【特別編】東京大学の入試英語の解き方!宇佐見流戦略!!|受験相談SOS

中森先生
武田塾教務長の中森です。さあ今回はですね、宇佐美天彗さん、ゲストとして出演いただいてですね、まちょっと前に高田先生との動画で、英語がやっぱかなり合否を分けるぞみたいな話あったんですけど。

宇佐美さん
そうなんですよね。

中森先生
じゃあ英語、東大の実際どんな特徴で、どう解いてんのかみたいなのを東大生が、実際受かった時にこういう風にやってたぞみたいな、話をちょっと交えて色々聞いていきたいと思うのでちょっとよろしくお願いします。

宇佐美さん
よろしくお願いします。

中森先生
東大の英語、どんな感じの問題になってるか、最初に宇佐美さんから説明してもらっていいですか?

宇佐美さん
東大の英語、一言でいうとバリエーションが一番豊富、なんですね。色んなパターンが集結した総合問題。まず一番最初、1Aっていうんですけどそれが要約問題、ですね。大体300文字ぐらいの文章がありまして、それを大体10分ぐらいで60~100語ぐらいで要約していくと。

中森先生
要約までこみで10分と。

宇佐美さん
そうなんですよ。

中森先生
なるほど。

宇佐美さん
これ結構時間との勝負なんですよね。で次の1Bが段落整序あるいは欠文補充っていってまあ、虫食い状態になってるんですね。そこにどの文章が入りますかっていうのを自分で選んでいくスタイル。結構苦手な人と得意な人で分かれるものなんですけれども。こちらも大体12分ぐらいですね。

中森先生
1分刻みになってきましたね、早速。ここまで22分ですね。

宇佐美さん
次の2がまたA・Bありまして、自由英作文、ま簡単に言うと英作文でどちらか一方が結構自由度が高い英作文。

中森先生
なんか、4コマ漫画を埋めろとか。

宇佐美さん
あー、そうです、そうです、そうです、そうです。なんか画像があって、僕の時は自動販売機を見てる犬がいるんですけど、それをみて思うところを書きなさい、とか。

中森先生
なるほど。

宇佐美さん
会話を埋めなさいとか、っていうのがまずひとつ。でもう一つが、ちょっとこれが自由英作文なんだけど、不自由。例えば格言が与えられてまして、格言に対して賛成ですか、反対ですか、とかあるいは何かテーマが与えられているとか、なんでそこの趣旨と外れてしまうと0点になっちゃうよと。2018年は自由英作じゃなくて、不自由すぎて和文英訳になっちゃったんですね。

中森先生
なるほど。

宇佐美さん
次3番目。これがですね、得点源なんですけれども、A・B・Cでリスニングがあるんですよね。これがだいたい配点は公表されてないんですが、30点分ある。しかも30分リスニングがある。

中森先生
30分、30点。

宇佐美さん
なので30分のリスニングっていうと結構体力が取られるんですけども、まああるいみA・B・Cで分かれてありまして、それぞれAがたいていまあ、ラジオの放送みたいなものを聞いて内容を、まず合致しているものを選ぶ。で次のBが、その続きの流れで会話形式でその問題。3がちょっとこう、講義的な内容を聞いてそれぞれ記号なんですけれども選んで。

中森先生
ま、リスニングといっても3パターンとも違う形で聞き取らなきゃいけないと。

宇佐美さん
そうなんですね。

中森先生
では続いて第4問ですね。

宇佐美さん
第4問がですね、文法と和訳。まず4Aが文法なんですが、これは毎回5問出まして、ちょっと難しい、正直難しい問題が出るんでここは正直満点は狙いづらいところがあるんですけれども。並び替え問題が出たりだとか、不要な問題を選ぶとか。で4のBが和訳。こちらが普通に棒線部が引かれてありまして、それをただ訳す。全体の文脈に則して訳さないと結構減点されちゃうよっていう。

中森先生
やっぱちょっと読解力がいる感じの。

宇佐美さん
そうですね、はい。で、あと長文ですね。小説が出るんですよ。普通によく読む文章じゃなくて、小説とか随筆とか。なので結構人物関係だったりとか、時間軸だったりとかをミスってしまうとポロッと落ちちゃうよと。

中森先生
訳せりゃって言うよりは、話ちゃんと分かってないとみたいな感じなわけですね。

宇佐美さん
そうですね。はい。で今のがザックリで全体で120分あるうちの45分がまず自由に解いて下さい。で45分から30分、リスニング始まりますと。であと45分でまた自由に解いて下さいと。

中森先生
筆記の時間を第一部、リスニング、第二部みたいなイメージですよね。

宇佐美さん
はい、そうです。

中森先生
じゃあっていう話だったんですけど、大問のもうあいだにリスニング入ってる感じじゃないですか。実際の入試解いてく時はそういう解き方でいくんですか?順番は結構変わるものですか?

宇佐美さん
順番は変えたほうが良いです。

中森先生
どういう順番で行くんですか?じゃあまず前半戦、筆記の第一部の45分は大問何番を解くべきなんですか?

宇佐美さん
まずは、僕の場合は1Aですね。最初は一番最初の要約からですね。まずこれから話す上で一番大事なことを先に言っておきますと、取捨選択ってのが大事なんですよね。この問題は結構難しい、つまり時間をかけてもとれない全然取れないっていう問題か、あるいはちゃんと時間をかければちゃんと得点源になるよっていう問題の2パターンなんですね。簡単に言うと最初の方には得点源になるものをどんどん解いていくっていうイメージで、まずは1Aの要約を。

中森先生
これは基本取れるんですね。訳せれば要約は出来るからってことですかね。

宇佐美さん
そうですね、ここはまあ全部訳ってよりは本当に取捨選択です。筆者の主張をちゃんと読めてるか。これは毎年パターンがほぼ同じなので、ちゃんと練習していけばしっかりと取れる。

中森先生
でこれはさきほど言ったように10分ぐらいでやっていくと。

宇佐美さん
そうですね。

中森先生
はい、じゃあ次何やりましょう。

宇佐美さん
次ですね、ここが僕は重要だと思ってて、1Bではないんですよ。4のB、和訳ですね。さっきとちょっと同じでそんなにパターンは変わらないんですよね。

中森先生
読めさえすればルールは結構守れば、おなじになるものですね。

宇佐美さん
そうなんですよね。だから自分の実力がちゃんと発揮できるっていうのが僕の場合は4B、12分ぐらい。

中森先生
12分ぐらい。じゃあここまでで前半の半分ぐらいの時間いま使ってますね。じゃあ残りの時間何しましょう。

宇佐美さん
残りが僕は2番です。自由英作文。こちらはですね、いちばん大事なことをお伝えすると、自由英作文の次に待ってるのがリスニング。で、リスニングの前にたとえば長文とか読んでしまうと結構ヤバイことが起こるの分かりますかね。

中森先生
集中力とかですか?

宇佐美さん
そうなんです、長文途中まで読んでしまって「今からリスニングを始めます」「あーリスニングに~!」みたいな。

中森先生
疲れてるわけですね、長文やっちゃうと。

宇佐美さん
そうなんです。自由英作文って自分で解けるのもそうなんですけど、やっぱけっこう自分のタイミングでいったりきたりできる。だから自由英作文の1題目プラス(2題目)ちょっとはまず前半45分のうちの40分のうちに解く。

中森先生
途中で作業中断しても大丈夫だから自由英作文って感じなんですね。なるほど。でリスニングの試験始まる前にリスニングの問題は見ておいたほうが良いんですか?

宇佐美さん
これみておかないとそうとうやられると思います。

中森先生
何を見とけば良いんですか?

宇佐美さん
これはですね、だいたい5分間なんですけれども一つはまず、設問文の訳と、人物とか見てましたね。まああとは特に会話文形式とか見ていくと男性か女性とかそういうものとかもやっぱり先に知っておくと楽なんですよね。そういうとこに注目して見てます。

中森先生
特定できる情報に注目するって感じですね。

宇佐美さん
はい。

中森先生
じゃあこれで前半戦の時間が出てきましたね。まとめると、最初はまず要約からやって、次は和訳やって、自由英作文を出来る限りやって40分経過した時点でリスニングの問題を見る方に入ると。じゃあリスニングの間は30分は普通にリスニング聞いて解くだけでいいんですか?

宇佐美さん
そりゃそうですね。なんかよくリスニング難しいからそこで他の問題解くみたいな人いるんですけどそれはもう完全に失敗してましたね。

中森先生
リスニングで他のことやらなきゃいけない時点で結構まずいみたいな

宇佐美さん
ほんとにそうですね。

中森先生
リスニングはちゃんと点取に行けってことですね。

宇佐美さん
そうですね、一番の得点源ですね。

中森先生
なるほど。じゃリスニング終わりました。その後たぶん自由英作文終わってないですよね、この時点では。

宇佐美さん
そうですね、あとちょっとぐらいには残ってはいると思うんで。

中森先生
じゃあリスニングおわったら何やりましょう。

宇佐美さん
まずは自由英作文をちょっとやりまして、その後に僕の場合は長文です。ちゃんと取れる問題と、ちゃんとやっても難しい問題ってありまして何が難しいかって言いますと、1Bと4Aなんですね。

中森先生
段落整序と文法。

宇佐美さん
これはやっぱりちゃんと時間をかけても満点とかは取りにくいんですよ。だからそう考えると、まずは長文にしっかりと時間を使う、で僕の場合は22分ですね、は使って解きます。

中森先生
自由英作文って5分、10分使ってるとしたら、あと10数分しか1Bと文法には残ってないってことですよね。

宇佐美さん
そうですね。まあできれば自由英作文をリスニングの前に終わらせられたら結構良いんですけど、そこは時間との戦いですね。

中森先生
ちなみに宇佐美さんの場合は120点中の何点ぐらい目標にしてました?

宇佐美さん
そうですね、僕は目標としては6割取れればいいかなと。僕自身そんなに英語がめちゃくちゃ得意ってわけではなかったんですよね。ただ逆に僕は戦略でどんどん取れていったっていう感じで。

中森先生
でも6割だったら先程後回しにした2つは最低0点とか数点しか取れなくても取れるようにしたってことですかね。

宇佐美さん
そうなんです、そうなんです。そこがほんとにでかいですね。一番失敗例として多いのがそれこそ全部完璧主義になってしまって4Aの文法とかに10分とか使ってしまうと、もう破綻していくんですよね。

中森先生
もともと取れる点が少ない上にかけたところでリターンがもらえるかもわからないってことですね。

宇佐美さん
そうなんです。結構ほんとにゲームみたいなものですね、英語は。ある意味楽しい。

中森先生
ここまでの話、まとめていきますと、まあ東大の英語っていうのは筆記の前半とリスニングと筆記の後半っていう三部編成になってて解く大問の順番はさっきいったとおりで、前半戦は一旦リスニングで途絶えるから途中で終わっても大丈夫なものを最後にやっとこうねっていう、やっても点数が稼げそうにない、あるいはその上限がしれてるようなものは最後に回して最悪そこが取れなかったとしても合格点とれるように動こうねっていう感じで良いですよね。

宇佐美さん
そうです。

中森先生
本番どれぐらい取れたんですか?

宇佐美さん
僕は75とかですね。ちょうど6割ちょいぐらいの点数だったと思います。ま、これはちょっと補足なんですけども、東大って入った後に英語の点数でクラスが決まるんですよ。

中森先生
おお~、なるほど。

宇佐美さん
これ意外としらない人もいて、まずG1・G2・G3ってクラスがありまして、G1っていうのが上位1割、これ何点ぐらいだと思いますか?

中森先生
ええ~でも満点はさすがに取れないと思うから、八割とかですか?

宇佐美さん
ああ~、そうですね。大体120点の八割、96とかですね。92とかですね。次のG2が4割で80点とか言われてる。だいたい合格者平均が75ぐらいと言われてます。そこを目指してぜひ、頑張って欲しいですね。

中森先生
狭き門ですね、やっぱ。その中でも、入ってからも大差をつけてる人間も居るわけですね。英語一つとっても。この辺の時間の使い方とか、そのどこをとってどこをやるかとか、なんでそうするかみたいな話は結構受かった人じゃないとなかなか話せない話だと思うんですごく参考になったのかなあと思います。ま、もしこの話を聞いて自分はこうしてましたとか、自分は解いてみてこういう風に思ったんですけどどうなんですかみたいな質問がひょっとしたらあるかもしれないので、もしよかったらね東大志望してる人とか、自分のこの志望校だとどうなんですか、みたいな話とかもひょっとしたら出るかもしれないんで

宇佐美さん
いちばん大事なのって問題をただ解くっていうよりはそっから問題をどう学ぶかとかやっぱり戦略のとこだったり。

中森先生
やっぱり点数取れるマックスを、いかに取っていくかとか、そのためにどこを捨てるかとか。

宇佐美さん
そうですね。

中森先生
そういうことですね。ていうのを今回は実際の東大の英語の入試を用いて説明していただきました。ありがとうございました。

宇佐美さん
ありがとうございました。

中森先生
今回は以上です。