【vol.1678】理数系科目は削りやすい!?ショートカット勉強法を伝授!【理数系科目編】|受験相談SOS

中森先生
武田塾教務長の中森です。

高田先生
武田塾教務の高田です。中森先生、前回の動画でショートカット勉強法を教えてほしいと、英語のショートカットについて熱くお話してくださったじゃないですか。今回理系教科みていきましょうか。で、中森先生のショートカットルート聞く前に2017年カリキュラムっていう動画がありますよね。あそこで武田塾の参考書をどんな順番でやればいいのか全部お話ししてるんで、その動画をみていただいたあとに今日の話聞いてもらえるとより参考になると思います。じゃ理系教科、科目毎に行きましょうか。数学のショートカットのポイントはなにかありますか。

中森先生
まず、かんたんなとこしかやらない、じゃないかな。まずいちばんは。

高田先生
はー、はいはい。

中森先生
どれだけ点数稼ぎたいかにもよるんだけど、数学をショートカットする時点で稼ぐつもりはそんなにないと思うんだよね。だから、その大問を完答するんじゃなくて部分点取るとか、かんたんな大問だけ完答するっていう戦略になると思うから基本ワンランク下に抑えるっていうのが基本戦略だと思うんですよね。で、基本問題数の少ない問題集を使ってぶん回すと。この問題集から出た問題だったら落とさないっていう戦略でいくっていう方針で、これは理系科目全般に言えることかなと思います。

高田先生
なるほどですね、はいはい。なんかおすすめの本とかありますか?

中森先生
そもそも基礎問は結構むずいっていう話から始めようかなと思うんですけど。基礎問題精講って、高校の授業全く習ったことない人がやるのってきつくないですか?

高田先生
きついです。

中森先生
受験の基礎じゃないですか。あくまでも。ゼロからやる人だったら分厚い参考書じゃないと。たとえば『やさしい高校数学』とかあるいは武田ルートにある『直接書き込む数学Ⅰノート』とか、あれ系をあの問題だったら間違えないようにするってだけでも突破できる大学、じつはあったりすると思うんですよ。基礎問題精講、実はMARCHレベルまで戦えたりするじゃないですか。

高田先生
まあまあそうですね。

中森先生
基礎問よりかんたんなやつだけでも完璧にしとくってのがまずは一つのショートカットだと思うんですよね、最低限っていうか。教科書の例題ぐらいを完璧にするみたいなね。そこ以上のレベルが必要な人だったら、それはチャートより基礎問やるっていう基本戦略があってそれはもう武田のルート通りにやるって話なわけですけど。結構削ぎ落としてると思うんですよね、そもそも削ぎ落としてるから…。

高田先生
武田のルートがそもそも削ぎ落としてますよね。

中森先生
あれを仮に削ぎ落とすとしたら、最初から『文系の数学重要事項完全習得編』に切り替える。

高田先生
あー、あの赤い本。ⅠAⅡB合わせて152題ですからね。

中森先生
そう、あれの例題やって、演習やるって形だったらバッサリカットになるかなという話ですね。Ⅲは流石に削れないから基礎問をやると。『文系の数学重要事項完全習得編』の例題、及び演習題を回しつつ『基礎問題精講』を回す。文系だったらⅠA、ⅡBだけでいいし、数Ⅲをやる場合だったら、基礎問題精講のⅢをやればいい。ここまでが日大レベル。このあとがペースの話になるんだけど。文系数学、例えば『文系の数学重要事項完全習得編』の演習題までやってればMARCHレベルまで網羅できるからそれで問題ないって話。理系だったら、まあ合格数学(『スバラシクよくわかると評判の合格!数学Ⅲ』)だね。次にやるとしたら、おそらく。最低限でやるんだったらね。もうちょい上のレベルが必要だったらCanPass。国公立志望だったらⅠAⅡBはセンターでやればいいと思いますね。

高田先生
まあ、センターの点数どれだけ取れるか大事ですからね。

中森先生
センターやるか、『文系の数学重要事項完全習得編』の発展問題やるか、っていう形でやってってⅢの範囲は合格数学で最低限やるか、入試標準レベルを網羅したいんだったらキャンパスのⅢをやるかみたいな感じかな。Ⅲだけだったら大した量ないからね。

高田先生
この分野優先したほうが良いとかありますか?

中森先生
まず文系であればⅠA、ⅡB、微積、かなっていう。あとは二次関数とか図形と方程式の範囲のあたりかなあと思うんですけど。そうするとだいたい出てんじゃんって話になっちゃうんだけどね。文系は結構削りにくいと思うんだよね。大体の分野が出ちゃうじゃん。証明があるかないかで削るぐらいかなと思いますけど。理系は結構削れると思うんですね。基本優先度高いのは数Ⅲの範囲、とⅠAⅡBだと思うんですよ。

中森先生
そうですね。

高田先生
基礎の範囲だけで網羅しちゃえば、発展的な範囲はとりあえず数Ⅲ範囲最優先でやって、特に微積とか複素数平面、極限のあたり、そのあたりやってそのあとAB、確率とかベクトルとか数列とかを優先的にやっていくって感じかなとは思いますね。

高田先生
過去問見てない人はいち早く過去問見てほしいですね。意外と数Ⅲの試験範囲が、それこそ理系だったら多かったりするんで基礎をⅠAⅡBかためたあとは入試問題は数Ⅲからやるっていうのが結構理系の王道だったりしますよね。

中森先生
そうだね。出やすい分野から先に難易度高いやつからやるっていう。基礎だけは最初に走りきっちゃってって感じですね。基本数学は、いわゆるMARCHレベルとか地方国公立レベルの参考書までで戦うことを考えたほうが良いでしょうね。それ以降のレベルはもう15ヶ年とか、25ヶ年とかみたいなレベルの問題集シリーズをま、いわば過去問の代わりにとか過去問をガッツリやり込んでどうしても解決できない分野だけ上の参考書を使うってやり方でやるのが基本だと思いますね。

高田先生
わかりました。じゃあ数学はそんな感じで。化学はどんな感じですか?

中森先生
化学は特に無機有機の暗記を『Doシリーズ』などで最小限やりつつ、センターの演習で即確認が一番手っ取り早いかなとはおもいますね。問題集カットでセンターの問題を縦に5年分くらい一気にやって傾向掴んじゃって一気に網羅するっていうやり方ですね。過去問とか実践問題集、駿台とかが推薦なんだけど、大問1、大問2、大問3って縦に切りつつ、無機有機の部分に関してはまず一旦実際に出てる問題を見ながら『Doシリーズ』に戻ってああこれ出てくるんだ、覚えようってセットで使って覚えてくのが一番はやいと思います。

高田先生
無駄な暗記は削ぎ落とすわけですね。

中森先生
化学の問題集的には、リードライトとか、ああいう系あるとは思うんだけど、流石にそれやってる時間はないと思うんで、一番負担がない参考書でやってくってなったらやっぱり『入門問題精講 化学』、『基礎問題精講 化学』からのルートでいくことかなと思うんですよ。

高田先生
『入門問題精講 化学』がリードライトと同じような、教科書レベルですよね。

中森先生
超簡単なところを基礎で扱ってるやつなんで講義系読みつつあれを抑えるのが良いかなあと。最低限の知識すらない人だったら、『宇宙一わかりやすい高校化学』挟んどくみたいな感じですかね。

高田先生
『宇宙一わかりやすい高校化学』やって、『入門問題精講 化学』やって、『基礎問題精講 化学』は意外とMARCHレベルだったりするんで、そこで入試問題の対策をしていくと。

中森先生
国立志望だったらまずそれでいいし、私立志望だったら今言ってたその、『基礎問題精講 化学』とかを解くなり、『Doシリーズ』の問題を解くなりって形にするんだったらかなり量は最低限にできるかなって感じですね。物理は天下の『漆原の明快解法講座』があるんで、もう宇宙一とかで最低限の基礎を掴んだら、『漆原の明快解法講座』をバンバン回すとかが早いのかなと、難易度高い方でも『漆原の応用実践講座』あるから(新課程でタイトルが『漆原の物理最強の88題』にタイトルが変更されました)あれが一番最小限の時間で回すならコスパ良いなと思います。

高田先生
『物理のエッセンス』をギューッと圧縮したのが『漆原の明快解法講座』で、解説もすごくわかりやすいですよね。量はかなり厳選してあるんで普通はおすすめしないですけど、こういうショートカット的な使い方でね、ポイントで抑えるんであれば便利な参考書ですよね。

中森先生
物理に関しては出る範囲が特化してるというか、力学絶対出るじゃん、だいたいどこの入試でも。で、電磁気とか熱とか波動原子あたりはどれが出るかってある程度傾向があったりするじゃん、大学ごとに。出やすい分野と、まんべんなく出る大学とみたいなのがあるから、その範囲だけ『良問の風』を追加でやったり、『名門の森』の範囲追加でやったりとか、そういう形で部分的な強化を過去問入りつつやるみたいな感じでやってけば良いんじゃないかなって。

高田先生
なるほどですね。得意分野を『良問の風』やったほうが良いか、苦手な分野を『良問の風』で強化したほうが良いか、どっちが良いですか?

中森先生
苦手、得意って言うより、出るか出ないかですね。実際解いてみて、合格点と自分の得点を比べた時に、点数取りたいところですね、要は。こことれたでしょってところから潰していくべき。

高田先生
分野によって勉強の仕方が違う分野になるんで、そのようなやり方をしてください。

中森先生
生物、生物も正直、暗記を最小限にして『入門問題精講 生物』とか『基礎問題精講 生物』とかをやってしまえばかなり負担は減るとは思うんですよね。基本的に薄い参考書に切り替えればショートカットはやりやすいかなとは思いますね。で地学は実質ほぼ選択肢がない分野なので割愛しましょうか。

高田先生
こんなんで大丈夫なのかと、少なすぎねえかみたいな声が聞こえてきますけど、それは分かった上での、リスクがあった上での戦略ですからね。

中森先生
国公立のコツとしてはセンターにどの役割を課すかっていう部分だとは思うんですよね。センター試験で高得点取れるぐらいまでちゃんと基礎を仕上げていれば、その後地方国公立レベルとかに入っても割といけるじゃんって話。で理想を言えばやっぱり『重要問題集』とかね、物理でいったら『名問の森』とかをしっかり仕上げたいっていう気持ちがあるとは思うんですけど。量がこなせるなら。だけどその時間がない時にどういう選択肢に走るかって言ったら、そういう参考書を中途半端にやるよりは薄い参考書の完成度を上げるっていう方向に行ったほうが良いでしょって話なんですよね。

高田先生
はい、そんな感じで、皆さん理系教科のショートカットを体得してください。今回は以上です。