2021年度の大学入試はAO入試・推薦入試も変わります

小田原校・

2021年度 AO入試・推薦入試に変化が起こる

いつもブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。
授業をしない!でおなじみの 武田塾 小田原校 です。

2021年度の入試より、センター試験が「大学入学共通テスト」へ変わることは皆様も既にご存知かと思います。
ですが、あまり知られていないのが「AO入試」「推薦入試」も変わるということ。

今回はそのAO入試、推薦入試が一体どのように変わっていくのかについてお話をしていきます。

AO入試・推薦入試の変更点

2021年度、大学入試が変わる ”大学入試改革”

「2021年度より、現行の大学入試センターが廃止され、新たに大学入学共通テストが始まる。」

テレビやネットなどたくさんのメディアで取り上げられ注目度を高めてきた、この大学入学共通テスト。

 

なぜこのタイミングでセンター試験が廃止され、大学入学共通テストに変更となったのか皆さんはご存知ですか?

そこには文部科学省が推し進めている”大学入試改革”というものが背景にあります。

大学入試改革で変わるのは”センター試験”だけではない

本を開く男の子-min

実はこの大学入試改革で改革の対象となるのは「センター試験」だけではありません。

まさに今ご紹介している「AO入試・推薦入試」も改革の対象となっているのです。

 

学力不足に対応するための改革

文科省によれば、

『AO入試・推薦入試の中には、本来の趣旨目的に沿わず、単なる入学者数確保の手段となっているものもある』

『一部のAO入試や推薦入試においては、いわゆる「学力不足」と揶揄されるような状況も生じており、入学後の大学教育に支障を来すことが問題となっている』

との認識を発表しています。

 

今までのAO入試や推薦入試では、ほとんどの大学で個別の学力試験を課さない入試形式を採用していました。

しかし、その「個別の学力試験」を課さないために『学力不足』を生じさせていると文科省は指摘しているのです。

学力や技能を問う形式へ

このことから、

【今後、AO入試・推薦入試でも国立私立を問わず、学力や技能を必ず問う試験形式】

になる、ということが発表されています。

 

また「大学入学共通テスト」の試験結果を加味した上で、出願条件や小論文、面接などによる評価によって合否を判定するといった形式になることも予想されます。

 

いずれにせよ、大きく変わるポイントとして言えるのが

「AO入試も推薦入試も、学力や知識について問われるようになる」

ということです。

AO入試・推薦入試 で評価されるようになる 「学力の3要素」

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文部科学省の発表によれば、大学入試改革の目的として

【受験生の「学力の3要素」について、多面的・総合的に評価する入試への転換】

とされています。

 

当然、改革後のAO入試・推薦入試でもこの指針に基づいて実施されていくようになります。

「学力の3要素」とは、

1.知識、技能

2.思考力、判断力、表現力

3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

のことです。

 

これらは2020年度に、新たな大学入学者選抜実施要項により実施されるようになります。

(大学入学者選抜実施要項とは、文科省から各大学に通知される入試のルールのことです。各大学はこのルールに従った入試を実施しなければなりません。)

入試の日程も後ろ倒しに

また、これまでのAO入試や推薦入試の問題点として「早期の入学者の確保」という問題がありました。

この問題を踏まえ、受験生の早期確保を防ぐために入試の日程が後ろ倒しになるという発表も出ています。

現在ではAO入試出願時期が「8月」であるのに対し、総合型選抜試験改定後では「9月」となっています。

(改定推薦入試である学校型選抜では現行通り11月以降です)

 

このことからも、早期合格による勉強意欲の下降を防ぎ、大学での勉強のために必要な学力を身につけるということが文部科学省の狙いとしてあると言えるでしょう。

AO入試・推薦入試 でも英語が重要となる

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さて、ここまでお話した中でAO・推薦入試が「学力がより問われる入試」へと変化していくということがお分かり頂けたかと思います。

 

その学力というところに焦点を置くと、ここでもやはり英語が入試を左右するようになる可能性が高いです。

先にお話した文部科学省の大学入学者選抜実施要項には、英語の技能に関することも新たに記載されています。

 

『受験生に英語の試験を課す場合、4技能を総合的に評価するよう務める』とされ、その注釈には『総合型選抜・学校推薦型選抜においても推奨する』と明記されています。

 

したがって、この英語4技能に関しては、大学入学共通テストの新しい単元だけでなく総合型選抜・学校型選抜(AO入試や推薦入試)にも採用されていく可能性が非常に高いのです。

今後はこの英語に関して、どれだけ学力をつけることができるかが合否を左右していくカギになりそうです。

追記(2020/5/11)

実際の大学入試の中で、日本大学の2021年度の学校型推薦選抜では、一部の学部で英語外部試験の一定以上の結果が受験資格になっています。

AO入試・推薦入試改革のまとめ

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①AO入試は「総合型選抜」、推薦入試は「学校型選抜」へと名称を変更

【総合型選抜】

実施要項にある『知識・技能の習得状況に過度に重点をおいた選抜とせず』の記載が削除

【学校推薦型選抜】

実施要項にある『原則として学力検査を免除』の記載が削除

②入試日程の変更

【総合型選抜】
出願時期…9月以降(現行は8月)、合格発表時期…11月以降(現行は特に規制なし)
※新型コロナウイルスの影響により、2021年度は出願時期が9/15以降となりました。

【学校推薦型選抜】
出願時期…11月以降(現行通り)、合格発表時期…12月以降(現行は特に規制なし)

③調査書や推薦書の内容が見直しに、本人記載の提出用書類を多様化、内容の充実化

調査書の変更点

調査書に関してはの「指導上参考となる諸事項」の欄を拡充し、以下のように項目を増やし、より具体的な内容を確認できる調査書に変更される予定です。

①各教科・科目及び総合的な学習の時間の学習における特徴等
②行動の特徴、特技等
③部活動、ボランティア活動、留学・海外経験等
④取得資格・検定等
⑤表彰・顕彰等の記録
⑥その他
※生徒会活動や学校行事など特別活動における生徒の活動状況については、「特別活動の記録」に記載する。

 

また、現在調査書に記載されている評定平均に関しても、取り扱いが変わってきます。

呼称を「学習成績の状況」に変更し、単なる数値としての評価にならないように見直しが検討されています。

 

さらに、調査書は電子化を進め、いずれはインターネット出願に利用しやすい形式に変わっていくようです。

推薦書の変更点

推薦書もより内容を充実させ、長所のみに重点を置かない形式に変更されます。

・「知能・技能」
・「思考力・判断力・表現力」
・「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」
に関する記載が必須に。

 

また、その際に「努力を要する点」、つまり現在の弱点に関しても記載を求められるようになります。

提出書類に関する変更点

●活動報告書を活用する場合は高等学校までの活動の履歴が把握できるようにするため、

・「総合的な学習の時間」等において取り組んだ課題研究等
・ 学校の内外で意欲的に取り組んだ活動(生徒会活動や部活動など)

の記載が求められるようになります。

 

●大学入学希望理由書や学修計画書を活用する際には、

・入学希望理由
・入学後に学びたい内容とその計画
・大学卒業後の目標

の記載を求められるようになります。

 

この他にも多く変更点はありますが、共通するのは具体性が求められること。
そして、試験の中では、このような提出書類の多くを活用したプレゼンテーションを求めることも検討しているようです。

試験では、小論文・プレゼンテーション・各科目に関するテスト・大学入学共通テストのいずれかの活用を必須に

学校 教室

◆各大学が実施する評価法(小論文等、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績など)

◆大学入学共通テスト(外部英語検定含む)

この2点のいずれかを必須とします。

 

つまり、これまで以上に学力を含めた多方面から評価を行う形式に変わるのです。
表面的な対策だけで乗り切れる試験では無いのは間違いないですね。

合格後も学力向上を目指す仕組み作り

パソコンとノート

これまで入学前教育に関しては、大学側より合格者へ課題を設けることを求めていました。

ですが、実態としては多くの早期合格者に課題は課されておらず、学習意欲は低下する傾向にありました。

そこで下記のように変更が行われる予定です。

 

・12月以前に入学手続を行った生徒に対しては、積極的に入学前教育を講ずること
・学校型選抜の場合、入学までの学習計画を立て、実施状況を高校側が大学側に報告するなどの連携をとること

 

簡単に言ってしまえば、「合格しても勉強を続けなければならない制度」に変わっていきます。

2021年度の入試変更点をまとめました

2021年度入試の変更点を武田塾小田原校が紹介|まとめ記事リンク

総合型選抜、学校推薦型選抜 はあくまでも手段の一つ

2021年度の入試は、新型コロナウイルスなどの影響もあり、より早く合格を掴みたいと考える傾向が強いと思われます。
そうなると、既に人気の高い総合型選抜や学校推薦型選抜の倍率などは更に上がっていきます。
安易に「総合型選抜」「学校推薦型選抜」のみを受けようと考えている方は危険です。

入試時期の遅さから、不合格や行きたい大学の推薦を受けられない場合に次の一手が無くなってしまう可能性があるのですから。

あくまでも手段の一つと捉え、一般入試も見据えた学習をオススメします。
こういった努力は、大学に入ってからの学習に役立ちますよ。

逆境こそ成長できるチャンス!指定校推薦で受かった友達よりいい大学に入ろう!!|受験相談SOS vol.1758

これらを踏まえて、結局どう対策すべきなのか?

大学入試改革については、まだまだ不透明で明確なことが決まっていません。

 

ですが、困るのは受験生。

実際にどう対策して、どう受験に望むべきなのかが難しいところです。

 

常に最新情報を確認しながら、勉強も頑張るのは中々難しいですよね。

入試の対策や、受験方法などは武田塾小田原校に任せて下さい!

最新情報を元に、適切な対応をご紹介していきます。

 

大学入試改革で明確な変更点は一つ 

「学力がこれまで以上に重視されること」

 

ひとまず、今できる勉強から始めてみませんか?

早めのスタートで、ライバルと差をつけましょう。

 

武田塾小田原校では、勉強の進め方・やり方はもちろん、受験方法に関するご相談も無料で受け付けております。

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