【vol.1124】「新聞を読んだら苦手な現代文の成績が上がる」は嘘?本当??|受験相談SOS

高田「では、今日も質問が届いております。『現在高1です。僕は現代文がとても苦手で、いつも模試などでは現代文が足を引っ張ります。学校の先生に相談したら「毎日新聞を読め」と言われました。本当に新聞を読むことが現代文の成績上昇につながるのでしょうか?』という質問ですね。これ、ありますよね。学校の先生とかもそうですし、保護者の方とかが結構言ったりしますよね。『ウチの子、新聞とか普段全然読まないんで、現代文できなんですわー』みたいな。どうですか、中森先生。」

中森「意味がないとは言わないけど、読んだだけでは上がるもんでもないよね。」

高田「僕も言いたいです。意味なし!これは言いすぎですね。ぐらいですよね。これ、どうでしょう。新聞を読むことってのは?」

中森「ただね、毎日文章に触れること自体の意味はあると思う。だけど、読書してもしょうがないんですよ。【現代文を読む】のと読書はやっぱ違うんですよね。」

高田「そこちょっと保護者の方とか特に見てほしいですね。」

中森「一言でまとめると、質問されることが大事だと思うんですよね。質問される前提で読まないと、現代文の読み方ができない。現代文って、筆者の主張とか内容一致問題とかって色々あると思うんだけど、【何聞かれるか】分かってないと、ただの読書になるんですよ。だから、毎日問題を解けとかじゃないんですけど、どういうことが質問されるとか、その質問に答えるためにはどういうことを読まないといけないのかってことを一旦学んだ上でやるなら新聞読む意味あるかなと思うんですね。最初新聞じゃダメかなって思うんですよ。」

高田「なるほどですね。まず、実際の読解問題をしっかり解いて、設問を意識しながら読むっていうことが大事だよということですね。」

中森「要約も実際そうで、毎日要約してたら力つくだろうって言われがちなんだけど、解答が分からないまま要約しても結構難しいかなっていうのはあるよね。」

高田「答えがないとダメですね。自分のズレてるポイントが分からないんで。」

中森「何をまとめることが要約なのかが分からないと、ただの好きなことのまとめになるんですよね。僕、よくこれ例え話で名探偵コナンのあらすじを話せって言われたら何の話をするって言うんですけど、普通あらすじ話せって言われたら、例えば1つのアニメで流れている内容だったら、どんな事件で、犯人が誰、被害者が誰を話す。普通、名探偵コナンだったら。これが気になったエピソードで全然事件に関係しない話とかをしちゃう人ってのは、要約がうまくいかない人だと思う。名探偵コナンがどんな番組か分かってれば、その話普通するじゃん。それが要約する人と好きな話だけ話す人との差なんですよね。だから、これが要約と好きな話のまとめの違いの差がわかってないと、言っていることがそれまとめだろってことが結構出ちゃうっていう。好きなこと列挙しただけじゃね?みたいな。」

高田「これは要約になってないですね。そうなってしまいますよね答えがないと。なんで、そういう意味では新聞だけでは現代文の成績を上げることは難しいかなと。しっかり、参考書問題集をやってほしいなと思いますね。」

中森「それで、やり方が分かった上で、新聞を読んでその要約を練習するとかだったら上がるかなとは思います。まあでも、だったら、【現代文キーワード読解】とかで良んじゃない?とは思いますけどね。」

高田「そんな感じですかね。是非、実際の読解問題に取り組んでみて下さい。今回は以上です。」