ブログ

【1・2年生向け】ピンチをチャンスに変えろ!外出自粛中の勉強法!

こんにちは!武田塾大府校の匿名希望の講師です...♠

新型コロナウィルス蔓延防止のために休校になってしまった学校も多い中で、今回は外出自粛の際の勉強法を紹介していきたいと思います!

自宅待機のイラスト文字「STAY HOME」

休校になってしまって、家で暇を持て余してしまっている方も多いのではないでしょうか。

家にずっといるとストレスも溜まりますし、勉強をしようと思ってもなかなか集中できないと思います。

だからこそこの時期にしっかり勉強ができた人は、のちのち周りと差をつけることができると言うこともできると思います。

 

そんな中で、集中して」「短時間で」「効果的な勉強を行うコツを提案していきます!それでは行きましょう!

 

「集中して」勉強するには

家には誘惑するものがいっぱい...。スマホ、テレビ、漫画、美味しそうなおやつ、等々..。

今挙げたものを家から取り除くことは不可能です。この状況の中でいかに勉強できるか、というのが前提です。

 

少し逆説的ではありますが、集中できていればこういったものに対して興味がわくことはありません

。スポーツをやっていた人ならば体験したことがあるかもしれませんが、人は極度の集中状態に入る(ゾーンに入る)と雑音などの不必要な情報をシャットアウトするようになります。

 

では、どうすれば集中できるのか。

 

①自分の部屋で勉強するのをやめましょう!

人間というのは愚かなもの(が多い)です。自分の部屋でいると、監視の目が無いのをいいことに怠けるようになります。これはもうどうしようもないです。

これを防ぐには人がいるところで勉強をするしかありません。もし可能であればリビングなどのほかの家族がいる部屋で勉強をするのが良いと思います。

 

②生活環境音をシャットアウトしましょう!

目が冴えてしまって眠れない夜などに、家のどこかでちょっとした物音がするとすごく意識してしまいますよね...。

誰しもがこんな経験をしたと思いますが、思っているよりも私たちは音に敏感です。

集中すれば音が聞こえなくなりますが、集中するためには音をシャットアウトしてしまうのが速いと思います。

具体的には、耳栓をして勉強するイヤホンをして音楽を聴きながら勉強するといった方法があると思います!

音楽を聴きながら勉強すると効率が落ちるというデータもありますが、筆者の経験上では歌詞のない音楽、クラシックやインストルメンタルなどであればそこまで邪魔に感じませんでした。

 

③目標を決めてやることをはっきりさせよう!

集中するのに大事な要素として「その日の目標を事前に決めて、それをやり切る」ということがあります。

これは当たり前の話のようにも思えますが、自分に課す目標というものは総じてあいまいなものが多いため、実際にこれを遂行できている人は少ないのではないでしょうか。

勉強をやり始めるときに「世界史のだいたいこのへんの時代をやろう」といった感じでぼんやり取り掛かる人も多いと思いますが、これは集中して取り組めるような目標とは言いにくいです。

 

目標を決める際には2つポイントがあります。

 

1つ目は、勉強する範囲を決めるときには必ず根拠を持って範囲を決めることです

「この分野が苦手だから」「この模試の出題範囲に合わせてこの分野を何日までにやり切りたいから」といった具合です。

ただ何となくで決めた範囲をやることに勉強の価値はあまりありません。

 

2つ目は、自分で決めた範囲を理解しているかどうかをアウトプットを通して判断することです

一般的に暗記系の覚える作業は「インプット」と呼ばれます。

一方で、演習問題を解いたりしてインプットで得た知識を使う作業はアウトプットと呼ばれます。

 

多くの場合、勉強をするときに決める目標はインプットの範囲が多いです。

「英単語を100個覚えよう」、「日本史の奈良時代の政治を覚えよう」。こういった目標も悪くないです。

ただ、しっかり覚えたかどうかは問題を解くことを通して確認することが必要です。

ですので、目標には「英単語を100個覚えて、スペルと意味まで書けるようにする」「奈良時代の政治の流れを覚えて、一問一答形式で確認する」といったようにゴールまで決めたほうがいいです。

 

以上のことを守れば、やることが明確になり勉強するモチベーションを支える目標を作れるでしょう。

耳栓をして勉強をする人のイラスト(女性)

 

「短時間で」「効果的な」勉強をするには

受験までまだ時間はあるが、やれることはやっておきたい。とはいえ、一日中机に向かって勉強するのはしんどい...。

その気持ち、よーくわかります。

特に2年生は、学校の先生から受験のことについて耳にタコができるくらいしつこく聞いている人もいるでしょう。

そのため、受験に対するそこはかとない不安はあるが、どのようにして実行に移せばいいか分からないと悩んでいる方もいるかと思います。

 

また、この時期から生活が勉強一色というのもつらいものです。

受験の準備をしながら、高校生活をエンジョイしたいという願いをかなえるためのアドバイスをします!

 

1,2年の時期の「短時間で」「効果的な」勉強方法は一言に集約されると思います。基礎をしっかり固めることです。

 

これまた使い古された言葉を...。とお思いの方もいるでしょうが、では果たして基礎を固めるために何をやればいいのかパッと思いつくでしょうか。

「言われてみれば、何をすればいいんだろう」という人にために、ここでは(筆者の個人的な意見になりますが)教科ごとの具体的な勉強法を提案していきます!

 

①英語

「英単語」→「文法」→「長文」→「英単語」...

このローテーションに限ります。まずはとにもかくにも英単語を覚えましょう。

だいたいどれくらい覚えればいいのか、代表的な単語帳を用いて例を挙げますと「英単語ターゲット1900」や「システム英単語」などでの1000単語目あたりまでは覚えたいです。

 

それが出来たら、次は文法を覚えましょう。学校で使っている教科書や問題集などを完璧にします。

そして、最後に簡単なレベルの長文問題を解いてみます。そこでつまづいたところや間違えたところはまた次の英単語や文法を勉強するときに活かしましょう。

 

このようなサイクルが英語では受験終盤まで重要になってきます。

今のうちに身に染みこませましょう!

 

②数学

「公式を覚える」「公式が使えるようになる」

1・2年のうちはこれができればとりあえず良いです!

文系の方は公式をそのまま使えば解けるような問題を完璧に、理系の方は黄チャートレベルの問題が完璧になっているとよいと思います。

 

そして、割とみんなが理解していない数学の分野として、集合や要素・命題などの分野があります。

この分野は丸暗記すればいいというわけではありませんが、代わりに一度自力で理解できれば忘れることはありません。

 

また、数Ⅰ,Ⅱの最初の計算がメインの分野があるかと思いますが、これは応用問題までチャレンジしてみてもよいかもしれません。

ここで身につけた計算力は関数や数列の分野に活きてくること間違いなしです!

 

是非、この機会に苦手な分野を抑えるとともに上記のような勉強法を意識して取り組んでみましょう!

 

③国語

「漢字」「古典単語」「古典文法」「漢文文法」

国語においては上記の4つに注力するとよいでしょう。

現代文は正直、漢字以外にやることは特にありません。もしそれだけでは心配な人がいれば、「ことばはちからダ!」「現代文キーワード読解」等の現代文の用語を完璧にする参考書を使ってみてもよいかもしれません。

 

古文に関しては単語と文法を集中的に勉強してほしいです。

もし、「どちらもやるだけの時間がない!」ということであれば古典文法をやってほしいです!

 

漢文はとにもかくにも文法をちゃちゃっと覚えてしまいましょう。

漢文はどんなに細かく書き出してもA4一枚に収まるくらいしかありませんので、案外早く終わってしまいます。

古典や漢文はネットを読み漁れば語呂などがゴロゴロ転がっていますので、そういったものを活用しつつ自習を進めていくのがオススメです!

 

④日本史・世界史・倫理

「教科書を読む」→「一問一答を解く」→「教科書を読む」→「一問一答を解く」....

これは必ず筆者が自分の生徒に対しても紹介する勉強法です。

日本史や世界史、倫理は流れをつかむことが重要になりますが、
何よりもまず重要なのは用語を覚えることです。

用語を覚えた後で流れというものにやっと取り掛かれるという認識でいましょう。

ですので、まずは上記の勉強方法で用語を頭に詰め込んでください!

 

⑤地理・政治経済などのその他の地歴公民科目

「教科書を読む」→「資料集を読む」→「問題を解く」→「教科書を読む」...

地理や政治経済などはビジュアル的に覚えることが重要です。

ただ問題を解くではあまり印象に残りませんので、教科書や資料集を読むことで理解を深めることが重要となってきます。

 

⑥科学系科目

(1)文法、理論など知識を蓄える (2)問題を解く

科学系の科目と一括りで言っても3教科あります。しかし、上記の「文法、理論など知識を蓄える」「問題を解く」という行為の比重を変えるだけでそれぞれの科目の勉強に応用が利きます。

物理は、(1):(2) の比率が 2:8 で勉強をするとよいでしょう。とにかく物理は計算です。

化学は、(1):(2) の比率を 5:5 ほどで考えるとよいでしょう。もちろん、化学は計算を行えることも大事ですが、分野によっては暗記メインの部分も多いです。

生物は、(1):(2) の比率が 7:3 くらいだとよい気がします。生物は物理や化学に比べても覚えることが多いです。計算問題にパターンはそこまで存在せず、典型的なものだけ解けるようにすることが大事です。

文系の人は上記のことが基礎科目でもそのまま当てはまると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

重いランドセルを背負う小学生のイラスト(男の子)

おわりに

上記が筆者の紹介する「集中して」「短時間で」「効率的に」勉強する方法でした!

参考になりましたでしょうか!?

もし、「勉強する方法はわかったけど、実行に移せない」「勉強ができる環境が欲しい!」という方がいましたら、以下の問い合わせボタンを踏んでください!

それでは、またの機会にお会いしましょう!

 

武田塾大府校では、

  • 時間が足りない
  • 復習ってどうやるの
  • 各教科のバランスが分からない
  • 志望校で迷っている

という方の相談に無料でのっています。

受験勉強だけでなく、日々の勉強の仕方、定期テスト対策など、どんな勉強の悩みをご相談ください。

受験相談は本記事の最後にあるボタンから、どうぞお気軽にお申し込みください!

また、お電話でも受験相談をお申込み頂けます。0562-57-5200(15:00~21:30日曜を除く)までどうぞ!

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる