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1年の勉強計画について

こんにちは。武田塾御茶ノ水本校講師のKです。

今回は、現役で志望校に受かるための1年の勉強計画について書きたいと思います。

 

受験勉強は、複数の科目の勉強を同時並行で進めなければいけません。どの科目を、いつまでに、どの程度まで完成させればよいのか、という目安をつくって1年の計画をたてる必要があります。

 

 

まず1年を、夏休みが終わる8月までの前半と、9月から本番までの後半に分けて考えます。基本的には前半が基礎固め、後半を応用にあてるイメージです。センターを受ける人は12月くらいからセンターの勉強、1月からは実際に試験が始まり、新しいことを勉強する時間はとれないので、実際には前半4月~8月の4か月、後半9月~11月の3か月、計7か月しか勉強できません。思ったより時間は少ないですよね。

 

前半で最も力を入れるべきなのは英語数学です。

英語は夏休みが終わるまでに単語・熟語、文法、英文解釈まで終わらせておくと、9月からは長文読解や過去問演習に集中できます。単語や文法は忘れないように振り返る程度でよいので、後半は英語の勉強時間をかなり減らすことができます。

数学は夏休みが終わるまでにどれだけしっかり基礎を固めることができるかが、後半の伸びに影響します。基礎問題精講をしっかりやりこみましょう。

理科や社会が2科目ある場合は、どちらか1科目を優先して夏休みまでに完成させて(できれば過去問レベルまで)、もう一方は夏休み以降に取り組むと決めるとよいと思います。

 

 

 

私の場合は理系で物理と化学を選択したのですが、物理を先に完成させて、化学は9月からと決めていました。8月終わりの志望校模試で化学は3割くらいしかとれていませんでしたが、そのかわりに9月からはそれまで英語にあてていた時間もすべて化学に使って猛スピードで勉強したので、受験本番までには7~8割はとれるようになりました。

 

 

2科目並行して取り組むのもよいのですが、難しい応用問題に取り組む時期が重なってしまい、負担が大きいです。また1科目に集中したほうが頭の切り替えも必要ないので、一気に効率よく勉強を進めることができます。模試の判定が悪くても、まだ勉強していないから仕方がない、と割り切ることができるので、必要以上に不安になることがありません。

 

あくまで一例であり人それぞれですが、これから受験勉強を始めようとしている現役生の中には、何から手をつけたらよいのかわからないという人も多いと思うので、参考にしてもらえると嬉しいです。

新学期、良いスタートがきれるよう応援しています!

 

 

 

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