こんにちは！武田塾大森校です！
今回は世界史をこれから始める人にもおすすめで、古代から現代にいたるまでのおおまかな流れをつかむのにピッタリな『教科書よりやさしい世界史』をご紹介します！
『教科書よりやさしい世界史』とは
本書は、武田塾でも使用している｢英語 ターゲット1900｣や「数学 基礎問題精講」などの参考書で有名な旺文社が出版しています。
「古代から現代にいたるまでに世界の諸地域で何が起きたのか」をコンパクトに学ぶことができる参考書です。
難しい知識を暗記する時間をあまりかけずに、まずは読み物としてひと通り読んでみるのがおすすめです。
『教科書よりやさしい世界史』の評価
参考書の評価はコチラ。
それでは各項目を簡単に解説していきます。
問題量：★★☆☆☆
『教科書よりやさしい世界史』はどちらかというと講義形式の参考書になっています。したがって問題数自体はそこまで多くありません。また、この1冊だけでは大学入試に出題される世界史の重要語句を網羅することはできませんので、問題集形式の参考書と併用しながら学習を進めましょう。
レイアウト：★★★★☆
世界史の知識を教えてくれるキャラクターが登場し、対話形式で疑問を解決していくような構成になっています。
イラストも随所に使われており、タイトルの通り教科書よりもやさしく世界史を学ぶことができます。
また、テキストは全編にわたって語りかけるような文体になっているため、長い文章をひたすら読むのが苦手という人にもおすすめです。
難易度：★★☆☆☆
『教科書よりやさしい世界史』は、あくまでも世界史学習の導入用という位置づけです。まずは本書に描かれている図やイラストなどで重要事項・人物のイメージをつかみましょう。本格的に世界史の学習を進める段階に入ったら、資料集などを使って実際の状況などと照らし合わせるとよいでしょう。
分かりやすさ：★★★★☆
「難易度」にもありますが、本書は世界史学習の導入用です。これから学習を始める人でも概要が把握できるように、わかりやすい解説になっています。
それぞれの時代で起きた重要事項を要点としてしっかり押さえながら、細かすぎる知識に関してはうまく省略して解説されているため、おおまかな流れをつかむのに役に立つ参考書です。
まとめ
今回は世界史の大まかな流れが把握できる参考書『教科書よりやさしい世界史』のご紹介でした。本書は豊富なイラストや対話形式のテキストによって、世界史を全く学んだことがない人でも無理なく読み進めることができます。
これから世界史の学習を始める人は、手始めに本書を使ってみることをおすすめします。ただし、この教材だけで大学入試に登場する知識を網羅することはできません。本書を読んだ後により詳しい講義形式の参考書や資料集、一問一答タイプの問題集などを使って知識を補強していってください。
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