こんにちは! 武田塾大森校です!
今回はセンター試験の数学で8割以上を目指す受験生に向けた記事になっています。
難関国公立大学の志望生や「数学が得意だから、できるだけ点数を稼ぎたい!」という生徒の皆さんは参考にしていただければと思います。
センター数学を突破するためには?
①問題作成者(=出題者)の立場にたって考える
皆さんもご存じの通り、数学という科目は得意・不得意がはっきり分かれやすい科目です。英語や社会などと違い、いわゆる「中間層」が多くなることは科目の性質上あまりありません。
この「中間層」があらわれにくいというのは、一度に数十万人が受験するセンター試験の問題を作成する側にしてみれば非常に悩ましい問題なのです。
センター試験に限らず、一般的に「試験」と呼ばれるものは基本的に平均点をある一定の水準にしなくてはいけません。
数学に関していうと、問題が簡単すぎると平均点は高くなりすぎ、難しすぎると低くなりすぎてしまいます。
「問題の難易度」で適切な平均点に落ち着かせるのが難しいとすると、何で差をつけるのがよいのでしょうか?
それはズバリ「問題を解くスピード」です。
センター試験では、受験者に「問題を解くスピード」を競わせることで適切な平均点になるように調整しています。つまりセンター数学で高得点を目指すために必要なのは「難しい問題をじっくり解くチカラ」ではなく「標準的な問題を素早く解くチカラ」なのです。
②国立大学の二次試験や私立大学の一般入試とは別物
センター試験はいわば「穴埋め」です。
この穴埋め形式というのは解答者に多くのヒントを与えてくれます。
例えば、下図の場合を見てみましょう。
このような場合[ア][イ][ウ][エ]の答えが分数になったり2桁以上の数になることはないし、[オカキ]の答えが3桁以外になることは100%あり得ないのです。これがわかっていれば仮に計算を間違えたとしても早い段階で気づくことができますね。
一方、国立大学の二次試験や私立大学の一般入試は記述形式です。
記述形式では「自ら問題の解法を導き出し、正解まで辿りつく」必要があります。
「穴埋め形式」のセンター試験と「記述方式」の国立二次・私立一般では、必要な能力が違うということを理解しておきましょう。
センター数学の対策におすすめの参考書は?
センター試験直前の対策でも、比較的短い期間のうちに得点を伸ばすことが可能です。
もちろん効果的な対策を集中して実施することが重要ですが、本記事では短期間での得点アップにも有効な参考書をご紹介します。
『短期攻略 センター数学』シリーズ
駿台文庫から出版されている『短期攻略 センター数学』シリーズです。
高3の夏休み明けから本格的に対策を始めた人、入試直前までセンター対策に手をつけられなかった人などにもおすすめです。
この参考書は『センター試験実戦問題集』との併用がさらにおすすめです。
まず数学の各単元で使われる基本的な考え方や公式、定理を覚えます。
その次に『短期攻略 センター数学』シリーズを使って、1つの単元で出題されるひと通りの問題パターンをマスターしてください。
その後『センター試験実戦問題集』にある該当単元の問題を解いて、実際のセンター過去問を解けるかどうかを確認しましょう。
このサイクルを完了すると、その単元についてはセンター試験で点が取れるようになります。
1つの単元が終わったら次の単元に進んで『短期攻略 センター数学』シリーズで基礎問題の習得、『センター試験実戦問題集』で実際に点を取れるかどうかのチェックという形を繰り返してください。
センター試験本番までの時間が限られている場合に、できるだけ点が取れる問題を増やす場合には、この方法が効率的です。
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