今日の質問 『開発講座』を3周ぐらいして『アクセス 発展編』をやっているんですけど『アクセス 発展編』をほとんどやっていない状態で明治初見7割取れました。過去問演習すればもっといくと思います。『アクセス 発展編』を飛ばして『格闘する』とかやっていいですか?
中森先生 あ~なるほどね。まぁショートカットについての話だね。これはもうこの参考書というよりはショートカット全般についての話をしたほうがいいかな、そしたら。
高田先生 え、あの~武田塾本も出してる。
中森先生 うんうん。
高田先生 武田塾秘密の、禁断の勉強法「ショートカット勉強法」についてですか。
中森先生 まぁよく武田塾の参考書多くね?みたいな話もよく言われる話だから。
高田先生 あ~はいはいはい。
中森先生 それについても軽く言っとこうかなっていうことで、この話やろっかじゃあ。
高田先生 はい。お願いします。
中森先生 まず基本的な考え方として、ショートカットをするっていうのは出来るからカットするんですよね。大前提。
高田先生 はい。出来るからカットする。
中森先生 要はその~演習量っていうのは基本的にそのさ、あの~武田塾の場合は無勉から始めて、ゼロからスタートして、積み上げていくっていうのが前提でカリキュラム作っているんですけれど。だから普通に高校の授業で問題演習やってたりとか、もうけっこうガッツリ元々勉強してた人だったらなくてもいけることが割とあるんですよ。
高田先生 なるほどなるほど。本当に苦手な人に向けて作られているのが今の武田塾のルートで、学校である程度やってたらその分はなくても大丈夫だと。
中森先生 だから基本多めに入れているわけですね。
高田先生 なるほど。
中森先生 で、多めに入れていって出来るんならカットの方が調整はしやすいんですね。
高田先生 確かに。
中森先生 逆に足りなかったら何追加すれば良いのかってけっこう大変じゃないですか、示されてないと。だから基本多めにしてると。で、多めにしてるんだけど、その中でカットしていいものって何かっていったら、「過去問の代わりになるもの」と「上のレベル」のやつね簡単に言えば。
高田先生 ふんふんふん。
中森先生 だから要は、「過去問の代わりになるもの」っていうのは演習量を確保するようなもの。英語の長文で『やっておきたい』シリーズとか、数学の問題集とかであれば例えば、まぁルートがそもそもそうだけど、本当は『チャート』とかね、やったほうがいいんだけど、『チャート』終わんないからってことで、ウチ『基礎問題精講』とかにしてたりするわけですね。って風にやったりとか。時間あるんだったら手厚く『チャート』のほうをやっていけばいいみたいな話にもなるし、っていう形にもなるよっていうことですね。
高田先生 うんうんうん。
中森先生 で、「上のレベル」っていうのはあの~けっこうその武田塾のルート、志望校のレベルまで終わらせないといけないと思っている人割と多いと思うんですけど。
高田先生 はいはいはい。
中森先生 終わったところで使いこなせないなら下のレベルを完璧にしたほうがいいんですよね。
高田先生 なるほどなるほど。「早稲田行きたい!早稲田のレベルまで終わらせないと!」よりもMARCHまでを完璧に仕上げたほうが合格に近づくと。
中森先生 それプラス過去問をやりこんだ方がいいんじゃないかなとは思うっていうことですね。
高田先生 はい。
中森先生 だけど、これを言う時に結構やっぱりその相談に来る人とかでもよく言うんだけど、「やらなくていいんですか?」って質問する人多いんですよ。
高田先生 あ~はいはいはいはい。
中森先生 やらなくていいわけないじゃん!っていう話なんですよね。
高田先生 なるほど~そうですね。はい。やっておいてほしい(笑)
中森先生 やらなくていいんじゃなくて、やっても終わりきらないならカットするっていうだけの話であって、やらないほうがいいことはないじゃんっていう話。
高田先生 なるほど。今から最善を尽くすならどうしても間に合わないから、ちょっとリストあるんだけどカットしてその分を過去問で置き換えようよっていうお話ですよね。
中森先生 そう。この「やらなくていいですか?」っていう発想はマジでやめといたほうがいいとは思うんですよね。
高田先生 これは過去問と置き換えられるから、過去問でカバー出来るから抜くだったらまだ、ちゃんと根拠を持って減らすならまだわかるんですけど。単純にやらなくていいっていう話ではないと。
中森先生 「やりたくないから」じゃ駄目じゃんという話。
高田先生 はいはいはい。
中森先生 ね?それが出来なかったとして合格点の得点差がついてるんだったら別にいいんだけど。「やんなくていい」は既に出来るからやんなくていいですか?しか基本的に許されないと思っといたほうがいいよっていう感じですね。
高田先生 では、中森先生。ショートカットのポイントをお話してもらいましたけども、
中森先生 うん。
高田先生 この質問してくれてる子なら、『アクセス 発展編』カットはどうですか?
中森先生 まぁ、あの~この人の場合は出来てるパターンなのかなとは思うんですよ。
高田先生 なるほど。
中森先生 要は明治がある程度点が取れてる、もう。
高田先生 はいはいはい。
中森先生 で『開発講座』もやったから、まぁ『アクセス 発展編』に関してはそりゃやれんならやったほうがいいとは思うんだけど、この後過去問をもう何回分か試してみて、まぁ安定して7割、8割いけるっていうなら『アクセス 発展編』カットしてもいいかなと思う。まぁもちろん出来るからね、このぐらいのケースだったら。
高田先生 なるほど。
中森先生 だけど、『格闘する』をやるかどうかは微妙ですね。
高田先生 う~ん。
中森先生 『アクセス 発展編』はカットでいいけど、『格闘する』は要るかどうかっていうのが志望校によるっていうところもあるじゃん。『格闘する』は結構使いこなすのに時間かかるから。
高田先生 時間かかるんですよね。
中森先生 う~ん。だからまずはそれ終わったら、まぁ多分ね、『格闘する』もやろうって考えてるっていうことは、まぁ早稲田志望とか上智志望なのかなっていう気はするので、まぁ一旦過去問触れてみるのがいいんじゃないかと。
高田先生 うんうんうん。
中森先生 まぁあの~やんなくてもいけるんだったら、いいかな~とは思うので、過去問が先ですね!
高田先生 はい。
中森先生 過去問やって、要りそうだったらやるでいいかなとは思います。
高田先生 はい。わかりました。今回の動画でショートカットの勉強法のポイントを話したので、是非今から間に合わないよっていう受験生の方は今回の動画参考にしてみてください。今回は以上です。