武田塾御茶ノ水本校の太田です。
夏も終わり、受験も迫ってきたところで、科目を絞る選択を検討している人が多いと思います。
今まで勉強してきた科目を絞って勉強に臨む人は体感、合格が難しいと考えています。
誤解しないでいただきたいのは、科目を絞るということは合格率を上げる選択として、効果がとても高いです。なぜならば、一科目にかける時間が増えるからです。
選択と集中をすることで、自分が保有している時間というリソースを必要なものに対して、最大化、最適化できます。
しかし、多くの場合は成功しません。それはなぜか、お話をしていこうと思います。
①科目を絞ることで受験できる大学が減る
例えば古文漢文をやらないことになると、受験できる大学が減ります。そうすることで、今まで
受けようと思っていた大学が受けられなくなり、モチベーションが低下してしまう人が多くいます。
②科目を絞ったら勉強時間もその分減った
こちらが、主な理由になるかと思います。科目を絞る選択をした人は勉強が思うようにできなかった人が大半だと思いますが、科目を絞ったらその分勉強時間を減らしてしまう人が多いのです。
例えば1日英語2h 現代文2h 古文漢文1.5h 社会2hかけていた人は本来、古文漢文の分を振り分けて各科目の勉強を2.5hにするべきところを2hのままで収めてしまう人がとても多いのです…
結局、状況は変わらず、そのまま受験に突入し、失敗を産んでしまいます。
まとめ
科目を絞る選択をした人は、今まで思うように勉強時間が取れなかったことをしっかり反省し、その後の戦略に活かすようにしましょう。総勉強時間をむしろ増やし、1教科あたりにかける時間を増やしましょう。
また、モチベーションが下がらないよう、科目を絞って受けられる大学の中で本当に入りたい大学があるのか、再検討していきましょう。
武田塾では無料受験相談で科目を絞った後の戦略について、相談できます。
各々の事情を加味した上で、最適な戦略を提示できますので、ぜひお気軽にご相談ください！
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