武田塾大井町校プレゼンツ 大学受験に役立つ日本史シリーズ 富岡製糸場編
こんにちは
武田塾 大井町校です!
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今回は、大学受験のために日本史を勉強している受験生を応援するための記事です!
大学受験では比較的に近代史の出題が多く、共通テストからは知識だけではなく、思考力を問われる問題も多くなっています。
一方、一つのことを深く知っていると案外スルスルと問題が解けてしまうこともあります。
ということで、今回は近代日本産業の代名詞ともいえる「富岡製糸場」を、クローズアップしてみます!
この記事は、富岡製糸場内で販売されている「富岡製糸場ー継承される革新の歴史」を参考にしました。
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群馬県唯一の国宝なの知ってた?
そもそも富岡製糸場は、世界文化遺産に登録されている!
群馬県富岡市にある富岡製糸場は、2014(平成26)年6月、日本で初めて近代の産業遺産として世界遺産に登録されました。
日本初という、武田塾と同じ共通点があって嬉しいですね(笑)
正式名称は、「富岡製糸場と絹産業遺産群」。富岡製糸場は、遺産群の中心的構成遺産として、ユネスコ「世界遺産一覧表」に記載されています。
(67ページから引用)
世界文化遺産に登録された年に、国宝にも指定!
もともと、国の重要文化財にも指定されていましたが、世界文化遺産に登録されたことを期に、同じ年2014(平成26)年12月に国宝にも指定されました。
国宝になっているのは、
繭を保管する倉庫の「東置繭所、西置繭所」と繭から糸を紡ぐ「繰糸所」の三か所です。
参考:富岡市HP
特に、西置繭所は滅茶苦茶きれいになって、内部は博物館になっています!
ぜひ足を運んでみてください!!
(72ページから引用)
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そもそも製糸工場って何?
富岡市にある富岡製糸場では、糸が作られていました。
この糸は、最終的に絹=シルクになります。あのテカテカして肌触りの良い布は、「繊維の女王」とも呼ばれ、これまで世界中の人々を魅了してきました。
当時、ヨーロッパではシルクの需要が高くなっていました。しかし、糸の原料である蚕の伝染病が流行し、ヨーロッパの蚕は約8割死滅してしまいます。
長らく糸を輸出していた中国(清)も、アヘン戦争や太平天国の乱などで国内が不安定となり、糸の生産量が下がってしまいました。
そこで、日本に注目が集まることになりました。
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なんで、富岡市に工場ができたの?
明治政府は、絹の原料である蚕から作られる「生糸」に着目し、これを世界に向けて大量に売ることで、国を豊かにしようと考えます(富国強兵)。
江戸時代にも生糸は各地で生産されてきましたが、手作業で行われていたため(家内制手工業 / マニファクチュア)、作れる量に限界がありました。
そこで明治政府は、生糸を大量に作るノウハウを持つフランス人を雇うことにします。
雇われたフランス人のブリュナは、日本全国を巡ります。
ブリュナは
①生糸の原料になる蚕の生産が昔から盛んで
②工場を作るための広い土地が確保でき
③生産した生糸を運ぶのに便利な川が近くにあり
④工場に設置される機械を動かすために必要な石炭が採れて
⑤地元の理解を得やすかったため、
富岡市に工場を作ることを決めました。
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JK主体の職場?!
工場内には、生糸を生産するための複雑な機械が所狭しと並んでいます。
そのため工場で働くには、器用で比較的小柄な女性(=工女)が適していました。
全国から、14~20歳の比較的若い女性が集まり働いていました。
ここで技術を学び、地元に戻って貢献することが求められ、毎年人の入れ替わりが激しい職場でした。
全国から年頃の娘が集まっていたため、出身地域ごとにライバル意識も生まれました。
自分たちよりも遅く入ってきた女性たちが、出世することに腹を立て抗議するために、夏の盆踊り大会をボイコットするにまで至ったと言います。
まさに、激しい女のバトルが繰り広げられていました(笑)
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実は最近まで稼働していた⁈
明治政府が1872年に作った富岡製糸場ですが、雇っているフランス人への給料支払いや原料となる蚕から作られる繭の価格が高くなり、次第に赤字になっていきます。
赤字を解消するため、1893年(明治26年)明治政府は財閥の三井家に工場を払い下げます。
その後業績は順調に良くなり、1936年(昭和11年)には過去最大生産を達成し、900名を超える女性が働いていました。
出典:農林水産省HP
しかし太平洋戦争が近づいてくると業績が悪化し、富岡製糸場は1939年(昭和14年)当時業界一位の片倉製糸紡績株式会社に合併されました。
安価な化学繊維のナイロンが主流になるにつれ、生糸の需要はどんどん少なくなり、富岡製糸場は1987(昭和62年)に操業を停止し、その役割を終えました。
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まとめ
富岡製糸場について深堀してみましたが、いかがでしたでしょうか?
日本の近代化や生糸の生産と輸出は入試でも頻出分野です。
これを機に、復習してみましょう!!
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