こんにちは!武田塾岡山西口校の講師岡です。いつもブログを見てくれてありがとうございます😊
受験の天王山と言われている夏真っただ中でありますが、いかがお過ごしでしょうか?
外はとても暑いので、水分補給をこまめにして体調管理も大切にしてくださいね!
さて、今回のテーマは化学ということで、私が受験生時代どのように勉強していたのかをお話させていただきたい思います。
化学の勉強法に悩んでいる人は是非参考にしてみて下さいね☆
単元の学習の進め方
と、その前に、一つ言っておきたいことがあります。
化学の範囲は非常に広く、高校三年間のカリキュラム通りに進めると受験シーズンに全範囲を終えるのがやっとです。
高校の授業通りの進度で進めてしまうのは、受験で合格という結果にコミットしている方法とは言い切れません!
一回履修したくらいでマスターできるほど受験化学は甘くないですw
共通テスト1ヶ月前までにある程度の実力(二次試験対策も含む)が付いていて、共通テスト直前の隙間時間で暗記系の総復習が行えるくらいの時間を残せるように逆算して自己の進行状況をマネジメントしてくださいね。
それでは見ていきましょう!!
理論化学編
どの大学でも必ず問われる分野ですね!化学の範囲の中で一番重要と言っても過言ではないと思います。必ず得意分野にしましょうね!
とはいえ、そんなこと受験生の9/10知っているとは思いますし、バチバチに対策してくることなんて大学側も百も承知だと思います。
志望大学の赤本とにらめっこしたり、実際に解いてみたりして到達目標点の難易度を確認してくださいね。
また、化学で一番難しい範囲でもありますので、解いても解いても自信が付かず、難航してしまうことがありますが、化学は理論だけでは当然ないので、ある程度の学習が終わり次第有機化学に移行してくださいね!!
次に具体的な戦略について述べていきたいと思います。
参考書
やはり学校の先生より合格実績を出している大手看板予備校講師や、有名大学出身の著者の参考書の方が分かりやすいに決まってます。また、参考書なら朝の4時でも親身に対応してくれますしねw
店頭で気に入ったものを手に取って、受験まで恋人のように接してくださいw
とはいえ、参考書だけじゃどうしてもわからないってことがあると思うので、その時は先生や武田塾の講師に聞いてみましょう。
問題集
詳しい問題集は武田塾の無料相談会などで聞いて下さい。
地方国公立の医学部志望の者は高校二年生の夏までに重要問題集のB問題まで理論は完成していたら言うことないと思います。
聞いた話旧帝もこんな感じでいいんじゃない?って友達が言ってました。
地方国公立や旧帝レベルなら高3から新演習もやりたいので余力があるなら高3から移行できるように逆算して計画してください。
有機化学編
参考書
理論化学同様です。
問題集
「ゑ?理論の後は無機じゃないの?」って思った方も多いと思いますが、個人的にはこの方がいいと思います。やはり無機の方が直前にした方がいい気がしますしね、覚えるだけですし。
高2の夏休み明けから高3の始業式までに重要問題集のB問題まで終了していたら文句ないと思います。
高3で新演習に移行できるようにするのがいいと思います。
無機編
参考書
理論化学同様です。
問題集
本当は高3から受験の日までやってほしいところですが、なかなか現役生には難しいとは思います。
ここばかりは「頑張ってくれ」としか言いようがないですねーごめんなさい。
新演習まで回る人はきっと寝てないんだと思います。
最終的に重要問題集のB問題まで出来たら上出来な気がします。
あとがきにかえて
いくつか補足します。
たびたび出てきた「新演習」ですが、イメージは劇薬だと思ってください。
使い方を誤ったら破産します。量を守って服用してください。
問題演習の場だととらえるのが賢いです。
下の出題大学を吟味しながら演習をしつつ、抜けている知識を参考書や重要問題集で埋めていくイメージで取り組んでください。
化学だけが受験ではありません。当たり前ですが何事もバランスです。高校三年生は新演習よりも共通テストで使用する文型科目の学習に充ててください!!!
理系の本当の敵は「英語、国語、社会、共通テスト」
最後にそんな新演習の解答の一ページ目に出てくる、高校生が大好きな一文を引用して締めようと思います。
筆者も高校三年生の体育祭でこれを言って一部大ウケでしたw
以下引用
受験生の皆さんに次の言葉を贈りたい。
1682年に渡米し、ペンシルベニア植民地を創設したイギリスの政治家ウィリアム・ペン(1644~1718)の言葉
『 苦痛なしには勝利なし、荊(いばら)を避けては王座無し』