例年よりも短い夏休み
こんにちは!
JR・ニューシャトル大宮駅から徒歩3分、武田塾大宮校です。
2020年の夏休みは、新型コロナウイルスの影響で短いところが多いですね。
学校によっては1週間のみなど、これまでの夏休みからは想像できない短さです。
学校としても、コロナウイルスの影響で遅れてしまった学習を
取り戻すために大変なのだと思いますが…。
正直、戸惑いを隠せませんよね。
夏休みは、例年1か月ほど授業がストップする時期となるため、
高校生の基礎固めや復習のための大切な期間という認識がされてきました。
今年はそれが短くなってしまったため、
大変効率的に行わないと、その価値を出すことができません。
というわけで今回は、
参考書の自学自習の徹底管理のプロ、
武田塾がおすすめする
短い夏休みの勉強法を伝授しようと思います!
夏休みに何を勉強したらいい?
まずは、夏休みに何を勉強するのがよいのかを見ていきましょう。
先ほども触れましたが、
夏休みは高校生の基礎固めや復習として使われることが多いです。
基礎というのは、例えば英語なら
・単語
・文法
などとなってきます。
2021年から始まる大学共通テストでは、
文法の単独問題が出なくなったため、
もしかすると「文法ってやる価値あるのかな…」と思っている方もいるかもしれません。
結論から言うと、必要です!
というのも、文法問題がなくなったわけではなく、
長文問題の中に含まれているからです。
長文は、単語と文法がまず入っていなければ読むことができないので、
そういった意味でも、文法は必要です。
学校でもある程度単語や文法に触れていると思いますが、
それが定着しているのかを確認することは少ないのではないでしょうか。
学校の単語テスト前に一夜漬けして覚えているけど、
終わるとすぐ内容が抜けてしまう…といった人は、基礎が身についていません。
授業が進まない時期に、一度復習しておくことが大切です!
短い夏休み、どうやって勉強すればいい?
それでは、次に短い夏休みの勉強法を見ていきましょう。
今年の夏休みは1、2週間と大変短いところが多いかと思います。
その中で、あれもこれもと手を出すのはよくありません。
というのも、人は学んだことを繰り返さないと覚えられないので、
たくさんのことに手を出して、それぞれをやる回数が少なくなってしまうと、
繰り返し行うことができないので、覚えられないのです。
何科目ぐらいやるべき?
短い夏休みで固めるのはまずは1科目がお勧めです。
もしかすると、1教科だけだと受験に間に合わないと思う方がいるかもしれませんが、
1教科をまずは固めるということは、メリットがあります。
①正しい勉強の仕方を一通り身に着けられる
②1つを集中的にやることで、成果が出やすい
③成果が出ると、ほかの科目もやりたくなる
受験当日までに、入試問題を解いて合格できるような実力があればよいのですから、
まずは焦らず、将来の自分につながるような勉強を心がけましょう。
ここでたくさん一気にやっても、身につかないので1週間をかけた意味が無くなってしまいます。
何をやるべき?
では、次に何をするべきかを見ていきましょう。
夏休みは授業がないので、自学自習で進めていくことになります。
一人でもしっかり学習ができる参考書を選んで進めることが大切です!
短い期間では、何冊も取り組むのは大変です。
例えば英語なら、単語と文法で一冊ずつにしましょう。
単語
学校で使っているものがあればそれでも良いですが、
おすすめは難しさ順に並んでいる
システム英単語・システム英単語Basicです。
また、ミニマルフレーズという短文も載っているので、
単語一個ずつじゃ覚えられない…という人にもおすすめです。
ある程度今まで単語を覚えてきた…という方はシステム英単語
全然今まで単語を覚えたことがない…という方はシステム英単語Basic
をやっていきましょう。
文法
今まで文法を全然勉強できていない、意味が分かっていないという方は、
大岩のいちばんはじめの英文法(超基礎文法編)がおすすめです。
文法を1通りは学習したことがある…という方は、
肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本がおすすめになります。
どちらも英文法に関して分かりやすい説明が載っており、
習ったことごとに問題もついているので、取り組みやすい参考書です。
どちらも一冊しっかりと取り組んで終わらせる目安としては、1か月程度になります。
今年の夏休みは1か月もないところがほとんどかと思うので、
実際には、今まで習ってきた文法や苦手な文法の
復習に取り組むということになると思います。
正直今年の夏休みだけじゃ基礎固めできなくない?
そうなんです。できないんです。
もちろん、教科を絞ったり分野を絞ったりして一定の成果を出すことはできます。
ただ、ちゃんと受験合格のために必要な知識すべてを固めるのは難しいです。
じゃあ、どうすればいいのかというと…
普段から勉強する、です。
おそらく、何を当たり前のことを…と思った方もいるかもしれませんが、
夏休みなど長期休暇が少ない今年は例年以上に、
毎日の勉強で差が付きます。
普段から、
①志望校合格から逆算して今必要な勉強を
②ちゃんと身につくように取り組み
③他者からフィードバックしてもらって
④独りよがりにならない本当の実力を
⑤着実に毎日身につけている
人が、合格します。
夏休みとか夏期講習とか、イベントごとでしかやる気が出ない…
といったタイプの人は、かなり今年は危ういです。
必要な勉強量を担保することが難しいからです。
そうこうしている間に、周りは勉強しています。
合格のためにはまず今日の勉強から!
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