・過去問はゴール、計画表はそれの道しるべ!
高校二年生の皆さん、高二の夏が終わり受験勉強を始める方がいると思います。そんな受験勉強を始めるうえで重要なことは、過去問に一度目を通し、計画表を作成することです。まず、過去問を見ることで自分が受ける志望校の傾向がわかり、自分の目指すゴールが見えてきます。次に計画表の作成は、今知ったゴールにたどり着くための道しるべになります。
これをなおざりにして受験勉強を始めることは、どこにゴールがあるかもわからずに右往左往していることに他なりません。
・過去問研究~ゴールを知ろう~
まず自分の志望する大学の過去問をパラパラと何年か分みてから、一年分解いてみてください。実際私が受験勉強を始めた時もまず初めに過去問を一年分解いていました。
ここで大事なことが三点あります。
・点数は気にしない
・しっかり時間を計り、大問後ごとで休憩ははさまないで解く
・復習を確実に行い、他の年度の傾向も解かなくてよいので目を通しておく
まず一つ目として、点数は気にしないということです。やはり、生徒は目に見えるわかりやすい点数などを気にしてしまいがちですが、高校二年生の段階で良い点数をとれてしまったらその大学よりもワンランク上の大学を目指すべきですし、点数が低くても、伸びしろがあるととらえ、今後の勉強計画に生かす方が重要です。
二つ目として、時間を計り制限時間の間で解くということですが、これは本番と同じ環境で解いてほしいということです。本番では時間が延びるようなことは起きません。
武田塾TVのリンクを貼っておきますので、参考にするのもいいと思います。
ここで山火先生は時間通りに解かなかった年度もあると仰っていますが、個人的にはなるべく時間通りに解くことをオススメします。
三つ目として、復習を確実に行い他の年度と傾向を比較するということですが、過去問研究として解いたとはいえ、やはり復習は欠かせません。私が過去問を復習するときに気を付けていたこととしては、次同じ問題を解いたら満点をとれるまで復習するということです。特に英語、国語、数学、物理などの科目は暗記では限界が来ると思いますし、理解することが欠かせません。過去問を何年か分見てみるというのも、傾向が変わっていないかを確認するためですので解く必要はないと思います。
これも参考程度に武田塾TVのリンクを貼っておきます。
・計画表作成~ゴールまでの最短距離は入念に~
ここから過去問に一度目を通してゴールが見えたら何をすればよいのかというと、計画表作成です。多くの受験生がこれを避け、やらないと思いますが、非常にもったいないことです。
計画表を立てる利点
過去問研究には四つの利点があります。
・ゴールに対する道しるべになる
・勉強「量」が増える
・勉強の「質」が上がる
・生活リズムが安定し、勉強習慣もつく
まず一つ目として、これは何度もこのブログで言っていることです。二つ目として勉強量が増えるということですが、今日の何時に〇〇をするとあらかじめ計画を立てており、それが朝から夜まで続くので自ずと勉強量が増え、だらけてしまうことはありません。そもそもだらけてしまう人は計画表は作りません。
三つ目の質が上がるというのは、いついつの何時に〇〇を✖✖ページやり切るという計画になっているとして、その時間までに終わらせなければいけないという義務感も生まれてくるので、質も上がります。
四つ目の生活リズムが安定し、勉強習慣もつくということも、その人個人の一日のサイクルに合わせた計画表を作成することで生活リズムが安定します。
これも武田塾TVのリンクを貼ってい置きますので参考にしてみてください。
計画表の立て方
しかし計画表の利点がわかっても、どのように計画表を作成していけばよいのか悩む人が多いのではないでしょうか。そこで、ここからは具体的に私が受験生だったころに行っていた計画表の立て方を紹介します。あくまで私一人の意見ですので、一番自分に合った計画表を作成することが重要です。自分に合っている部分があるならば、参考にしてみてください。
まず、なるべく細かく計画表を立てることが重要ですので、例えば朝七時から夜十一時までなど、一時間単位で分けて計画表を作成していました。理由は上記の通り、勉強の量と質を上げるためです。大まかに午前中は〇〇をやり、午後は〇〇をやると決めていては、途中でだらけてしまいます。
そしてこの一時間単位で分けた一日の計画表を二か月分作成します。これは木を見て森を見ずに陥らないようにするためであり、ある程度遠くに視野を持って計画表を作成するためです。受験は長丁場です。次の日の計画表を前日に作っているようだと、その日の状況に左右され、計画表を作る意味はなくなってしまいます。
しかし、人間みんなこの計画表通りに進むわけではありません。やる気はあっても体調を崩したり、どうしてもパスできない用事ができてしまうことはあります。そこで、毎週一日だけオフの日を作るようにしてください。言い換えれば、調整の日を作っておくということです。
このようにして一カ月分が終わったら、新しくもう一か月分を作成していくというのが、私が実際に行っていた計画表の作り方です。
睡眠の重要性
最後に上記でも言った通り、受験は長丁場です。定期テストのような一夜漬けは全く通用しません。
そこで重要になってくるのが、長期記憶であり、言い換えれば睡眠です。
睡眠時間を多く取ることで、勉強したものが短期記憶から長期記憶に変わります。よく受験生は本番が迫るにつれ睡眠時間を削ろうとしますが、最低でも六時間から七時間は睡眠をとることをオススメします。私の計画表も、睡眠時間を削らないように作成することを心掛けていました。
これも武田塾TVのリンクを貼っておくので、参考にしてみてください。
高二生の皆さん、受験は間違いなく自分の人生に直結します。今何をやるべきか、どのように勉強すればよいかなど、しっかり自分の頭を使って工夫して受験勉強をしてください。
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