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「物理勉強法」

こんにちは。武田塾御茶ノ水本校講師の鶴見です。

今回からは自分の行っていた物理の勉強法について記述しようと思います。実際、数学の勉強と似ている点もあるので、以前に記述したものと被る点については、多少簡潔に記そうと思います。では、3つの項目について説明しようと思います。

1.公式をしっかり覚える

まずこれができないと物理は始まりません。問題を解くためには公式をしっかりと覚えていることが必須条件です。では、どのように覚えればいいかというと、その方法は2通りあります。一つは公式そのものを証明するという方法です。この方法は公式そのものをしっかりと理解出来る点が魅力です。その公式に関する多少ひねった問題が出ても、対応しやすくなると思います。さらにもう一つの利点としては事実上公式を完璧に覚えられるということです。どういうことかというと、その公式をゼロから作ることができれば、もし忘れてしまっても自分で導くことができるので、その公式を覚えていないがために問題が解けないという状況がほとんどなくなるということです。公式の証明は教科書に示されているので、確認してみてください。もう一つはその公式に関する問題の演習をひたすら行うという方法です。当たり前ですが、公式は覚えるためのものでがなく、問題を解く過程で使うためのものであるので、問題を解きながら覚えることが理にかなっていると思います。この方法は公式を覚えると同時に問題演習を行えることが利点です。最初は公式を見ながらでもいいので、見なくても解けるようになることを目標にひたすら問題を解いてください。上記のように、公式をただ眺めるということは避け、ペンを動かして覚えてみてください。

2.典型問題を完璧に解ける様にする。

物理には数学と比べてはっきりとした典型問題があります。入試問題でも似たような問題が多々見られます。そのため、これらの問題を完璧にすることは入試で点数をとるためにはとても有効です。では、この典型問題を完璧にするためにはどうすればよいか。この3シリーズをひたすら解いてください。

      

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これらの3冊にはレベル別に典型問題が豊富に掲載されています。これらの3冊をひたすら解くことで典型問題は自然と身についていきます。模試でも「この問題見たことあるな」と感じる場面に遭遇する機会が増えると思います。覚えるくらい何度も何度も解いてください。

3.問題を解いていく中でパターンを習得する。(個人的には最も重要な事項だと思います。)

物理で問題を解くために必要なことは何か。それはまず正しく公式を用いることです。物理では分野ごとに用いる公式が決まっています。力学であれば、運動方程式。電磁気であれば、キルヒホッフ第2法則。熱力学であれば、状態方程式、といった感じです。さらにコンデンサーであれば、Q=CVのようにさらに細かく分類され、このように使う公式を分類していくと、問題ごとに使う公式がだいたい定まってきます。この操作を問題を解いていくうちに行ってほしいです。この分類をしっかり行っておくと問題を見たときに「この問題ではこの公式とあの公式を用いるはずだ」と解答の方針が即座に浮かぶようになります。日ごろ、問題演習を行うにあたって、この分野の問題ではこのような公式を使うというパターンを確立していって下さい。方針が一気にたてやすくなります。

物理についてはこれで以上になります。読んで下さりありがとうございました。

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