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【武田塾厳選】共通テスト対策方針とオススメ参考書ベスト3

こんにちは、武田塾御茶ノ水本校です。

本日は、今年度から導入が始まる共通テストについて解説していきます!

センター試験から共通テストへと変更されたことで、

これまでの入試とは大きく対策が変わることが予想されます。

 

「どうやって対策を進めていけばいいだろう」

「おススメの参考書が知りたい!」

「私大志望でも受けるべきなの?」

などなど、共通テストへの様々な疑問にお答えしていきます!

<目次>

0.共通テストは私立大学志望でも必要なのか

1.おススメの共通テスト対策の参考書ベスト3

2.科目別 共通テスト対策の進め方

3.共通テスト対策の鬼門・現代文について

4.まとめ

 

 

0.共通テストは私立大学志望でも必要なのか

まず、そもそも共通テストへの変更の影響はどの受験生にまで及ぶのでしょう?

中には「私大志望だから関係ない話」と考えている人もいるのではないでしょうか?

先に結論を言ってしまえば、「センター試験以上に私大志望も受けるべき」です。

 

今まではセンター利用入試を採っている大学や学部は限られていたのですが、共通テストではそれが増えることが考えられます。

また、以前のようなセンター試験の結果のみで合否をきめる「センター利用」とは違った方式をとる大学もあります。

具体的に共通テストを利用することとなった私立大学・学部を見ていきましょう。

 

共通テストを利用する難関私大① 立教大学

 

立教大学では、文学部以外の学部の一般選抜試験で大学独自の英語の試験が廃止となり、

共通テストあるいは4技能試験のスコアを利用することとしました。

(文学部も共通テスト等のスコアを利用した受験が可能です。)

方式としては、共通テスト英語の得点大学独自の試験2科目を合わせた3科目で合否を判定します。

また、立教大学は以前からセンター利用入試が行われていましたが、

こちらも引き続き共通テスト利用入試として行われるようです。

 

共通テストを利用する難関私大② 青山学院大学

 

青山学院大学では、ほとんどの学部学科で最も募集人員の多い選抜方式の入試に共通テストが組み込まれています。

例えば青山学院大学の経営学部経営学科A方式では、

共通テストの『英語』『国語』『地歴公民または数学のうち1科目』の合計点数と、

英語の独自問題150点満点の点数を合算して合否を判定します。

よって共通テストの点数が全体の6割以上を占めることとなります。

他にもこのような方式のものがありますので、自分の志望する学部は要チェックです。

(中には経済学部など、共通テスト利用入試以外では共通テストを組み込まない学部もあります。)

 

共通テストを利用する難関私大③ 上智大学

 

上智大学は「共通テスト利用型」「学部学科試験・共通テスト併用型」「TEAPスコア利用型」

という3つの受験方式があり、共通テストが必要となるのはこのうちの前者2つです。

 

共通テスト利用型は、共通テスト4教科のみで合否判定を行うというものです。

そのため大学独自の試験は行われません。

学部学科によって指定される試験科目は異なるため、自分がどの教科を必要とするのかを把握しておきましょう。

例外となるのが神学科・心理学科・看護学科で、これらは共通テストに加えて面接による合否判定が行われます。

 

学部学科試験・共通テスト併用型は、

共通テスト3教科と大学独自の学部学科試験の2種類によって合否判定を行う入試方式です。

神学科・心理学科・看護学科はこれらに加えて面接による合否判定が行われます。

こちらも学部学科によって指定される試験科目は異なっています。

 

以上のように、センター試験以上に利用度が高まっている現状、

私大志望の受験生も共通テスト対策を行う必要性はとても高いです!

 

早稲田などのその他大学も含めた詳しい変更点の記事はこちら↓

【早慶上理GMARCH完全解説!】共通テストで私大はこう変わる!

 

1.おススメの共通テスト対策の参考書ベスト3

共通テストがほとんどの受験生に必要な試験となることがお分かりいただけたでしょうか。

それではここから、どのような対策を行うべきなのかを見ていきましょう。

まずは武田塾がおススメしている共通テスト対策の参考書ベスト3をご紹介します!

 

第3位:『きめる!共通テスト』シリーズ  &『点数が面白いほどとれる本』シリーズ

 

この2つは共通テスト対策法を教科書のようにまとめた講義本です。

「そもそも共通テストへの挑み方がわからない」という人向けのものとなっています。

 

どちらも同じような内容の参考書なので、

両方ともやるのではなくどちらか一つを選んで取り組みましょう。

どちらが進めやすいかは好みが別れるのでわかりやすいと思ったものを進めましょう!

 

この2つのシリーズは全科目網羅されていますが、

おススメする科目は英語・国語・理科基礎・公民です。

英語と国語はセンター試験から方式が大きく変わっており、

理科基礎と公民は元からセンター試験向けの参考書がほとんどだったため、

この4科目が特に効果的と言えます。

 

第2位:『大学入学共通テスト 予想問題集』シリーズ

この参考書では試行調査2回分と予想問題2回分が載っており、

共通テストの実践問題をコンパクトにこなすことができます。

抑えるべきポイントがまとめられており、使いやすいのが特徴です。

中でも数学のポイントの整理がわかりやすく、

要点がまとめられているのでおススメです。

 

第1位:『共通テスト実戦模試」シリーズ

予想問題が大量に収録されているのが一番の特徴です。

試行調査の練習をどう進めるか困っている人にはとても使えます。

練習量をこなすのに最適で、実質過去問として取り組んでいい参考書だと言えるでしょう。

 

主要科目は問題数が揃っていますが、理科基礎や公民などは量が足りていないため、

その科目は『共通テスト赤本シリーズ』という参考書で実践量の補填を行いましょう。

『共通テスト赤本シリーズ』は試行調査とセンター過去問がまとめられた参考書です。

 

 

2.科目別 共通テスト対策の進め方

どのような参考書を使えばよいか、イメージはついたでしょうか?

しかし、何も受験勉強の基礎ができていない状態で共通テスト対策を進めても、

思うように実力が伸びないものもあります。

それでは科目別にどのような段階を踏んでいけばいいかを見ていきましょう。

 

英語・国語・数学

この3教科に共通して言えるのは、ピンポイントの対策よりも基礎固めが必要であるということです。

そのためいきなり共通テスト対策の参考書を始めても、実力はつかないです。

 

まずは日大ルートの参考書で基本的な知識(英文法や英単語、数学の公式など)を身に付けましょう!

そのあとは『きめる!共通テスト』シリーズといった講義系の対策本で出題傾向の把握を行い、

それが終わったら『共通テスト実戦模試』シリーズで問題量をこなしていきましょう。

 

↓英語日大ルート2020の進め方はコチラを参照↓

 

 

歴史・理科(基礎なし)

これらの科目は基礎固めが必要である点は英数国と変わりはありません。

なのでまずは日大ルートを完璧にしてから共通テスト対策を進めるようにしましょう。

 

英数国との違いは、基礎固めが終わった後に対策本に取り組む必要がなく、

そのまま実戦系の参考書に進んでよいという点です。

基礎が十分に身についたと感じたら、『共通テスト実践模試』シリーズにそのまま取り掛かりましょう。

 

地理公民・理科基礎

これらは日大ルートを進めず、いきなり共通テストの対策を始めていい科目です。

ほとんどの場合で共通テストのみで必要となるものですし、対策本のみで知識を十分身に付けることができます。

まずは講義系の参考書で知識量を増やして、その後実践問題を解いていきましょう。

 

 

3.共通テスト対策の鬼門・現代文について

共通テストへの変更で受験生の皆さんが番悩みを抱えているのが現代文の対策ではないでしょうか?

現代文は全科目の中で一番大きく変わることが予想される教科です。

試行調査では詩の問題や資料の読み取り問題など、センター試験では考えられなかった問題が出題されていました。

 

そこで、ここでは現代文にフォーカスして、どのような参考書を使って共通テスト対策を進めればよいかを解説していきます!

紹介するのは先ほどもオススメしていた講義系参考書『きめる!共通テスト』『点数が面白いほどとれる本』です。

前述では「どちらか一つを選んで取り組みましょう」と言いましたが、現代文は少し様子が違います。

 

根本的な読解力を養う『きめる!共通テスト 現代文』

『きめる!共通テスト 現代文』は設問ごとの対策を行うというより、

文章の正しい読み方を身に付けてどのような問題が出ても対応できるようにする

というのがこの参考書の狙いです。

センター試験対策の参考書を、共通テスト向けにバージョンアップさせたというイメージです。

そのため試行調査で出題された詩の問題は、取り扱っていません!

 

試行調査にフォーカスした『国語[現代文]の点数が面白いほどとれる本』

こちらはセンター試験の問題の傾向も踏まえながらも、試行調査にフォーカスした対策本です。

試行調査で出題された問題を、章ごとに分けて解説しています。

なのでもちろん詩の問題資料の読み取り問題が網羅されています。

もし本番の共通テストが試行調査通りに出題されるのであれば、

ピンポイントで対策が行えるのはこちらということになるでしょう。

 

2つの参考書、どちらを選ぶべき?

それぞれ違った特徴を持つ『きめる!共通テスト現代文』『国語[現代文]の点数が面白いほどとれる本』ですが、

これに関しては、両方とも取り組むのが効果的でしょう。

あるいは現代文の基礎が固まっている人であれば『点数が面白いほどとれる本』のみで、試行調査の出題を把握するのも良いです。

 

 

4.まとめ

ここまで共通テストについて徹底解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。

共通テストは試行調査さえ行われたものの、本番でどのような問題が出るかは、本番になるまでわかりません。

まだまだ不確定要素の多い新制度入試ですので、この記事を読んでなお不安があるという人もいるでしょう。

そのような人はぜひ一度武田塾の無料受験相談にお越しください!

 

 

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