲを優先してやろうっていう話をしてるんであって、『基礎問』の段階から数Ⅲだけやればいいってことじゃないので、そこは注意してくださいっていう話ですね。」

山火「そうなんですよね、ここの微妙なバランスですよね、これは。」

中森「っていうことで、じゃあ続いて、早慶レベルの方に行きたいとは思うんですが。はい、早慶レベルで出てくる参考書。まず、文系が、出ました、『文系数学の良問プラチカ』ですね。」

山火「『プラチカ』来ましたね。」

中森「ムズイね、あれはね。」

山火「ムズイらしいですね、あれもう。」

中森「ただその前に入門の方も…」