皆さんこんにちは、武田塾岡山西口校です!
この時期に仕上げておきたい科目
前回の続きで後編・今回は私立大学編です
私立は基本3教科しかない
理系の場合
私立理系型。
国立編でも述べましたが、まず数学を仕上げてしまう。
国立同様で解くプロセスは自分で導き出せる。ことは当然必要です。ただ国立と異なる場合がある。
マーク式の大学もあるんです。全てとは言いませんが、基本マーク式であれば、一つの問題に時間をかけずに解く
ということがポイントになります。時間に対して余り余裕がなく、解けない問題に固執するとドツボに嵌ることがあります。
② 理科は1科目で受験できる大学も多い
と言うより、理科2科目を課している大学の方が少ないです(早慶上智くらいかな)
であれば、2科目選択者はどちらか片方だけでも完全に仕上げ切ってしまってください。
そうすれば、国立・早慶以外なら受験できる態勢を作れます。
残り1科目は私立型なら受験科目が少ないので後に回しても何とかなります。
ちなみに、理科も場合によってマーク式を採用している大学も多数です。
数学同様、一つの問題に時間は避けません。問題文とモデルから中身を即座に掴む能力が要求されるケースが多いです。
③ 英語は長文問題はひたすら読み、ひたすら解く
やるべきことは国立と同様ですが、これも理科同様、マークでの設問が多いです。
ただ、一部の大学は時間に対して問題数が多く、まともに解いていたら時間内に間に合わないなどということがあります。
受験する大学次第ですが、文法問題、長文問題、それぞれの傾向を掴んで時間配分を意識する必要は有ると思います。
⑥小論文
国立同様、一部の学部・学科のみですが、フル記述ですので、後回しにはしない方が良い。
文系でも出題されているところもあります。
文系の場合
ここが一番追い込みが効きやすい。
短時間でも割と得点を取りやすいのがこのパターンかと思います。
①英語・国語(現代文)
国立の受験生以上にここは徹底的にやり込んでください)
科目数が少ない分、他の受験生も皆それなりに仕上げてきます。ここで得点差を付けられると厳しい
何故なら、古文・漢文・社会は短時間で追い込みをかけやすく、入試本番の頃にはそれなりに得点できる状態に仕上がっている
方が多い為です。
もう、この時期ならば英単語・熟語・文法は仕上がっていて当たり前です。
長文もただ和訳するだけでなく、文の内容を把握、筆者が何を伝えようとしているのかを徹底的に分析してください。
これは現代文にも通ずることです。
②古文・漢文
現代文に比べれば追い込みは効きます。
両者共、単語と文法は年内には完全に仕上げきってください。これは暗記ものですので、死に物狂いで覚えること
読解問題ですが、現文や英語に比べれば分の長さなんでたかが知れてます。
単語と文法を仕上げてしまえば、ところどころ読めない箇所があっても、全体像は掴めます。
分全体のストーリ性や人間模様を掴むことも、文系の方なら当然必要ですが、これは当時の時代背景などの知識さえ持てば
理解することはさほど難しくはなく、短時間で覚えてしまうことも可能です。
②社会選択の方
日本史・世界史ですね。
国立編でも述べましたが、暗記の物量が多く、量力は必要ですが、この時期ならばある程度は頭に入っているはずです。
また、写真からどの時代の何なのかを知っておく必要がありますが、こちらも積み重ねですので、本番まで計画を立てて、
出来る限り頭に入れていってください。
④数学選択の方
文系の方にも頃頃はたくさんいらっしゃいます。
当然、難易度は理系に比べれば劣りますが(例え東大や早慶でも例外ではありません)、他科目に時間を取られている文系受験生の方に理系レベルの思考を求めるのは酷かと思います。
国立編でも述べましたが、Ⅰの2次関数など、他の単元にも適用させる単元はもうこの時期に確実に仕上げておくこと
数ⅡBの数列・ベクトルなどはⅠAよりは単元そのものの難易度が上がるので難しく感じるかも知れませんが、基礎レベルの問題集なら仕上げてしまってください。
本番が近づいてきたら志望校の過去問を解いてみて単に出題傾向だけでなく、自分の解き方と解答の解き方を照らし合わせて、どこが何故違うのかを分析してみてください。
最低限の数学的思考レベルが完成されていれば理解は可能です。
早いものでもう12月に入りました。年が明ければもう入試です。
皆さん、悔いを残さないように日々精進してください。
ご検討を祈ります。